【旅行記】コロナ禍のドバイ~エミレーツ航空 搭乗記から現地情報まで~
更新:2022/10/27
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2022年5月7日~13日まで、エミレーツ航空でアラブ首長国連邦のドバイに行ってきました。ワクチン接種を2回済ませていれば、ドバイ入国時に必要なのは「ワクチン接種証明書(QRコード付き限定)」のみ!シティもビーチも砂漠も楽しめる魅力いっぱいなドバイでの滞在を、出入国の流れ、搭乗記も含めて詳しくレポートします。
記事の掲載情報は、2022年5月13日時点での情報です。
水際措置の見直しが発表され、2022年6月1日より日本帰国時の対応方法に変更が生じます。
世界の国・地域を「赤」・「黄」・「青」の3つに区分し、アラブ首長国連邦は最もウイルス流入リスクの低い「青」に区分されています。
「青」区分の国・地域からの帰国者については、ワクチン3回目接種の有無によらず、日本到着時の検査を実施せずに帰国後の自宅などでの待機も求めないという内容に変更となりました。
※ドバイから日本へ帰国する際、出発前の72時間以内にドバイで受検したPCR検査陰性証明書は引き続き準備が必要です。
※2022年9月7日以降、ワクチン3回目接種済みであることの証明書(ワクチン接種証明書)を保持している場合は、出国前72時間以内の検査証明の提出が不要となります。
詳細については、厚生労働省ホームページをご覧ください。
日本出国・ドバイ入国時に必要なものは?
ワクチン2回接種者:ワクチン接種証明書(QRコード付き)の提示のみ!
ワクチンの接種が2回完了していれば、「ワクチン接種証明書(QRコード付き)」を提示するだけでドバイに入国ができます。PCR検査証明は必要ありません!
ワクチン接種証明書の発行は、デジタル庁が発行する「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」がおすすめです。マイナンバーカードがあれば、アプリをダウンロードし、マイナンバーカードを読み込むだけですぐに接種証明書を発行することができます。
マイナンバーカードを持っていない人は、書面版のワクチン接種証明書(QRコード付き)を自治体に依頼し、発行することができます。なお、書面版は一般的に即日発行ができないので、早めに対応するのがよいでしょう。必要書類や申請方法は各自治体に確認をしてください。
ワクチン未接種・2回接種未完了者
ワクチン未接種または1回までの接種や2回接種をしている場合でも、ワクチン接種証明書を準備できない場合は、以下のいずれかを提示が必要です。
・出発48時間以内に受検したPCR検査のQRコード付き陰性証明書
・QRコード付きの回復証明書
ワクチン接種の有無にかかわらずドバイ入国後は隔離もありません。到着後から観光にでかけたり、ホテルで休んだり、自由に楽しめます!
海外旅行保険への加入を忘れずに!
必ず加入しないといけないというわけではないのですが、帰国前のPCR検査で陽性になってしまったり、怪我をしてしまったりするリスクもあるので、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。
ただ、保険の種類によってはコロナが対象外となるものもあるようなので、加入の際は補償内容を必ずチェックしてくださいね!
出発当日~ドバイ到着までレポート!
関西国際空港の様子
今回は、関西国際空港からの出発でした。
23時45分出発のフライトですが、3時間前の20時30分頃に空港に到着しました。空港は閑散としており、飲食店やお店もほとんど閉まっていたので、空港で時間を潰すのは難しいと思います。
関西国際空港での手続き
エミレーツ航空のチェックインカウンターも空いているかと思っていたら、びっくり!小学生くらいの団体や、大学生くらいの団体など、チェックインカウンターは大混雑。出発の48時間前から可能な「ウェブチェックイン」を済ませていたので、優先レーンに案内され、並ばずにチェックインできました。皆様も事前のウェブチェックインをおすすめします!
チェックインカウンターでスーツケースを預ける際に、「”PCR検査の陰性証明書”または”ワクチン接種証明書”をご提示ください」と言われたので、スマートフォンのアプリでワクチン接種証明書のQRコードを提示しました。
その後、保安検査場で手荷物検査。自動ゲートでのパスポートチェックを経て出国。
体温チェックや手指消毒液が置かれている以外、格段これまでと変わった流れはありません。
エミレーツ航空機内レポート
久しぶりの国際線!チェックインカウンターの混み具合からも予想していましたが、かなりたくさんの人が。
3席-4席-3席の3席のところに座りましたが、1つ席をあけてお隣には人が!前方も後方も同じように1席空けてほぼ満席という感じでした。
ちなみに同日に成田空港からドバイへ出発した同行者からの情報によると、成田発の飛行機も同様に混み合っていたようです。
金曜日の夜だったので、お仕事終わりに出発される方が多かったのでしょうか…?
