オーロラ観光のついでに!トロムソ1日観光おすすめスポット
2020/05/20
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オーロラ観光のついでに街歩きも楽しめるトロムソ。1日で回れるおすすめスポットを紹介します!
北極大聖堂(トロムソダーレン教会)
北極圏に位置する教会として有名な北極大聖堂。別名「トロムソダーレン教会」とも呼ばれています。
11枚のコンクリート壁は少しずつずらして設置されているため、音響効果が高く、年間500回もコンサートが行われた年もあったそう。
この近代的な外観はさることながら、モザイクステンドグラスや船のマストのような形をしたパイプオルガンも必見です。
クラフトビールバーØlhallen Brewpub
ノルウェー語で「Øl」はビール、「hallen」はホールという意味。ウルハーレンは、醸造所とオフィスも併設された1928年オープンのビアホールです。
醸造所としての歴史はもっと長く、創業は1877年。なんと140歳を超えています。オリジナルビールのほか、缶詰製造やミネラルウォーターの販売業などを経て、今では100種類を超えるオリジナル地ビールの醸造所としても運営されています。
実はこの写真、朝の11時。でも、ランチ時から開いていて世界最北のビアホールとあれば、足が勝手にお店に向かってしまうのもしかたない。冬なので外も薄暗いし、「朝からビールなんて・・・」という罪悪感はこれっぽっちも感じません。吸い込まれるように入店!
このウルハーレン、『POLAR BEER』というオリジナル商品を販売しているのですが、それを象徴するかのように半地下の階段を降りるとシロクマがお出迎え。このシロクマ、すぐ近くにあるオフィスビルにもいるそうです。
1928年のオープン当初は反発もあったそうですが、地元の人はもちろん、今では「ここに来ないならトロムソを訪れたとはいえない」といわれるほど、トロムソを代表する観光スポットになったそう。
カウンターに近寄ってみると、長〜いボトリングブリッジが!
レバーみたいなのを引くとビールが出てきますが、このレバーは「タップ」と呼ばれ、なんと72個もあるそうです!
店オリジナルの人気銘柄生ビールはもちろん、ノルウェー各地の醸造所から集めたビール、クリスマスなどその季節だけにビールまで楽しむことができます。
もはや何個書かれてるのかも定かでないメニュー表に期待と緊張が高まりますが「選べない・・・」カウンター前でモジモジしてあきらかに挙動不審な日本人になってしまいました。
カウンターのお姉さんに「ビールに詳しくないけどいろんな味を試したい!」と聞いてみると、そんなミーハーな願いを叶えてくれるテイストトレイを教えてくれました。
テストトレイはグラスビール(170ml)の5個セット。組み合わせは、店定番銘柄、オリジナル季節ビール、ノルウェー各地のクラフトビールの3種類から選べます。5つ準備しているうちにどんどん泡が消えていきますが(笑)それはご愛嬌。5つ揃ったところでカンパーイ!
緊張で乾いた喉がみるみる潤います。コクのある黒ビールから、さっぱりしたIPA(インディア・ペールエール)まで、暖かい室内でグビグビとぜいたくに味わうことができました。
ちょっとしたおつまみメニューもあります。ガイドツアーやビアテイスティングも体験できますので、時間がある場合はぜひ参加してみてはいかがでしょうか!
◆情報:公式サイト『About Mack~history~』、『Ølhallen』ページより引用
住所Muségata 1, 9008 Tromsø
電話番号+47-800-80-440
営業時間月〜木11:00~24:30金11:00~25:30土10:00~25:30日曜定休
市立図書館Bibliotek og byarkive
北欧では、教会や美術館と並んで図書館も見ておくべきスポット。英語名では「Tromsø City Library and Archive」と表記されるトロムソ市立図書館は、おにぎりみたいなファサードが特徴的です。
トロムソの冬は、日が短く朝も太陽が昇りません。午後3時頃を過ぎると、ぼんやり明るかった空も、また暗闇に戻ります。暖房がきいていてWiFiがあり、無料で利用できる図書館は北欧旅では欠かせない立ち寄りスポット!
