【搭乗記】キャセイパシフィック航空 羽田〜香港エコノミー座席・機内食＆ビジネスクラスラウンジ体験記

週末や連休を使って、気軽に海外旅行を楽しみたい。そんな働く女性に人気の渡航先が「香港」です。グルメもショッピングも楽しめるコンパクトな街は、女子旅にぴったり！
今回は、キャセイパシフィック航空 羽田〜香港便を利用したので、シート、機内食、サービスの搭乗レポートを詳細にお届けします。
さらに、今回は羽田空港と香港国際空港で特別にビジネスクラスラウンジを体験してきました。その様子もたっぷりご紹介します！
「機内ってどんな感じ？」「ラウンジはどこにあるの？」など、旅の前に気になるポイントを、実際の体験をもとに詳しくレポートします。
次の香港旅行の参考に、ぜひチェックしてみてください！
※2025年10月時点の情報です。

キャセイパシフィック航空とは？

キャセイパシフィック航空（Cathay Pacific）は、香港を拠点とするフルサービスの航空会社で、世界中の旅行者から高い評価を受けているエアラインです。
特に東京〜香港路線は、アクセスの良さとフライト時間の短さから、週末の女子旅や弾丸旅行にもぴったり。エコノミークラスでも座席が広めで、機内食やエンタメも充実しているので、移動時間も快適に過ごせます。
また、ワンワールドアライアンスに加盟しているため、ステータス保持者やビジネスクラス利用者はラウンジも利用可能。旅の始まりや終わりを、ちょっと贅沢に演出してくれるのも嬉しいポイント！
今回は羽田を利用しましたが、成田、関空、名古屋、福岡、札幌からも香港への直行便が飛んでいます。敷居が高いと思われがちなビジネスクラスにも意外とリーズナブルに乗ることができるのも、おすすめポイントです

羽田―香港線の運航スケジュール

2025年10月時点のスケジュールです。羽田は毎日1日2便飛んでいます。
往路
CX543 　羽田10:10発　香港着14:30
CX549　 羽田16:00発　香港着20:15
復路
CX548　香港発08:55　羽田着13:45
CX542　香港発16:30　羽田着21:15

時差は1時間なので、飛行時間は約4～5時間です。今回は往路CX543、復路CX542の滞在時間たっぷりのスケジュールで行ってきました。
※スケジュールはHPでご確認ください。

今回は羽田を選びましたが、成田は1日5便も飛んでいます！一番遅い便は21:30出発も！自分の都合に合わせて色々な組み合わせが選べるのが嬉しいところです。

往路│羽田→香港

【往路】羽田空港でのチェックイン＆搭乗手続き

羽田空港第3ターミナルのLカウンターです。

セルフチェックインの端末があります。タッチパネルで指示に従い操作をしていき、ここで手荷物タグと搭乗券を発券します。
荷物にタグをつけたら、次は荷物を預けます。有人のカウンターでした

空港に着く前にオンラインチェックインをしておくのがおすすめです。48時間前にチェクインの案内メールが届くので、事前に席を指定していなかった場合は、オンラインチェックイン時に席指定が可能です。

羽田空港のビジネスクラスラウンジ体験(キャセイパシフィック)

今回は搭乗するのはエコノミークラスですが、特別にビジネスクラスラウンジが使えたので紹介します！

ターミナル入って114番ゲート付近にラウンジへの入り口があります。4階、5階にJALやデルタ航空のラウンジがあり、キャセイパシフィック航空はその上の6階にあります。

大きな窓が一面にあり、滑走路が見渡せます。洗練された雰囲気で落ち着く空間です。

ゆったり座れるエリアとスタンディングのエリアがありました。

テーブルの下など見えにくいところにあったりもしますが、USBの電源がある席が多かったのでありがたい！

ちょっとした軽食やスイーツがつまめるブッフェコーナーがあります。

パンやスイーツ、おしゃれなアミューズも！

スイーツも充実している軽食コーナーが！

軽食コーナー

軽食コーナー

軽食コーナー

色んな味が少しずつ食べられるのが嬉しいですね！

今回は利用していませんが、飲み物が豊富なカウンター「ザ・バー」もありました。

ワインも色々ありそうです。

ワインなどもあるドリンクメニュー

今回のお目当ては「ザ・ヌードル・バー」

朝に利用したのですが、メニューが豊富！
・和朝食
・中華粥朝食
・洋朝食
・ビーフカレーライス
・担々麺
・ワンタン麺
・トムヤムヌードル
・フレンチトースト
がありました！
担々麺とワンタン麺を注文しました。

