パリから2時間で行けるかわいい田舎町♡アルザス地方の4都市を紹介します!

更新:2019/03/18

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木組みの建物が並び、中世の雰囲気が残るアルザス地方は女子旅にかなり人気。パリから鉄道で約2時間で行くことができるアルザス地方の4都市の魅力をご紹介します!

【ストラスブール】おとぎの国のような可愛い街並み!

アルザス地方最大の街ストラスブール。街の中心部にイル川が流れ、観光船が定期的に運行しています。まずは街の規模感がひと目でわかる街ナカクルーズで、おとぎの国のようなかわいい街並みを眺めるのがおすすめです。

船からなら、街歩きでは見ることのできない下からの角度から水面に映る街の絶景を眺められるので、ひと味違った雰囲気を感じます。

約1時間で街をぐるっと1周まわります。日本語のオーディオガイドも備わっているので、風景を見ながらストラスブールがもっと身近に感じられること間違いなし。

夏~秋の時期は特にたくさんの観光客が利用するので、ネット予約が必須です!
★ストラスブール街ナカクルーズWEB予約

旧市街の外側に向かう場合、免許がなくても小型のクルーズが運転できるところもあります。興味がある方はぜひお店を覗いてみてくださいね♪

ストラスブールの絶景フォトスポット

旧市街では春~秋にかけて、色とりどりのお花が手入れがされているのでどこを写真で切り取っても絵になります。

その中でもプティット・フランス(旧市街)のど真ん中や、夜ライトアップされるヴォーバンダム(屋根付きの橋、兼ダム)、街のシンボルであるノートルダム大聖堂は格別です。セントポール教会もライトアップが素敵なので必見!

クリスマスは1年のうちで最も盛り上がる大イベント!特に旧市街は電球やぬいぐるみ、リースなどの可愛い飾りつけで街中がフォトスポット化しますよ♪

ストラスブールで食べるべき名物グルメ

アルザス地方の名物料理といえば、発酵させたキャベツとの煮込み料理シュークルート、アルザス風ピザタルト・フランベ、マリー・アントワネットの好物クグロフです。

フランスはひとつの料理をシェアする習慣はありませんが、タルト・フランベは例外。前菜としてワインを飲みながらみんなでつまみます。タマネギとベーコンのものがスタンダードで、ワインにとってもよく合うこと…!

アルザスはワインも有名でアルザスワイン街道は世界的に知られています。旧市街の中は夜遅くまで開いているお店も多いのでぜひ気軽にワインを楽しみに旧市街に訪れてみてください♡

【コルマール】花に囲まれた愛らしい町!

ストラスブールから鉄道(SNCF)で30分のコルマールは、ストラスブール同様に小川が流れ、花によって美しく彩られた町。乗り換えもないので初心者でも簡単に周遊できます。

クリスマスマーケットも開かれるので、1年を通していつ訪れても楽しいです。街自体大きくなく、ゆったりと過ごせます。ぜひ半日以上は時間を取って散策したいところ。

【リクヴィール】『フランスの最も美しい村』に選出!

『フランスの最も美しい村協会』によって『フランスの最も美しい村』に選出されたことのある村として有名です。昔ながらのお菓子屋さんやレストランが残り、こじんまりとした落ち着ける空気感が人気です。

コルマールからはバス(106番)でもアクセス可能ですが、本数が少ないのでタクシー移動がおすすめです。ワイン街道を通りながら、美しく整列したワイン畑を眺めることができます。村自体はとても小さく、1時間あれば十分回れるほどです。

【カイゼルスベルク】ワイン街道で最も人気の村!

広大なぶどう畑からできる宝石のようなワインを求めてフランスを訪れる方も多いのではないでしょうか。リクヴィールから南に6キロ、人口2700人ほどのカイゼルスベルクはワイン好きにはぜひ訪れてほしい村。

Kaysersberg 。日本語の呼び方は検索するといろいろ出てきます。ケゼルスベール、カイゼルスベルク、カイザースベルク…。フランス人の普通の早さの発音を聞いて私が一番近いと思う表記は「カイザズブーグ」。街を歩く時の参考にしてください。

カイゼルスベルグ城とラヴァイス川

中心地の通りを右手に外れると、国の文化遺産に指定されているカイゼルスベルグ城(Le schlossbergル・ショルスベルグ)がぶどう畑の丘上に見えます。13世紀に建築されたお城です。

木骨造りの家々が並ぶ村の中心部には、ラヴァイスという小川が流れていています。13世紀からずーっとここに流れていたのかと思うととても感慨深いです。

街のおみやげ屋さんは必見

街のおみやげ屋さんのショーウインドーには、アルザス地方の特産品がたくさん並んでいます。

アルザスワインの伝統的なグラスは脚の部分が緑色(上写真左上)です。アイスクリームカップのように小さめです。テラコッタ(素焼きの焼き物)製品の絵柄も素敵です。鴨の置物がありますが、アルザスは実はフォアグラの産地でもあるんですよ!

この時はクリスマスシーズンだったのでクリスマスツリーが!イルミネーションが灯りはじめる午後4時以降に街に出かけるのがおすすめです。

スタンドではホットワイン(ヴァンショーVin chaud)が売られていました。ホットワインを飲みながら、ゆっくりと歩いていると、まるでタイムスリップしたような気分に。至福の時間でした。。

クリスマスシーズンは村の郊外に臨時パーキングを設置され、そこからシャトルバスが出るほど混みます。ご注意くださいね。

四季折々で見せる顔が異なるアルザス地方。ぬくもりを感じられる可愛いフランスの田舎街にぜひ訪れてみてくださいね。

旅工房ヨーロッパセクション
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