北欧図書館は、本の展示や空間の使い方がクリエイティブですごく刺激的。1週間ほどの滞在でほぼまったく陽の昇らない生活を体験してみると、1日がとても単調に感じます。暮らしをクリエイティブにせざるをえないんだろうな、と想像できます。
こちらはお魚・・・かな?北欧インテリアは、シックながらもパリッと赤やオレンジをきかせているのをよく見ます。なんでうるさくならないのか、本当に不思議!
この日は幼児のワークショップが開催されていました。ほかにも、編み物クラスや読書会などいろんなワークショップが開催されています。
読書コーナーは、何気なく置いてある椅子がお洒落!長居したくなる座り心地もぜひ体感してほしいです。
上写真で左側に写っているコーヒーテーブル、シンプルで使えそうなので持って帰りたかった・・・。
住所Grønnegt. 94, 9008 Tromsø
電話番号77-79-09-00
営業時間月~木9:00~19:00金9:00~16:00土11:00~15:00日12:00~16:00
トロムソ国際教会Tromsø International Church
街の中心部にあり、シンボルでもあるトロムソ教会。
公式な開会時間の記載はありませんが、ワークショップやイベントの開催時間は下記に記載されています。
日中はほぼ開いているため、合う時間に訪れてみてくださいね。
住所Kirkegata 7
電話番号+47-954-54-337
営業時間集会やワークショップの予定は上記リンク参照
街歩き
トロムソの街はとってもコンパクト。500m圏内に、ホテル、コンビニ、ファストフード店などが密集しています。お天気がよければ、端から端の観光スポットまで歩いても30分くらいです。
大きなアウトレットモールとかはありませんが、1軒1軒の建物がとてもかわいくて、見て回るだけでもノルウェー感を味わえます。
バーガーキングの隣の本屋さんでは、店番をするトナカイを発見。この日は晴れていましたが、吹雪の時も店番するのかな?
こちらはアウトドア用品店。赤いラベルにHが2つ重なった『HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)』のブランドマークが見えます。ノルウェー生まれのヘリーハンセンは、それなりに高級で日本ではなかなか店頭で見かけることはないですが、こうして普通にお店に並んでいるのを見ると、さすが地元産の強みなんだなと感じます(笑)。
ファストフード店はもちろん、バーも日中から開いているお店が多いです。外観がとってもかわいいので、写真好きな人は日中歩くのがおすすめです。
ホットワインバーRaketten Bar & Pølse
1911年にオープンしたノルウェー最小のバーです。この黄色い壁とたまねぎ頭が特徴的で、オープン当初は「オニオンキオスク」といわれていました。現在では、トロムソの1番象徴的な待ち合わせ場所として、また「ロケット」と呼ばれ親しまれています。
トロムソではアルコールの飲み歩きは違法です。持って歩くことはできないので、アルコールを注文したらすぐ横のスタンディングコーナーで飲んでから帰りましょう!
ホットワインや地元産のビールのほか、ポストカードなどオリジナルグッズも置いてます。ちょっとしたお土産にいいかも。
ひんやりした冬の空気の中、ホットワインで心も体もポカポカに温まります♪
◆情報:お店のFacebookページ『Our story』より引用
住所Storgata 94B
電話番号なし
営業時間月~土12:00~19:00日12:00~16:00※元旦はお休み
北欧定番おやつ!ローストアーモンド
北欧の定番おやつ、お砂糖にくるまれた甘〜いローストアーモンドをご存知ですか?北欧屋台の定番メニューでもあり、どこででも買えます。
定番おやつなのでどこででも買えます。炒りたてのあったかいアーモンドを、カリカリかじりながら街歩きするのが北欧っ子。香ばしいお砂糖の香りにつられてついつい買ってしまいます。
これはローストされたやつですが、ローストされていないのもあります。食べ始めると食べ終わるまで止まらない、恐ろしいおやつです(笑)。
- 旅Pocket 編集部
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