アユタヤ遺跡

【一覧】タイの世界遺産・最新~アユタヤなど魅力・アクセスを徹底解説~

更新:2022/04/05

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その国の歴史や文化、自然を体感できる貴重な世界遺産。旅の計画を立てる時、世界遺産を訪れてみたいという人も多いのではないでしょうか?タイには、文化遺産、自然遺産あわせて6つの世界遺産があります。バンコクから日帰りで行けるスポットもあるので、旅行のスケジュールに組み込んでみるのもおすすめ!こちらの記事では、6つの世界遺産の魅力を一覧で紹介します。

タイには世界遺産が「6つ」ある!

タイには文化遺産が3つ、また2021年に新たに登録されたものを含む3つの自然遺産、計6つの世界遺産があります。観光客に人気のアユタヤも実は世界遺産に登録されているのです!古代遺跡や国立公園など、タイの貴重な世界遺産を訪れる旅はいかがですか?

①古代都市スコータイと周辺の古代都市群
登録年数:1991年
種類:文化遺産

②古都アユタヤ
登録年数:1991年
種類:文化遺産

③トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群
登録年数:1991年
種類:自然遺産

④バンチェンの古代遺跡
登録年数:1992年
種類:文化遺産

⑤ドン・パヤーイェン-カオヤイ森林群
登録年数:2005年
種類: 自然遺産

⑥ケーンクラチャン国立公園
登録年数:2021年
種類: 自然遺産

以降では、それぞれの世界遺産について魅力や見どころを詳しく解説していきます。バンコクからのアクセス時間についても紹介するのでぜひ参考にしてください。

古代都市スコータイと周辺の古代都市群

世界遺産_スコータイ_ワット・マハタート世界文化遺産_シーサッチャナーライ歴史公園世界文化遺産_カンペーンペット歴史公園写真提供:タイ国政府観光庁

古代都市スコータイは、バンコクから約440km離れたタイ北部に位置しています。「スコータイ」とはタイ語で「幸福の夜明け」を意味する言葉。1238年にタイで最初の王朝が開かれた場所です。強い軍事力を誇った第三代王ラムカムヘーン時代には仏教寺院が多く建造され、タイの文化・芸術の礎が築かれました。

1991年に世界遺産に登録されたこちらはとても広大な遺跡群で、主にスコータイ・シーサッチャナーライ・カンペーンペットの3つの歴史公園からなっています。スコータイ歴史公園内にある仏舎利が収められた王室寺院「ワット・マハタート」や池に浮かぶ寺院「ワット・サー・シー」、ナイトバザールが開かれる「スコータイ新市街」などは必見です。

また、「シーサッチャナーライ象保護センター」では、 象のエサやりや水浴の手伝いなどが体験できます。

飛行機:スコータイ空港から車で約30分
バンコクから:列車+バスで約8時間

スコータイへ行くオプショナルツアー(外部サイト)

古都アユタヤ

歴史文化_世界遺産 アユタヤ遺跡 ワット・プラシーサンペット
写真提供:タイ国政府観光庁

世界文化遺産 アユタヤ遺跡 ワット・マハタート
写真提供:タイ国政府観光庁

1350年に建都された「古都アユタヤ」は、417年もの間アユタヤ王朝の都として栄えた都市です。バンコクの北約76kmに位置しているため、バンコクから日帰りも可能!豊かなチャオプラヤー川の水運を利用し、17世紀には東アジアとヨーロッパを結ぶ国際貿易都市としても繁栄しました。しかし、隣国ビルマの攻撃を受けて衰退します。

当時の遺跡が歴史公園として保存され、1991年に世界遺産に登録されました。アユタヤ朝の初代国王が建造した寺院「ワット・ヤイチャイモンコン」、ビルマ侵攻で廃墟となった「ワット・マハータート」、内部から壁画や宝物が発見された大塔「ワット・ラーチャブラナ」などが見どころです。

アユタヤ歴史公園内では象に乗って散策しながらの触れ合い体験もできます。

【アクセス】
バンコクから:列車で約1時間45分

バンコクへ行く海外ツアー

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トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群

世界自然遺産 トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群世界自然遺産 トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群世界自然遺産 トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群写真提供:タイ国政府観光庁

バンコクから約350km、総面積6,225㎢を誇る「トゥンヤイ・ファイカケン野生生物保護区群」。「タイ最大で最後の原生地域」「最後の未踏の地」などとも呼ばれています。他では見られない生物多様性が維持されていること、生息分布の限界地域である種類が多く生息していることなどから、1991年に世界自然遺産に登録されました。

また、国際的な絶滅危惧種が28種類も生息しているとても貴重なエリアでもあります。中でも、世界中に350頭ほどしか生き残っていないといわれる幻のインドシナトラの3分の1が生息しているそう!しかも、近年はトラの数が増えていることが調査でわかっています。

ただし、人の手が入らない豊かな森と野生動物を守るため、一般の人が訪れる場合は、1か月前までに管理事務所に許可をとる必要があります。

バンチェンの古代遺跡

世界文化遺産 ウドーンターニー バンチェン遺跡世界文化遺産 ウドーンターニー バンチェン遺跡世界文化遺産 ウドーンターニー バンチェン遺跡写真提供:タイ国政府観光庁

