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Gothenburg Museum of Artヨーテボリ美術館にノルディックアートを見に行こう!

フランスやイタリアはアートで有名な場所ですが、北欧も負けていません!気候の特色やテキスタイルセンスに磨かれたアートを存分に味わえる美術館を紹介します。

ヨーテボリ美術館はどこにある?

ヨーテボリ美術館は、スウェーデンのヨーテボリの中心地にあります。すぐ隣にはヨーテボリ大学チとャルマース工科大学があり、学生さんが多く1人歩きがしやすいエリアでもあります。

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地図で調べると、少し離れたところにMUSEUM OF GOTHENBURGという美術館も出てきますが、そちらは違う美術館なのでご注意くださいね。

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また、ガイドブックに必ず出てくるハーガ地区やヨーテボリ植物園も目と鼻の先なので、観光で回るのにとても便利な立地です。

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どんな絵が見られる?

所蔵は、ヨーロッパとアメリカの作品が中心に集められてきました。ピカソをはじめとして、レンブラント、モネ、ファン・ゴッホなど日本でもよく知られる画家の作品が見られます。

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Pablo Picasso『The Straw Hat』

油絵は約4300点、水彩画やデッサン画などは約61,000点、写真アートは約2,300点と、総計約70,000点の作品が所蔵されています。

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Claude Monet『Water LIlies』

時代やジャンルもさまざまで、宗教画や古典から現代アートまで幅広く展示されています。

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Vincent van Gogh『Olive Grove, Saint-Rémy 』

ただし、そこはスウェーデンの美術館。所蔵の多くは欧米の作品ですが、北欧出身画家の描いたノルディックアートに重きを置いています。

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ノルウェー人画家Edvard Munch『Portrait Study』

「スウェーデンのモダンアート」「北欧の憂鬱」などとカテゴリ分けして展示ができるほど北欧アートの数は多く、ムンクをはじめ、アレクサンダー・ロズリン、アンデシュ・ソーン、カール・ラーションなど、日本やほかの地域ではあまり見られない作品がたくさんあるのが特徴です。

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(所蔵について:『所蔵』ページ、ガイドツアー『コレクションのハイライト』ページより引用)

25才までは入場無料!

こんなに有名な作品が所蔵されている美術館なのに、入場料はなんと1人60SEKと一般的な欧米の美術館に比べて良心的。さらに25才以下だと無料です。なんとも福祉に厚いスウェーデンらしい!

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多くの美術館と同じルールですが、35cm以上のバッグや傘など大きな荷物は持って入れません。預けるのが心配、面倒な人は、ホテルに荷物を置いて身軽で行くのがおすすめです。

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いざノルディックアートを鑑賞!

ノルディックアートは、さすが北欧の暮らしや気候が反映されているだけあり、正直に感想を言うなら「暗!」「重!」という感じです(笑)。カナディアンアートも土地の厳しい気候を表現していますが、それとは全然違う雰囲気です。

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でも見てください。この下の絵、テントの布の生地感とか中から漏れる明かりとか、まるで写真みたいじゃないですか?このすっごくリアルな感じがちょっと怖いくらいで、立体感を感じるんです。見ていると、本当に絵の中から明かりが漏れているような、不思議な感覚になります。

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スウェーデン人画家Patrik Andiné『Oil on canvas』

ただ、そんな暗さの中でも、光を放っているかのような雪の明るさや降りたての雪のやわらかさ、軽さなどが本当によく表現されているんです。

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手を伸ばして思わず触ってしまいそうになるほど「ふわっとしている」んです!この気持ち悪いような、鳥肌が立つほどすごさを感じるような不思議な感覚は、ぜひ実際に見て体感してほしいです。

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スウェーデン人画家Gustaf Fjæstad『Snow』

わざと北欧っぽい、雪の暗い絵ばかり撮ってきたんじゃないの?と思うかもしれませんが、ほかの画家も本当に暗い絵を描いてます(笑)。ヨーテボリ美術館の所蔵はWEBから見られます。検索用にノルディックアートの画家を数名挙げてみたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

<ノルディックアーティスト>
Edvard Munch(ノルウェー)
Peder Balke(ノルウェー)
Eugène Jansson(スウェーデン)
Tore Ahnoff(スウェーデン) ほか

■公式サイト → ノルディックアートの一例
※画家名や作品名で検索ができます

ガイドツアーがおもしろい!