どちらも美味しいのですが、個人的なおすすめは担々麵！
他では食べたことがないくらい、スープがとっても濃厚でした！もう普通の担々麺には戻れない…

ラウンジでまったりしてから搭乗口に向かいました。

【往路】エコノミークラス搭乗記（羽田→香港）

座席・機内設備レニュー

機材はボーイング777-300です。エコノミークラスのシートの配列は3－4－3でした。

毛布はCAの方が配っていました。ヘッドフォンは座席前のシートに入っています。

ヘッドレストは高さと両脇の角度を調整できます。頭が固定できるのが嬉しい！

機内エンターテイメントの充実度

機内コンテンツは充実していました。
映画は洋画だけでなく、邦画やアニメも週類が豊富にあります。フライトレコーダーや、機体の下についている外を映すカメラの映像などもあり、退屈は一切せず、4時間半のフライトはあっという間でした。

機内食レポ（羽田→香港便）

離陸後、まずドリンクとピーナッツが配られました。

離陸約1時間後に機内食タイム。
ビーフ(牛丼)またはチキンから選べました。
牛丼は味がしっかりしていて少し甘めで美味しかったです！
キャセイパシフィック航空は昼や夕食の時間であればデザートにハーゲンダッツがもらえるのが嬉しいポイント！往路はバニラでした。

機内食　ビーフ

機内食　チキン

あっという間に香港に到着しました。
香港は入国カードの記入が不要なので、パスポートを渡してほぼ質問なしで入国できました。

復路│香港→羽田

【復路】香港航空でのチェックイン

48時間前にオンラインチェックの案内メールが届きました。事前にオンラインチェックインを済ませて空港に向かいました。往路同様、オンラインチェックインで座席の選択が可能です。
カウンターはAでした。空港ではまず機械でチェックインし、荷物に付けるタグを発行します。操作パネルで日本語も選択できるので案内に従い操作します。ここで希望者は紙の搭乗券の発行もできます。

ここでチェックイン＆荷物用タグ発券をします

日本語を選んで操作できるので安心！

タグが印刷されるので、スーツケースにつけます

タグを付けたら続いては荷物を預けます。チェックインの機械が置かれている反対側に荷物を預ける場所があります。
ここでは途中荷物のタグのバーコードをスキャンする操作などがありますが、言語選択で日本語を選べるので、日本語の説明を見つつ進められます。また、そこにいるスタッフさんが手伝ってくれます。

有人カウンターだとチェックイン3時間前にならないと開かないということがありますが、こちらは機械でのチェックインなので、早く来ても対応できそうでした。

香港国際空港のビジネスクラスラウンジ体験(キャセイパシフィック)

復路もビジネスクラスラウンジを利用しました。キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジは3つあります。
今回はそのうちの「THE WING」「THE PIER」と2つのラウンジをはしごしました！それぞれかなり場所が離れています。ラウンジを楽しむ場合はなるべく早めに空港に来ることをオススメします。

THE WING（2番ゲート付近）

中は大きく3つのエリアに分かれており、洋食を楽しみながらくつろげるエリア、アイスやケーキなどのスイーツとコーヒーを楽しめるエリア、本場の中華麺を楽しめる「ザ・ヌードル・バー」がありました。

まずは入ってすぐの洋食ゾーンから！

なかなか賑わっていました！

ここのエリアにはリボン型のパスタやハムやチーズ、サンドイッチ、スイーツがありました。

パスタ

野菜とごはん

生ハムやチーズ

ドリンク

おしゃれなミニサンドイッチやプチケーキもありました。

サンドイッチ

スイーツ

一人でゆっくりできそうなシートもありました。

さらに奥に進んだところにもスペースがあります。

ここでは、コーヒーやアイスクリーム、デザートなどを楽しむ事ができます。

先程のお部屋にもあったサンドイッチ

このカウンターにアイスのメニューがありました！

もう一つお部屋があり、それが今回のお目当てです！
キャセイパシフィック航空のラウンジの名物「ザ・ヌードル・バー」

ワンタン麺、担々麺、トムヤムヌードルなどの麺類とスープ、点心がありました。
私は担々麺と点心を注文しました！

呼び出しボタンをもらい、しばし待ちます。
その間に自由に取れる飲茶コーナーもチェック！

香港のビールもありました。

そしてお目当ての担々麺と点心が！

羽田の担々麺もかなり美味しかったのですが、香港の担々麺のほうがより濃厚でした！
とっても美味しい！もう１杯食べたかった…。

おすすめのラウンジNo.1！THE PIER（65番ゲート付近）

今回復路の搭乗ゲートは6番でした。このラウンジは65番ゲート付近にあり、かなり離れているのですが、一番すごいと話題のラウンジなので寄ってきました。
結論、行かなかったら損をしていた！と感じるくらい、素敵なラウンジでした！

