台湾豆漿で朝ごはん♪世界豆漿大王でおすすめのメニューとは?

更新:2019/06/15

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台湾では、朝から晩まで外食が盛んです。特に朝ごはんは、安くて栄養たっぷりのメニューがたくさんあります。

そんな台湾で人気なのは、豆漿 (ドウジャン)と呼ばれる豆乳を売っている、伝統的な朝ごはんのお店です。

台湾の伝統的な朝ごはんとは、一体どういうものなのでしょうか?台湾在住の私が、おすすめのお店とメニューをご紹介します!

豆漿を売る台湾の伝統的な朝ごはん店

台湾の伝統的な朝ごはん店は、街中にたくさんあります。お店の看板には、豆漿とか早餐(ザオツァン)という文字が入っていることが多いです。

開店する時間はお店によって違いますが、朝6時にはほとんどの所が開いています。中には24時間営業のお店もあるので、朝ごはんを食べるだけではなく、おやつや夜食が食べたい時にもおすすめです。

朝ごはん店には欠かせない豆漿・鹹豆漿・米漿

豆漿、つまり日本で言う豆乳のことですが、台湾には、豆漿と鹹豆漿(シェンドウジャン)と呼ばれる2種類のものがあります。

■豆漿

見た目は日本の豆乳と同じですが、味が違います。台湾の豆漿の方がくせがないので、非常に飲みやすいです。

そして、お店によってですが「焦がしちゃった?」と、つい疑ってしまうような味の豆漿もあります。失敗したものを知らん顔で売っている……わけではないのでご心配なく。

実は昔、台湾の朝ごはん店で働く人々は、豆漿をずっとかき混ぜて作る必要がありました。でも、忙しくて豆漿を焦がしてしまった、というハプニングが各店で続出!だから、焦げた風味の豆漿が、当時は当たり前でした。

そして、台湾には今でも「豆漿は焦げた味がするもの」と考える人々がいるので、わざわざその風味をつけているお店がある、というわけです。

■豆漿加蛋(ドウジャンジャーダン)

熱い豆漿に卵を加えたもの。味は普通の豆漿とほぼ同じですが、卵も一緒に食べられるので、栄養満点な朝ごはんです。

■鹹豆漿

次は、台湾の朝ごはん店ならではの絶品メニュー、鹹豆漿。

鹹豆漿は、熱い豆漿に、お酢、調味料、ザーサイなどの具を混ぜたものです。お酢が入ることによって、豆漿が少しづつ固まりだし、とても柔らかいお豆腐のように変身。食べる直前に、油條(ヨウティアオ)と呼ばれる揚げパンを入れて出来上がり♪

お酢のほどよい酸味と、作りたてのお豆腐のような食感がたまりません♡お店によってラー油が入っているものもあり、ピリ辛で美味しいです。

私は以前、「豆乳は甘い」というイメージが強かったので、鹹豆漿には少し抵抗が……。でも、実際に食べてみると、「豆乳の栄養たっぷりスープ」といった感じなので、虜になりました。

■米漿(ミージャン)

米漿は、豆漿や鹹豆漿と同じように、台湾の朝ごはん店で、よく見かける飲み物です。

お米とピーナッツで作られていて、砂糖で甘く仕上げられています。まるで日本で売っている、ピーナッツのキャンディーのような味♪甘い物が好きな人にはおすすめです。

日本ではあまり知られていない米漿ですが、台湾ではスーパーやコンビニでも売られている、とってもポピュラーな飲み物です。

朝ごはん店で売られている豆漿・鹹豆漿・米漿は、温度や砂糖の有無を、自分の好みで選べるものもあります。

そして台湾では、「冷たいものは体を冷やして良くない」と言われているので、こちらの女子は季節に関わらず、熱いものや温かいものを選ぶ人がたくさんいます。

知っておくと、オーダーする時に便利な簡単な北京語はこちらです。

・熱(ラァ)= 熱い
・溫(ウン)= 温かい
・冰(ビン)= 冷たい
・甜(ティエン)= 甘い
・鹹(シェン)= しょっぱい
・有糖(ヨウタン)= 砂糖入り
・無糖(ウータン)= 砂糖なし
・加(ジャー)= 加える

おすすめのお店と台湾の伝統的な朝ごはん

台湾の伝統的な朝ごはんが食べられる、おすすめの豆漿のお店とメニューをご紹介します。

台湾で暮らす人にも評判の、「世界豆漿大王(スージエドウジャンダーワン)」という名前のお店。たくさんの日本人が泊まるホテルが集まる、「中山北路(ヂョンサンベイルー)」と「林森北路(リンセンベイルー)」という2つの通りの間にあります。

私が訪れた朝は8時過ぎでしたが、次から次へとお客さんが入ってきて、お店の人は大忙しでした。やはり人気店だけのことはあります。お店の中は、だいたい25人くらいが座れる大きさです。

日本語のメニューも壁に貼ってあり、また、店員さんも日本語が話せるので安心です♪

「世界豆漿大王」の、おすすめの朝ごはんをご紹介します。今回は、外帯(ワイダイ=テイクアウト)をしてみました。

■玉米蛋餅加起士(ユイミーダンビンジャーチースー)50TWD(約180円)

玉米蛋餅は、クレープのような薄い皮に、コーン入りの卵焼きが包まれています。そこにチーズを足したものです。

台湾では、もちもちした歯ごたえのことを「QQ(キューキュー)」と言い表すのですが、まさにそんな感じ♪コーンとチーズ、少し甘めのソースが本当に合っていて、食べた瞬間に「美味しい!」と思いました。

■小籠湯包(シャオロンタンバオ) 8個 / 80TWD(約288円)

台湾に来て、絶対に外せない食べ物が小籠包。薄い皮に包まれたお肉から、肉汁があふれてジューシー。味がしっかりついているので、そのままで充分に美味しかったです。

オーダーを受けた後、せいろで約7分蒸します。朝から熱々の小籠包が食べられて幸せ♪

■飯糰加蛋(ファントゥワンジャーダン) 45TWD(約162円)

台湾のおにぎりです。見た目はまるで、日本の太巻きのようです。

周りのお米はもち米で、中の具は、卵焼き、油條、肉鬆(ロウソン)というお肉を乾燥させたもの、大根のお漬物が入っています。

「たくさんの味を一緒に食べて複雑じゃない?」と思うかも知れませんが、意外にも、それぞれの具が引き立つような組み合わせで、味は甘めです。

もち米のQQ感とお漬物のコリコリ感、そこに油條のサクサクした歯ざわりが加わって、本当に美味しいです。

台湾の豆漿店で食べられる、伝統的な朝ごはんのご紹介をしました。

どれも、安くて美味しいものばかりです。1人前が結構ボリュームがあるので、特に女子旅の場合は、みんなでシェアをするのがおすすめです。

台湾に滞在中は早起きをして、これらの朝ごはんを食べに、ぜひお出かけしてみてくださいね。

世界豆漿大王

住所台北市中山區林森北路310巷27號

電話番号02-2567-3115

営業時間06:00~11:30(月曜日定休)

URLhttps://goo.gl/maps/LqyJvvhgbDS2

Luana
学生時代はハワイに留学。帰国後は、小さい頃からの夢を叶え航空会社で楽しく働いていましたが、 手に職が欲しくなったので退職しネイリストの資格を取得。 現在は結婚を機に移住した台湾で、息子2人のママをやりながら次の夢に向かってライターをしています。

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