もし十分な時間があれば、ぜひ体験してほしいのがガイドツアー。ガイドツアーは通常、その美術館で力を入れている作品を中心に案内されることが多いのですが、ここでは7つのカテゴリに分けられています。

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Claude Monet『Willows in Haze, Giverny』

■Highlights of the collection(ハイライトツアー)
所蔵のうちピカソやファン・ゴッホ、モネなど有名どころの作品を回るツアー。

■Life and death in Art(アートにおける生と死)
古典と現代アート両方の作品で、絵の中で生と死がどのように描かれているかを見ていくツアー。

■Art and mental illness(アートと精神疾患)
創造性と精神にはどんな関係があるのか、狂気と正常の狭間にいるアートやアーティストを回るツアー。

■Nudity in art(アートにおけるヌード)
宗教画をはじめなぜこんなにヌードが描かれるのか?所蔵の中のヌード作品に焦点を当てたツアー。

■What is art?(アートとは何か?)
素材や表現に多様性のある現代アートを見ながら、アートとは何かを考えていくツアー。

■Nordic fin-de-siècle and the Fürstenberg Gallery(北欧の憂鬱とフュルステンベルクギャラリー)
スウェーデン画家カール・ラーションの現実世界を描写した作品を通して、歴史作品を見ていくツアー。

■Norms in art(アートにおける規範)
権力やタブー、ファッションなどをテーマにした絵を通して、歴史やジェンダーの考え方の移り変わりなどを見ていくツアー。

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Marc Chagall  左『Still Life with Flowers and Fruit Basket』右『Flowers and Fowl』

鮮やかな絵で知られるファン・ゴッホは、晩年に精神をやみ、自分の耳を切り落としたことは有名な話。アートと精神世界の関係はよく題材にされますが、その作品を中心に回るツアーがあるなんておもしろい!ツアーは約45分、要予約です。料金は曜日や時間帯で変わるので詳細は公式サイトでご確認くださいね。

■公式サイト → プライベートガイドツアーの所要時間や料金

奇抜な彫刻も!GALLERY BY GALLERY

館内を回っていると、暗い絵ばかりでなく(笑)こんな奇抜なオブジェが突然現れます。

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なぜポールダンスなのかはよくわかりませんが、静的な展示の美術館内にこんな動的なオブジェを置いたりするのも、北欧らしい気がします。

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GALLERY BY GALLERYゾーンのスカルプチャー(彫刻)ホールでは、館内の廊下をそのまま展示スペースにした彫刻展示が見られます。

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時期によって招待展示も行われていますので、事前に、自分が行く時期にどんな展示があるのか見ておくとさらに楽しめるかもしれません。

お土産屋さんも要チェック!

入り口インフォメーションの向かいにはお土産屋さんがあります。絵画のレプリカポストカード、美術館オリジナルのマグやエッグカップ、ソックスなど文具以外のアイテム(公式サイトより)が多いです。立ち寄るのを忘れずに。また、館内にはカフェもあるので疲れたらお茶もできますよ。

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アートは、食や街並みと同様、とてもお国柄が現れます。口コミサイトで、意外と見ごたえがあると評判の美術館なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!

Gothenburg Museum of Art

住所Götaplatsen 6, 412 56 Göteborg

電話番号+46(0)31-368-35-00

営業時間火木11:00~18:00水11:00~20:00金~日祝11:00~17:00※月曜定休

URLhttps://goteborgskonstmuseum.se/en/visit-the-museum/

※通常以外の休館日
12月24, 25, 31日、1月1日、4月10日(Good Friday)、復活祭前の土曜日(Holy Saturday)、5月1日、6月6日、夏至の日とその前日

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旅Pocket編集部

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