後編:きっと誰しもこの国の魔法にかかりたくなる。4泊6日で行くときめくフィンランドツアーできました!

更新:2020/03/04

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※この記事は、「きっと誰しもこの国の魔法にかかりたくなる。4泊6日で行くときめくフィンランドツアーできました!」の続きです。

モイモイ、キートス!こんにちは、旅をしながらフォトグラファー・物書きをしている古性のちと申します。先日、女性なら誰もが1度は足を踏み入れたくなる国(だと思っています)北欧のフィンランドに行ってきました。

サクッとツアーのダイジェストを覗いてみたい!な方はこちらのページからどうぞ。

3日目: 別名サウナ都市「タンペレ」にお邪魔します

3日目はヘルシンキから列車で「タンペレ」というサウナ都市へ移動。朝は比較的ゆっくりなので、ホテルの朝ごはんを堪能してからチェックアウト。ヘルシンキより少し涼しいらしいので、長袖を重ね着。

緑が永遠と続く車窓を眺めながら

都市タンペレへは列車に乗って1時間半ほど。事前に手配されたチケットを持ってホームで列車をワクワク待ちます。

しばらく待つと、やってきました。スワンが泳ぐこの可愛い列車が目印!乗り心地がよく、列車内はWi-Fiもばっちり完備。タンペレについて調べていたら、あっという間に到着しました。

駅近徒歩5分のホテル「Scandic Tampere Station」

タンペレでの宿泊先は、駅から徒歩5分の好立地にあるホテル「Scandic tampere station」。すぐそばにバス停もあるのでどこへ行くにも便利!

タンペレの街は上から見るとこんな感じ。ヘルシンキとはまた違った雰囲気を楽しめそう!ちなみにここタンペレには、街中に30箇所以上のサウナ施設があります。サウナーにはたまらない、まさにサウナ都市なのです!

早速ランチ&人気サウナ「TULLIN SAUNA」へレッツゴー

ということで荷物を置いたら、早速1箇所目のサウナ施設へ。ホテルから徒歩で15分程のサウナとカフェの複合施設「TULLIN SAUNA」に行きました。

ここのランチはビュッフェ式で、カウンターでお金を払うとお皿がもらえます。

「ランチの前にサウナ...」と思ってウキウキしていたのですが、まさかの15時オープン!一通り観光を終えて戻ってくる時に訪れるのが良いかもしれません。

ちなみにランチゾーンの左にあるこの入口からサウナに入れます。

ちなみにビュッフェの横にはお菓子コーナーが。こちらも食べ放題なのですが、老若男女問わずお菓子大好きなフィンランド人の為に「食べ過ぎないでね」の注意書きが。可愛い。

多分予想以上に楽しいムーミン美術館

この日はお天気がそこまで良くなかったので、サイクリングを諦め「ムーミン美術館」へ。

私はそこまでムーミンの大ファン!という訳ではなかったので(普通には好き)、「とりあえず行っとくか...」くらいのテンションで訪れたのですが、これがまためちゃくちゃ面白くて。

館内は作者トーベ・ヤンソンの描く物語を、彼の人生と共になぞって行くような設計になっています。少し寂しい、だけれどグッと心が惹きつけられる、ムーミン物語と作者の世界。

ムーミンって作者が戦争からの現実逃避で描き始めた物語だったんですね。だからあの世界観なのか!と納得しながら作品を見ていました。

親切な日本語ガイドさんもいます。ムーミンについて気になることがあれば聞いてみてください。もっともっとムーミンが好きになるはず!

ちなみにミーハーな私はすっかりムーミン大好きになってしまい、お気に入りのトフスランとビフスランのマグカップを購入しました。マニアックでごめんなさい。

この日は移動でも疲れていたので、早めに宿に戻りおやすみなさい。

4日目: 晴れていたら自転車を借りて町散策

この日は自転車をレンタルしてサイクリング!と張り切っていたのですが、朝から生憎の雨...!

