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トロムソの緯度は北緯約69°と北極圏でも絶好の位置にありますが、メキシコ湾流の影響で気温が大幅に下がることはめったにありません。オーロラ鑑賞時は内陸部へ行くことが多いため気温が下がることもありますが、日中は0°前後の気候の中で比較的快適にお過ごしいただけます。
トロムソ島の対岸にあるストールシュタイネン山は市内を見下ろせる観光スポットとして多くの観光客が訪れます。天候がよければ夜景とともに幻想的なオーロラに遭遇できるかもしれません。「北欧のパリ」ともいわれている夜景は一見の価値ありです!
世界で最も美しい船旅と称される沿岸急行船「フッティルーテン」。船の甲板は建物の障害もなく、変わりゆく風景とともにオーロラを観測できます。オーロラベルト内にある地域だけでなく、ベルゲンやロフォーテン諸島などのノルウェーの沿岸を南北に渡ってオーロラを満喫していただけます。
私がトロムソを訪れたのは1月末の極夜が終わった頃でした。
起床時には外はまだ暗く、10時頃やっと明るくなり始めます。
かと思いきやお昼過ぎにはすぐに暗くなり、日本との日照時間の違いから
北極圏へ来ていることを実感しました。日が昇っている数時間に
スノーシュートレッキングや犬ぞり、ケーブルカーで山へ昇るなど自然を存分に味わい、夜はオーロラの可視率が高いという内陸部へ出かけました。
ある晩は-15℃近くまで下がる寒空の下、30分ほど待つと山の谷間に突如として
ぼんやりとしたオーロラが出現しました。観測できた時間は短いですが、
オーロラとの出会いは忘れられない一生の思い出になっています!
トロムソ島にはたくさんの山があり、スキー場として多くの市民に利用されています。ふかふかで真っ白な雪原の中、ゆっくりトロムソの大自然を感じることができます。天気がよいとわずかな太陽が昇る時間に雪に覆われた山々の絶景を堪能することができます。疲れたら暖かいお飲み物とお菓子を食べながら小休憩できます。
可愛らしいハスキー犬たちと一緒に白銀の世界を満喫しましょう。周囲に広がるフィヨルドの絶景を見ながらノルウェーならではの貴重な犬ぞり体験をお楽しみいただけます。十数頭の犬にそりを引かれ、スピード感あるアクティビティとなっていますが、心配なのはその寒さ。防寒としてウェアや帽子・靴などの一式貸出を行っているので身軽にご参加いただけます。
夜間のオーロラ観測はいくら暖流の流れるトロムソであっても寒いものです。オーロラサファリツアーでは観測できるポイント=ステーション内に暖かな焚き火を置き、観測していない時でも軽食を食べながらオーロラの出現を待つことができます。郊外に複数のステーションが設置され、衛生からの情報を頼りにどのステーションで観測するかを当日決めているため観測できる可能性も比較的高めです。
写真提供:ノルウェー政府観光局(http://www.visitscandinavia.org/ja/Japan/)