機内食は2回。夕食と朝食です。
ちょっと画像が暗くて分かりづらいのですが、焼きそばでした!
朝食はエビのおかゆを選んでみました。
エビがたくさん入っていて、美味しかったです!
いざ!ドバイ入国
約10時間30分のフライトを終え、ついにドバイに到着!
ドキドキしながら、パスポートを握りしめ、いつでもワクチン接種証明書をすばやく提示できるようにスマートフォンを準備しましたが、結局パスポートをチェックされただけであっさり入国できました。
特にコロナ禍ならではのこともなく、通常通りの入国でした。
今のドバイの様子は?
屋外はマスク不要!
屋外はマスク不要です!
ドバイはとても暑い国なので、屋外でマスク不要なのは嬉しい。中には屋外でもマスク着用されている方もいました。
ちなみに私は屋外でも人の多いところはマスクを着用していましたが、特に変な目で見られることはありませんでした。
屋内はマスク着用が必要です!
空港・ホテル・レストラン・博物館や観光地などの屋内はマスクの着用が必要です。また、いたるところに消毒液が設置されています。ホテル内もマスク着用を促す案内があり、コロナ感染対策が意識されています。
ドバイを楽しむ! おすすめスポット
パームジュメイラを一望!「ザ・ビュー・アット・ザ・パーム」
2021年4月にオープン。地上240mにある展望デッキからは、人工島パームジュメイラを一望できます。
有名な「アトランティス・ザ・パームホテル」や、7つ星ホテルの「バージュ・アル・アラブ」、世界最大の観覧車「ドバイ・アイ」も見えます!
未来博物館
2022年2月にオープンしたばかりのニュースポット!アラビア文字が描かれた、特徴的な丸いフォルムの外観。一度見たら忘れられない、不思議な形の博物館です。
今後20年でどのようにテクノロジーが発展するかについての展示があり、とても興味深い場所でした。じっくり見るには2時間以上の滞在がおすすめです!
ドバイと言えば!「砂漠」
ドバイの中心地から車で1時間程度で行ける砂漠!ドバイに来たからには、必ず訪れたいスポットです。地平線に沈むオレンジ色の美しい夕日は、何度見ても感動します。
日帰りツアーでの滞在も、のんびり宿泊での滞在もできるので、好みに合わせて楽しめますよ!少し足を延ばして、砂漠での滞在はいかがでしょうか?
帰国のための準備について
現地(ドバイ)でしないといけないこと
出国前72時間以内の検査証明書が必要です!必ずドバイ滞在中に検査証明書を取得してください。今回はPCR検査を受けましたが、抗原定量検査なども対象です。(抗原定性検査ではないではないので、ご注意ください。)
※2022年9月7日以降、ワクチン3回目接種済みであることの証明書(ワクチン接種証明書)を保持している場合は、出国前72時間以内の検査証明の提出が不要となります。入国条件はこちらもご確認ください。
旅工房では、ドバイでのPCR検査の代行手配も承っております。(飛行機・ホテルのご予約されたお客様対象)看護師(英語)がホテルにお伺いし、PCR 検査用のサンプルを採取いたします。24時間以内に検査証明書(厚生労働省指定のフォーマット)がメールで届きますので、ホテル出発までに各自でプリントアウトしてください。
詳細につきましては、お気軽にトラベル・コンシェルジュまでお問い合わせください。
事前のWEB手続き「ファストトラック」
成田空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港では 事前に検疫手続きを進められる「ファストトラック」が利用できます。
ファストトラックの方法については、厚生労働省のファストトラックページに詳しく書いてあります。
簡単に手順を説明します。
Step1:MySOSアプリをスマートフォンにインストール
Step2:MySOSアプリから以下の必要書類を登録
・質問票
・誓約書
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書
Step3:審査(画面の色を確認してください)
※搭乗便到着予定日時の6時間前までにアプリ上での事前申請を完了してください。
・緑色(審査完了)
・黄色(検査証明書を事前に登録せず空港で提示する場合)
・赤色(申請内容に不備があるため、再登録)
ドバイの空港では、ことあるごとに「MySOSを持っていますか?」「緑色ですか?」と聞かれました。事前に準備して搭乗することを強くおすすめします。
帰国当日~日本到着まで!
ドバイの空港での手続き
まずはスーツケースなど大きな荷物を預けます。
出発の48時間前から可能なウェブチェックインをしている場合は、無人の「Baggage Drop」エリアでセルフチェックインを行います。画面に沿って進めていけば特に問題なくできました!