しょぼくれていたら、現地に住んでいるmariさんが、車を出してくれました。優しい...。(ちなみに自転車はホテルでレンタルできるので、ぜひ借りてみて欲しいです)

世界一美味しいドーナツを目指す旅

mariさんにおねだりして連れて行ってもらったのが、世界一美味しい!と絶賛されるドーナツ屋「ピューニッキのドーナツ」があるカフェ。

1980年代から続く秘伝レシピでつくるドーナツで、メニューもこの1種類のみ。味はもちろんのこと、このドーナツ屋さん丘の上にあるので、晴れると景色も抜群なんです。

あの景色をみながら食べるふんわりドーナツ、絶対に最高。私も次こそ晴れている時にもう一度リベンジしたい場所になりました。

湖に飛び込む本格フィンランド式サウナ「RAUHANIEMI」にどハマり

ドーナツ屋から戻ると雨がやんできたので、この旅で1番楽しみにしていたローカルサウナ「RAUHANIEMI(ラウハニエミ)」へ足を伸ばしてみることにしました。

湖にドボン!と飛び込めるサウナです。

街中から20分程度離れただけなのに、溢れるマイナスイオン!さすが国土は日本と一緒なのに人口550万人のフィンランド。自然との一体感がすごい。

この湖の先っぽに見えているのがサウナです!湖の畔にある。しばし観察していると...

みんな躊躇なく飛び込んでいる...この日の気温16度、水温は8度だよ。なんてサウナ魂なんだフィンランド人...。(この後私も地元の方に勧められ入りました)

ちなみにここのサウナはヘルシンキのLÖYLY(ロウリュウ)とは打って変わって、ローカル色がとっても強め。水着のレンタルはないので、絶対に購入して行きましょう!

地元の方がとても多く、一緒に湖に飛び込めば「どこから来たの?」「サウナはどう?」「またあとで一緒に話そう」など、気軽に話しかけてくれます。このコミュニケーションが最高に楽しい。

最後にビールも奢ってもらいました。この後、結局ラウハニエミでの交流があまりにも楽しすぎて、もう一度夜にも戻ってくることに。バスも遅くまで出ているので、ゆっくり楽しむことができます!

サウナのあとは、近くの森をお散歩しながらフィンランド気分をMAXに持っていきましょう。もうこの4日目で、だいぶ帰りたくなくなってました。

夜はラウハニエミに2時間近く滞在し、おやすみなさい。

5日目: 魔法の国から日本へ帰国の日

そしてあっという間の最終日。朝ごはんを食べてからホテルをチェックアウト。そのまま列車でヘルシンキへ戻ります。もっと街中のサウナに行きたかったよ...!

列車でヘルシンキへ。買い忘れたお土産を

フライトまでは少し時間があるので、買い忘れたものを戻ったり、食べ損ねたものを食べたり。私はマッハで道行く人がみんな食べてる念願のアイスをぱくり。

そしてそして、可愛すぎるお土産たちもゲットしました。この後空港の中でも爆買いをすることになるのですが、後ろ髪をガンガンに引かれながら、空港へ出発しました。

北欧の魔法にかかる旅。これはきっと忘れられない旅になる

普段わたしは、冒険をしたいのでツアーではなく個人で諸々を手配して旅をするスタイルが多いのですが、このツアーは「宿や移動の手配、おすすめなど大事なところは守ってくれて、サウナやトラムなど、冒険もさせてくれる」新しいスタイルのツアーなのでは、と思っています。

きっときっと、参加してくださった方全てに、忘れられない北欧の旅をお届けできるのではと感じでいます。

ちなみにすごく長くなってしまったのですが、これでも長さを1/2に編集したほどに、とにかく魅力がぎゅっと詰まったツアーです。

ぜひ詳細をのぞいて、そして少しでもときめいたなら!この旅をしていただけたら幸せです。

ときめくフィンランドツアーの詳細はこちらから

最後までお付き合いありがとうございました!

「これが最高じゃなければ一体何が最高なのかってフレーズが頭の中で永遠リピートしてる。この旅は決して夢じゃなく確かに掴める現実なんだ、と余りにも乗り心地の良いフィンエアーが教えてくれた。時差9時間。ここは桃源郷」

-古性のち 現地からのTweetより引用

古性のち
webライター・フォトグラファー・バイヤー。 呼吸がしやすい場所を求め、 美容師→webデザイナー→webライターと点々と転職。 エモ優しい言葉を紡ぎます。現在世界中・日本人を飛び回りながらふわふわ浮遊生活をしています。/Twitter

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