台湾スイーツ豆花の大霖豆花でおすすめのトッピング&選び方を教えます♡

更新:2020/02/24

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台湾には、女子に人気のスイーツがたくさんあります。その中でも、1年中食べられる上に、とってもヘルシーなのが「豆花(ドウホワー)」。

豆乳で作ったプリンのような味と食感で、アジアの他の地域では、お料理としても食べられています。その豆花を、お好みのシロップや、トッピングと一緒に食べるのが台湾式。

「スイーツの中で1番美味しいのは豆花」だと思っている現地在住の私が、とっておきの豆花のお店と食べ方を、皆さんにご紹介します♪

台湾で本当に美味しい豆花を食べるなら「大霖豆花」へ

私が暮らす台北市には、たくさんの豆花を売るお店があります。色々なお店を食べ歩きましたが、私が安心して美味しい豆花を食べられるお店は、「大霖豆花(ダーリンドウホワ)」です。

「大霖豆花」は、台北市の大直(ダーズー)という地区にあります。世界3大博物館の1つと言われる国立故宮博物院や、美麗華(メイリーホワ)というショッピングセンターから、それぞれタクシーで約10分ほどの所に位置しています。

台北市内を走る電車のMRTを利用すれば、お店までの行き方はとっても簡単!

茶色の「文湖線(ウェンフーシェン)」に乗って、「捷運大直站(ジエユンダーズーザン)」で下車。2番出口から出た後にまっすぐ進み、最初の横断歩道を右に曲がって、また少し歩くとお店が見えます。駅から徒歩でたったの1,2分という、便利なロケーションです。

「大霖豆花」のオーナーさんは、13年前に別の場所で、小さな豆花店をオープンしました。その後、かわいそうな野良犬たちを助けるため、2年半前に「大霖豆花」を更にオープン。現在は、2店舗の売り上げで、8匹の野良犬たちの世話をしています。

そして私が訪れたこの日、親切な店員さんたちの他に、お店の可愛いマスコットにも会うことができました♪

豆花はとってもヘルシーなスイーツ!

豆花を作るのに必要な材料は、大豆、水、凝固材の3つと非常にシンプルです。浸した大豆を、まず豆乳にし、そこに凝固剤を入れると、なめらかな舌触りの豆花の出来上がり♪

台湾では「畑の牛肉」と言われる大豆。それを使ったデザートなので、豆花はたんぱく質が豊富で、女子には嬉しいイソフラボンも多く含まれる、ヘルシーなスイーツです。

優しい心の持ち主のオーナーさんがいる「大霖豆花」では、他のお店では食べられない、美味しい豆花が食べられます。

毎朝5時から、なんとオーナーさんが1人で、お店で売られているもの全てを手作りしています。コストを抑えて、良質のものを提供するためだそうです。

栄養がギュっとつまった硬いお豆腐や、濃くて新鮮な作りたての豆乳も売られています。「お豆腐を作ることができても、豆花を作ることができるとは限らない」と、オーナーさんが言っていました。

豆花を作るのはかなり難しいんですね!

「大霖豆花」の豆花は、大豆がたくさん使われているため、他のお店よりも色が少し黄色いのが特徴です。食べてみると、大豆のしっかりとした味がします。これが本当に美味しい豆花!

そして、豆花にかけるシロップやトッピングは、無糖か、甘さが控えめに作られていて、体によいものばかりがお店に並んでいます。

シロップの種類は、黑糖水(ヘイタンスェイ=黒砂糖のシロップ)、白豆漿(バイドウジャン=大豆の豆乳)、黑豆漿(ヘイドウジャン=黒豆の豆乳)があります。

その他にも、冬には紅豆湯(ホンドウタン=小豆のお汁粉)や、夏には緑豆湯(リュウドウタン=緑豆のお汁粉)がお店に並びます。

医食同源という言葉のとおり、食べ物で、病気の予防や治療をする人が多い台湾。例えば、黒糖や小豆は血を補い、緑豆は体の熱を下げると言われる食べ物です。

だから、台湾の豆花は、スイーツとして楽しみながらも、体に優しいものを取り入れることができるのです。

豆花のおすすめのトッピング

それでは、豆花のおすすめのトッピングを3つご紹介します♪

シロップ: 黑糖水
トッピング: (上から時計回りに)
湯圓(タンユエン=小さい白玉団子)
芋圓(ユーユエン=タロイモのお団子)
珍珠(ジェンジュー=ブラックタピオカ)
価格:50TWD(約180円)

トッピングは全て、もちもちとした食感です。日本では食べられない芋圓、そしてパールミルクティーに入っている珍珠は、豆花のトッピングとして大人気です。

シロップ: 白豆漿
トッピング: (上から時計回りに)
白木耳(バイムーアー=白キクラゲ)
大紅豆(ダーホンドウ=粒の大きい小豆)
手工粉粿(ショウゴンフングゥオ=わらび餅のようなもの)
価格:55TWD(約198円)

日本人には珍しいですが、台湾では白木耳をスイーツとしてよく食べます。コラーゲンが豊富で美容によいため、「庶民のツバメの巣」と言われています。

大紅豆はとっても甘さ控えめ。そして、わらび餅よりも弾力のある食感の手工粉粿は、また次回も食べたくなる美味しさです。

シロップ: 黑豆漿
トッピング: (右から時計回りに)
珍珠
緑豆
花生(ホワスン=柔らかく煮たピーナッツ)
価格:60TWD(約216円)

「大霖豆花」の黑豆漿は、白豆漿よりも少し焦げた風味がします。昔の台湾で飲まれていた豆乳は、焦げた風味がしていたので、今でもその味を懐かしむ人がいるんですよ。

柔らかく仕上げてある花生は、口の中ですぐに砕ける食感。台湾のスイーツならではのトッピングです。

今回は、台湾でも大人気のスイーツ豆花と、おすすめのお店「大霖豆花」での食べ方をご紹介しました。

素材そのままの味を大切に仕上げられた、豆花、シロップ、トッピングは、他店では味わえません。
アクセスしやすい場所にあるので、皆さんも、「大霖豆花」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

美味しくてヘルシーな台湾式の豆花を、自分好みのトッピングで楽しんでくださいね。

大霖豆花

住所台北市中山區北安路518巷4號

電話番号 02-25337506

営業時間12:30~22:00(日曜日定休/その他の休みはFacebookで確認できます)

Facebook:@darling25337506

Luana
学生時代はハワイに留学。帰国後は、小さい頃からの夢を叶え航空会社で楽しく働いていましたが、 手に職が欲しくなったので退職しネイリストの資格を取得。 現在は結婚を機に移住した台湾で、息子2人のママをやりながら次の夢に向かってライターをしています。

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