ラン女子なら一度は挑戦したい!ニューヨークシティマラソンツアーレビュー
更新:2020/02/15
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ランナーなら誰もが一度は憧れる海外のマラソン大会。毎年11月に開催されるニューヨークシティマラソンは、アメリカを代表する大規模マラソンです。レースの情報を交えた旅工房のツアー内容をリポートします!
ニューヨークシティマラソンとは?
ニューヨークシティマラソンは、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5区を駆け抜け、マンハッタンセントラルパークでゴールするマラソン。シカゴマラソンやボストンマラソンと並ぶ、大きな大会です。
なんといっても、制限時間がないのがこのニューヨークシティマラソンのポイント。3時間台でゴールを狙う本格派ランナーから歩いてゴールするビギナーランナーまで、それぞれのペースで走れるのが魅力です。
6大マラソンの ワールドメジャーズ(通称:WMM)にも登録されている大会で、ランナーなら一度は走ってみたい大会なんです!
実は、旅工房ではこのような大会の申し込みや宿泊を手配するマラソンツアーを毎年企画しています。出発前に合同練習(皇居周辺のランニング)と決起集会も開催しているので、参加者様同士で交流することができ、お1人ご参加の方でも不安なく、本番を迎えることができますよ!
ニューヨークシティマラソンへ向けて出発!
出発当日は、参加者みなさんで一緒にニューヨークへ向かいます。
ニューヨーク到着後は、まずはマラソンのゼッケンを受け取りにEXPO会場へ向かいます。ランナーは自身の番号が記載されているゲートへ向かいゼッケンを受け取り、その後記念Tシャツを受け取ります。
大会エントリー時にTシャツのサイズを申告しますが、ニューヨークシティマラソンはEXPO会場に試着コーナーがあり、必要であればサイズの変更をすることも可能です。実際に着てみるとサイズ感が違うということがよくありますので、とてもいいサービスですね!
EXPO会場内では、記念品の物販や展示物があります。参加者に向けたメッセージが書かれたウォール展示がありました。
ニューヨークシティマラソン前日には、5kmのファンランも行われます。ふだん通勤・通学で混み合う一般道路を閉鎖してコースにするので、普通の観光とはまた違った風景が楽しめますよ!
ニューヨークシティマラソン前日の5Kmラン
前日に行われる5Kmランです。スタートとともに、多くのランナーがマンハッタンの摩天楼を駆け抜けていきます。
それにしてもすごい数のランナーです。
それもそのはず、ニューヨークシティマラソンは抽選なのですが、この5kmランはエントリーした全員が走れます!エントリー代金は$50。翌日のフルマラソンとは別の記念Tシャツがもらえます。
完走後、参加者のみなさんにお話しをうかがったところ、「エントリー代金は少し高いなと感じたけど走って良かった!」「本当に楽しかった!」そうです!
ニューヨークシティマラソン当日
いよいよニューヨークシティマラソンレース当日。朝5:45、ロビーで集合します。
この日のニューヨークは最高気温15℃、最低気温7℃と半袖だと肌寒い天気でした。毎年11月の開催なので、防寒ウエアは必須です。
マンハッタンからバスに揺られること約1時間、スタート地点スタテンアイランドへ到着しました。バスを降りると、待機場へ向かうランナーで長蛇の列ができていました。待機場の入り口では警察官によって、身体や持ち物検査が行われます。
バスを降りた参加者のみなさん、笑顔ですね!
大会では多くのボランティアが活躍します。ニューヨークシティマラソンの待機場は飲み物、食べ物がとても充実しています。バナナやドーナツ、水、ホットドリンク(ティー、ココア、コーヒー)と種類が豊富!
会場では、このオレンジ色のニット帽をかぶっている人を多く見かけました。これは、DUNKIN’DONUTSが無料で配布している防寒用のニット帽で、頭にかぶるのはもちろん、てっぺんの糸をほどいて筒状にし、ネックウォーマーにして使う人もいるそうです!
会場にはテントも設置されていましたが、快晴でかかったため、芝生の上で仮眠したりストレッチしたりするランナーが多かったです。そしていよいよスタートの時間が近づいてきました。
美しい景色のコースを走り抜ける!ニューヨークシティマラソンスタート!
午前11:00、いよいよピストルが鳴り、ランナーや応援の人々の歓声が沸きあがりました。まずは待機場からも見えていたヴェラザノ・ナローズ・ブリッジを渡ります。
残念ながら下の橋(二重構造のようです)を走ることもありますが、それでも外の景色はとてもきれいです。向こうに小さく見えているマンハッタンに向かって走ります。待っててマンハッタン~!
走ること1時間半、ブルックリンに上陸。ここまでは快調。笑顔で写真撮影を楽しむ余裕もありました。
ニューヨークシティマラソンは距離をキロとマイルの2つで表示します。マイルに慣れていないと少し混乱しますが大丈夫!
ニューヨークシティマラソンは沿道の応援者が200万人を超えるといわれます。大勢の歓声の中を走り抜けることができるのも醍醐味です!
まるで走り終わったランナーのようです。笑。基本的に、前を通り過ぎる時はハイタッチ、カメラを向けるとみんな決めポーズをつくってくれます。応援者がこれだけ楽しんでいると、自然とランナーも気分が上がますよね。
コースのところどころに、演奏隊やバンドグループ、コーラス隊などもいます。
ニューヨークシティマラソンのコース13マイル地点!マンハッタンはもうすぐ!
街中の景色や雰囲気を楽しんでいると、13マイル(約ハーフマラソン)の表示が・・・。まだ半分です。
橋を下りると、待望のマンハッタンの文字が!会いたかった看板にやっと巡り合えました。長いようなそんなことないような。
この橋を降りた看板の地点で20kmほどです。走った疲労感とマンハッタンに戻ってこられた感動でこの看板を見たときは胸がほっと熱くなりました。
日が暮れてきたころ、やっとセントラルパークへ到着!気温が下がり寒くなってきても、コースの沿道にはまだまだたくさんの応援が。この応援にどれだけ助けられたか分かりません。
ラストスパートをかけること数分。やっとゴールが見えてきました。辺りが暗い影響で掲示板がとても眩しい。万歳ポーズでゴール!!
ゴール後、メダルを首から下げて歩いていると、道行く人々から「congratulation!」をたくさん声をかけられます。かなり疲れているはずなのに、自然と笑顔に。女優になったような気分でホテルまで帰れました♪
ニューヨークシティマラソン、コース構成や沿道の応援の多さ、給水スポットでのスナックや飲み物の多さなど、レース自体がとても面白く、充実したレースです。海外のマラソンに参加してみたい!という方は、ぜひぜひ申し込みお待ちしています!
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