黒糖？オーガニック？台北おすすめドリンクスタンド10店！

台湾に無数にあるドリンクスタンド。毎年新しいブランドが生まれますが、黒糖やらオーガニックやら、どこがおいしいの！？ぜひ訪れてほしいお店をおすすめ順にピックアップしました！

【L!KE17】

かわいいパッケージがインスタでひときわ目を引くL!KE17。スッキリしたミルク感と甘すぎない黒糖シロップで気温の高い日でも飲みやすい黒糖タピオカミルクティーです。

濃郁黑糖粉圓醇奶Mサイズ55NTD

写真では見えにくいですが、黒糖タピオカは手作りなのでさっぱりしていて色も半透明。「天然・健康・安心」をモットーに掲げた(店頭チラシより)ドリンクスタンドです。

今はまだお店が少ないですが、お店の雰囲気も遊び心があってお洒落だしこれからまだまだ新作が出て流行りそうな予感！

お店は台北101や東區の近くです。観光ついでに立ち寄りやすく、周辺はお洒落カフェやご飯処も多いエリアですよ。

【沐白小農】

台湾産の新鮮な牧場乳『肯啃鮮乳ken ken bread』を使ったメニューがおすすめな沐白。これは草莓鮮奶(イチゴミルクMサイズのみ65NTD)で、苺ももちろん台湾産です。

店内の画面では、高雄や台中などに出向いてken ken breadを飲んだ感想をインタビューする動画が流れています。

台湾では牛乳を飲む習慣があまり根付いておらず、現地の人たちは今まで「おいしい牛乳」に興味が薄かったそうです。でもこのインタビューではかなりの高評価。

動画では、清涼感、濃厚などのキーワードがよく出てきますが、まさしくその通りの味です。濃厚なのに重たくなく、ほんと清涼感というワードがぴったりなほどスッキリしています。

SNSでは黒糖タピオカミルクティーをよく見ますしお茶のメニューもあるのですが、このお店は牛乳が主役なので、イチゴミルクや抹茶ミルクなどミルクの味をより味わえるメニューをおすすめしたいです！

ここは珍しく中に席があり座って休めます。座ってまったりしていると「何でここ見つけたの？」など店員さんにいろいろ話しかけられました。お店の雰囲気もいいですよ♪

またこのkenken bresd牛乳は全聯スーパーで購入できます。牛乳好きはぜひ試してみてくださいね。

【十三月TREDECIMBER】

青茶(緑茶のような味の台湾烏龍茶)や紅茶、冬瓜茶などお茶を使ったオリジナリティ溢れるメニューが自慢のドリンクスタンド。

パッケージやお店のデザインがお洒落で世界観があります。店内にちょっとしたバースタンドがあって夏場は涼めます。

おすすめ看板メニューと書かれていたこのドリンクは、滿盛(Lサイズのみ50NTD)というびっくりメニュー。包種茶をベースに、レモンなどのフルーツのエキス、カットフルーツ、愛玉や寒天など食感の違うゼリー、さらにはライチ球が入っています。

ライチ球は球状のタピオカみたいな粒で、噛むとイクラのように弾けてライチエキスが出てくるんです！最近この粒を入れているドリンクスタンド多いです！

さっぱりとしたお茶にレモンの風味や時々くるライチの甘み、寒天などの食感が合わさってこれがほんとにおいしい(笑)。メニューの説明書きに「飲料版豪華海鮮丼」とありますがそれも納得です。

【圓石】

こちらもまたお茶をベースにしたこだわりメニューが多いドリンクスタンド。これは、コーヒー風味のアッサム紅茶に生クリームをトッピングした朱雀紅茶(Mサイズ45NTD)。

ひと口飲むたびにふわっとアッサムのいい香りが鼻に抜けて、後味はさっぱり。クリームは甘さ控えめで、半分くらい飲んだあたりでちょうどよく混ざるので味も飽きずに楽しめます。

お茶の発酵の方法や度合いで呼び方が異なる熟茶・半熟茶・生茶を使ったメニューのほか、ラミーのお茶、霊芝や枸杞(枸杞)を使った漢方のようなお茶など珍しいお茶がたくさんあります。

またこちらの店舗は超人気牛肉麺屋さん林東芳のすぐ近く。この写真は最近オープンした姉妹店舗ですが本店もすぐ近くにあります。

【BARONESSE小黑糖】

台北アリーナの近くにあるBARONESSEは平日は地元のオフィスワーカーで賑わいます。お茶ベースのメニューが多いですがフルーツをふんだんに使ったメニューがおすすめです。

写真は葡萄柚檸檬緑茶(Lサイズのみ45NTD)です。夏はいろんなお店で葡萄のメニューが出ますが、レモンの風味がピリッと全体を引き締めてくれて暑さが吹き飛びます。紅茶ではなく緑茶を使っているので後味はよりさっぱり。