看板に書かれている項目が多い！かなり広いラウンジです。ここだけ「Teahouse」があります。
まずは「フードホール」から！

壁側にフードコーナーがあり、ここでは食べたいものを取り分けてくれます。

さらに奥に進むと「THE WING」でも食べた「ザ・ヌードル・バー」があります。

飲茶はここが一番種類が豊富そうです。
ヌードルだけでなく、香港らしい「バーベキュー・ポークライス」「ローストクリスピー・ポークライス」などもメニューにありました。

ここでも色々食べたかったのですが、今回はここにしかない「Teahouse」に向かいます。

さらに進んで行った一番奥に「Teahouse」がありました。

ここではお茶をゆっくり楽しむ事ができます。
メニューがかなり豊富！

好きな茶葉を選ぶと一人分ずつ茶器を温めるところから入れてくれます。私は季節のスペシャル「JING Jasmine Pearls」を選びました。
茶菓子にエッグタルトなどのお菓子もありました。

少し暗めの落ち着いた空間で、ゆったりとした時間が過ごせます。

お菓子をつまみつつ、お茶でほっと一息。もっと長くいたかったと思える空間でした。ぜひ奥の部屋まで足を運んで見てください！

【復路】エコノミークラス搭記（香港→羽田）

往路とほぼ同じ仕様で、座席や設備に大きな違いはありません。

座席・機内設備レビュー

往路と同じく、ボーイング777-300。3－4－3の配列でした。

機内食レポート（香港→羽田便）

帰りもまず搭乗後すぐにピーナッツ、続いてドリンクが配られました。
機内食はチキンまたはシーフードの2種類から選べました。
エビのパスタが美味でした！デザートのハーゲンダッツはチョコレートでした♪

シーフードは海老のパスタ！

チキンはソースが下に入っていました。

キャセイパシフィック航空を選ぶメリット・デメリット

デメリット
・LCCと比較すると若干お値段は高め。
　サービス内容が違うので当たり前ではあります。ただいうほどの差はなく、預入荷物と機内食がついてくる、座席も広いことを考えると、フルキャリアでこのお値段というのはなかなかお値打ちです！
　航空券だけでなくホテル込で2泊3日4万円台のツアーもあるので、早めに予約できていればLCCより快適なのにお値打ち価格で旅行ができます。
・羽田だと0泊3日のような弾丸旅行は不可
　羽田は深夜便がないので、深夜便で行って泊まらず深夜便で帰ってくるのような弾丸旅行はできません。丸1日自由にできる日を作りたい場合、2泊はしたいところです。
　※成田の場合は現地朝2:00着の便や復路成田6:30着の便があります

メリット
・豊富なフライトから選べる！
　東京在住の場合、羽田と成田を合わせたら1日7本！自分の都合のいい時間のフライトが選べます。
・生活リズムを崩さず、疲れずに行ける
　自分に合う時間のフライトが選べることに加えて、LCCと違いシートを倒すこともできるし、足元にも余裕があるのでちょっと座って映画を見ている間に移動でき、移動の負担を感じにくいです。
　機内コンテンツも豊富にあるので、楽しみながら香港にいけます！
・ビジネスクラスがリーズナブル！
　香港までは短いのでフルフラットにならない機材だったりしますが、リーズナブルな価格でラウンジ体験ができるのはお得ポイント！ゆっくりしたいご褒美週末旅行にぴったりです！

まとめ・総評

今回利用したキャセイパシフィック航空のフライトは、往路が香港着14:30、復路が香港16:30発と、滞在時間をしっかり確保できる理想的なスケジュールでした。
到着はちょうどホテルのチェックイン開始時間なので、スムーズにお部屋に入り、荷物を置いて身支度を整えてから観光へ出発できます。
帰りも朝食を楽しんだあと、少し香港観光をしてから空港へ向かえるのが嬉しいポイント。
快適な空の旅と、効率的なスケジュールのおかげで、香港滞在を存分に満喫できました！次回もぜひキャセイパシフィック航空を利用したいと思います。そして、あの担々麺をまた味わうために、いつかビジネスクラスにも挑戦してみたいです！

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