ウェブチェックインを事前にしていない方、セルフチェックインが不安な方は、有人カウンターもありますので、ご安心ください!
「Baggage Drop」エリアの出口のところに、係員が立っていました。
以下、4つ確認されました。
・ドバイで受けたPCR検査の結果(英語)※印刷したもの
・ドバイで受けたPCR検査の結果(日本語)※印刷したもの
・ワクチン接種証明書
・MySOS(緑色の画面になっているか確認)
PCR検査の結果は、印刷したものを紙で持っておくことをおすすめします。宿泊のホテルなどで依頼して、必ず印刷して準備ください。
確認後、出口から出てパスポートチェックに進みます。
・パスポートチェック
係員に搭乗券を見せ、自動化ゲートに進む。
・手荷物検査
通常通りで、特にコロナ前と変わりはありませんでした。
・ゲート前
搭乗券とパスポートを提示すると、「MySOSはありますか?」「緑色ですか?」と聞かれました。MySOSを提示し、パスポート番号が合致しているかを確認され、無事に搭乗ができました。
MySOSはファストトラックではありますが、飛行機の搭乗までことあるごとに確認されたので、事前に準備し、緑色になった状態にしておくことが良いかと思います。
機内レポート
ドバイ→関西国際空港のフライトは、約9時間15分。帰りのフライトはそこまで混んでいませんでした。機内食は2回。まずは朝食。チーズたっぷりのチーズオムレツ!
続いて昼食。ロースト・チキンを選択。デザート付きなのも嬉しいです!
着陸前に税関用の携帯品・別送品申請書と、ファストトラックが済んでいない人には誓約書と質問票が配られました。(誓約書と質問票について、MySOSのアプリで誓約書と質問票の記入が済んでいる場合、記入は不要です。)
関西国際空港到着から税関を出るまでにかかった時間は?(ファストトラック利用)
ここからは実際にかかった時間を記録しておきます。
17:30 定刻より少し遅れて到着。
17:33 検疫所からの機内アナウンス。全員が検疫検査を受ける必要があること、検査が終了するまでは飲食禁止のお知らせ。
17:45 ウィングシャトルを降りてすぐのところで、MySOSアプリを持っているかどうかを確認される。ピンク色の紐のカードホルダーを首から下げておくように指示あり。
17:51 エスカレーターを降りて、検疫所。体温測定は通常通り。その後、パスポートを提示し、検疫検査のキットと「健康カード」をもらう。
17:55 唾液採取し、提出。次に進む。
18:00 MySOSのある人(ピンク色の紐のカードホルダーがある人)は、ファストレーンへ。
18:02 健康カード、パスポート、MySOSを提示。「ワクチン証明書」と記載されたはんこを健康カードにもらう。赤い紐のカードホルダーも首から下げておくように指示。
18:07 健康カード、パスポートを提示。MySOSを再度チェックされ、通知が届く設定になっているかを確認される。「隔離はありませんが、このアプリは到着後5日間は消さないでください」と係員の方に言われました。
18:12 健康カードをチェックされ、検疫検査の結果待ちのスペースに案内される。検査番号がモニターに表示されたら陰性なので、番号が表示されたら係員に声をかけるようにとのこと。
18:50 モニターに無事番号が表示される(陰性!)係員に声をかけ、陰性ゲートへ向かう。
18:55 健康カードを提示。陰性結果のシールを健康カードに貼られて、赤い紙をもらう。
この先はパスポートチェック、荷物のピックアップ、税関など通常通りでした。
ピンクと赤のカードホルダーは、税関を出た出口で回収されました。
税関を出たのは、19時5分頃。到着から約1時間半でした。
関西空港では、同時刻に台北からの飛行機があり、この2便だけだったので早かったのだと思います。
同日ドバイから成田空港へ帰国した同行者によると、成田空港では、同時刻にアメリカ、中国、シンガポール、マニラなど4便が重なり、2時間45分ほどかかったようです!
いずれの場合も、ファストトラックを使用した場合です。
もし使用していなかったら、きっともっと時間がかかっていたと思います!
旅工房では、ドバイでのPCR検査の代行手配も承っております。(飛行機・ホテルのご予約されたお客様対象)看護師(英語)がホテルにお伺いし、PCR 検査用のサンプルを採取いたします。24時間以内に検査証明書(厚生労働省指定のフォーマット)がメールで届きますので、ホテル出発までに各自でプリントアウトしてください。
詳細につきましては、お気軽にトラベル・コンシェルジュまでお問い合わせください。
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