このお店はスタッフのセンスを感じます。オリジナルTシャツがかわいくて着こなしもお洒落！

脇にあるちょっとした休憩スペースで座っていると、スタッフがバイクで出勤してきました。

乗ってるバイクもお洒落です(笑)。

【O MY GOOD】

O MY GOODはカラフルでビューティ意識の高いドリンクが特徴です。

これは藍莓気泡飲(ブルーベリースパークリングLサイズのみ60NTD)。タピオカでなく寒天が入っていて、フレッシュなベリーがアクセントになっています。

食用のバラ、野イチゴ、マヌカハニーなどを使った珍しいメニューに力を入れています。

タピオカは、お店によっては甘すぎることもあります。最近ではタピオカの代わりに寒天や果物エキスがプチッと弾ける粒が入ったドリンクが増えていますよ。

お洒落観光スポット永康街(ヨンガンジエ)にあり、このあと紹介するBobii Frutiiや台湾産コスメのお店Orightの近くにあります。

【老虎堂TIGER SUGER】

黒糖タピオカミルクティーといえば、日本にも出店した鹿マークのTHE ALLEYが知られていますが、こちらは虎マークが目印です。

今もっとも人気の黒糖タピオカミルクティー(老虎堂波霸厚鮮奶／含奶 55NTD)は黒糖の甘さがすっきりしていて重たくありません！量がたっぷり、タピオカも大粒で満足感大です♪

台北散策の中心地MRT中山駅からすぐです。シンガポールや香港などにも出店していて、ソウルでも大流行なんだとか！

お店の前にはベルトポールがありますが、オープン当初よりも行列は落ち着いています。平日のお昼頃など早めの時間なら並ばず買えますよ。

【一芳】

パッションフルーツやりんご、オレンジなどがふんだんに使われた南国感たっぷりのフルーツティーが人気のイーファン。

このイーファンフルーツティー(一芳水果茶Lサイズ60NTD)、初めて飲んだ時はあまりの衝撃に毎日違うお店をはしごしました。

猛暑日に飲むと、血管にまで流れ込んで来たんじゃないか！？というくらいとにかくおいしくてびっくりします。

店舗も多く行きやすいですが、松山空港から徒歩10分ほどの富錦街にある民生店は、入国後・出国前に気軽に立ち寄れるのでおすすめ。

イーファンは浅草と新宿にも出店しています。が、日本で飲むのとは値段と暑い日の喉ごしの感動が比べものになりません！ぜひ台湾で飲んでほしいです。

【Bobii Frutii】

「働きたくねえ」「大人になりたくねえ」という衝撃の商品ネーミングと無添加製法で話題になったボビ・フルーティ。

もともと健康や自然志向の強い台湾ですが最近特にその傾向は強くなっています。

9種類あるシグネチャーメニューの中で人気は、この人魚の涙(人魚的眼淚100NTD)。牛乳が入っているのに、あまりにさっぱりで気づかないくらいです！

始めは味が薄く感じますが、レモンの下に隠れたマンゴーの風味が、飲みすすめていくとジワリジワリ出てきます。そのうち本物の果物をかじっているような感覚に！

これが無添加のおいしさか、と納得できます。ちなみに青いのは、日本でも鹿児島など南のほうではよく飲まれるバタフライピー(ハーブ)の色。

すべての素材に、着色料や香料、防腐剤をまったく使っていません。上品で変な甘ったるさがなく、すっきり噛み切れる自然なモッチリ感のタピオカをぜひ味わってほしいです。

先ほど紹介したO MY GOODは反対方向の通りにあるのでハシゴもおすすめ！

【花甜果室BLOSSOMING JUICE】

個性派カラーとボリュームたっぷりのスムージーが人気のブロッサミングジュース。新鮮な南国素材をその場でミキシングして作ってくれます。

なかでも人気という紫光宇宙火焔山(COSMIC FLAME 115NTD)。バナナに、さつまいもやオーツをミックスし、トップにはたっぷりのクリームがのっています。

スムージーを試した私の個人的な感想ですが、このオリジナルミキシング、素材の組み合わせが欧米風です・・・笑。

このお店でのオーダーは、ベリーやパッションフルーツ、キウイなどを使ったスパークリング系か、お茶ベースがおすすめです！色は赤系を選ぶと◎。

MRT忠孝復興駅、SOGO忠孝館や東區地下街入り口のちょうど裏手のエリアにあります。お洒落な美容院やごはんスポットがたくさんあるので歩くだけでも楽しい場所ですよ。

ドリンクスタンドって冬はどうなるの？台北の冬の気温と服装

ドリンクスタンドは夏だけのイメージがありますが、冬ももちろん大盛況。なぜならフレッシュフルーツの入ったものを除いてほとんどのメニューはホットでの提供があるからです！

もちろんタピオカが入っているものはストローで出てきます(笑)。

台北の11月末ごろからの気温は、だいたい20～25度くらい。でも雨が降ったり晴れたり日によって差が激しいのが特徴です。

昨日は雨で21度だったけど今日は晴れて29度、ということもあり天候によって1週間のうちに10度くらい変わります。

25度を下回る場合、雨or陽が出ない日は肌寒いです。ロンT1枚で歩いていると震えるくらい。

20度前後の場合、日本から着て行ったコートやダウンはもうそのまま現地で着ていられます。これは私の体感ですが、台湾用と日本用と分けるほど違いはないです。

過去には前日29度だったのに次の日に雪が降ったという年もありました(！)。結論として冬の台北は、

着脱で体温調節ができる(裏ボアやカシミア不要)

脱いでも過度に薄着にならない(Tシャツ不可)

を意識したコーディネートで街歩きするのがおすすめです。

今日は陽がなくて寒い！そんな日はドリンクスタンドに駆け込んでホットを頼めば大丈夫。気温&服装情報を参考に1年中台湾を楽しみましょう！シーズン限定のメニューもお楽しみに！