バンコクから約600km、タイ東北部に位置する「バンチェンの古代遺跡」は1992年に世界遺産に登録されたスポットです。紀元前2500~2000年頃の先史時代の墳墓遺跡として知られ、当時、農耕・稲作が行われていたことがわかる土器や青銅器、埋葬された人骨などが発掘されています。

こちらの遺跡では発掘された展示品はもちろん、発掘の状況がうかがえる遺構も見学できます。すぐ隣の「バンチェン国立博物館」では、ぜひ貴重な出土品を見学しましょう。大量に出土した素焼きの土器は文様と彩色が独特で、現代の製陶技術にもその伝統が受け継がれているそうです。

【アクセス】
飛行機:ウドーンターニー国際空港から車で約1時間
バンコクから:飛行機+バスで約2時間

ドン・パヤーイェン-カオヤイ森林群

世界自然遺産 ナコーンラーチャシーマー県 カオヤイ国立公園世界自然遺産 カオヤイ国立公園世界自然遺産 ナコーンラーチャシーマー カオヤイ国立公園写真提供:タイ国政府観光庁

「ドン・パヤーイェン-カオヤイ森林群」は、タイで最初に認定された国立公園です。2005年には世界自然遺産にも登録されました。総面積2,168㎢のうち85%が森林となり、約95種類の樹木が見られます。公園内にはハイキング道が整備されているので、ゆっくりと散策しながら動植物の観察を楽しみましょう。

絶滅危惧種の哺乳動物や希少な野鳥などが生息する公園内では、ハイキングやトレッキングをはじめ、キャンプ、ラフティング、サイクリングなども体験可能!ナイトサファリやゴルフ、周辺のワイナリー見学などもできるので、アクティブな人におすすめのスポットです。

【アクセス】
バンコクから:車で約2時間30分

カオヤイ国立公園へ行くオプショナルツアー(外部サイト)

ケーンクラチャン国立公園

世界自然遺産 プラチュアップキリカン県 ケーンクラチャン国立公園世界自然遺産 プラチュアップキリカン県 ケーンクラチャン国立公園世界自然遺産 プラチュアップキリカン県 ケーンクラチャン国立公園写真提供:タイ国政府観光庁

2021年にタイで6番目の世界遺産として登録された「ケーンクラチャン国立公園」は、タイ最大規模を誇る国立公園です。タナオスィー山脈全体、またペッチャブリー県西部からプラチュアップキリカン県にまたがる広大な公園には、多様な動植物が生息・生育しています。

特にこちらの公園は北方鳥と南方鳥の分岐点となっているため、年間を通して300種類以上の鳥が見られるバードウォッチングの聖地!愛鳥家にはたまらないスポットです。その他にも野生のバイソンや象、鹿、色鮮やかな蝶なども生息しています。マイナスイオンをたっぷりと吸いながら、バードウォッチングやラフティング、トレッキングなども楽しめます。

【アクセス】
バンコクから:車で約2時間40分



【番外編】タイの2つの無形文化遺産と特徴的な行事

タイには有形の文化遺産だけでなく、2つの無形文化遺産もあります。また、世界遺産には登録されていないものの、タイならではの文化や歴史を肌で感じられる行事も観光客に人気です。ここでは、無形文化遺産と人々に親しまれている伝統行事を紹介します。

【無形文化遺産】タイ古式マッサージ

タイ古式マッサージ
写真提供:タイ国政府観光庁

2019年にユネスコの無形文化遺産に登録された「タイ古式マッサージ」。インドが起源のアーユルヴェーダに由来し、仏教と一緒にタイへ伝わってきたそう。時間をかけてゆっくりとツボを刺激し、一連の様々な体勢を取りながら多くの動きを伴うのが特徴です。一般的なマッサージとは異なり、オイルは使用しません。

人が本来持っている免疫力や治癒力を高める効果があると期待されています。中には、蒸したハーブを使用した施術も。日頃の疲れを取り、リラックスしたい人にぴったりです。

【無形文化遺産】タイ仮面劇「コーン」

タイ仮面劇コーン
写真提供:タイ国政府観光庁

タイの民族叙事詩ともされる「ラーマキエン」は、罪を犯した人はその報いを受けるという教訓を含む古典文学。そのラーマキエンの物語を古典的な演劇スタイルで楽しめるのがタイ仮面劇の「コーン」です。2018年に世界無形文化遺産に登録されました。

役ごとに様々な仮面やかぶり物をつけて演じるのが特徴で、役者の対話、ナレーション、歌、器楽演奏などで構成されています。古くからタイ王室の行事などでも演じられてきた伝統仮面劇を観劇してみては?

【行事】ソンクラーン

ソンクラーン祭り
写真提供:タイ国政府観光庁

ソンクラーン祭り
写真提供:タイ国政府観光庁

タイの旧正月を祝う行事「ソンクラーン」とは、太陽が1年の周期を終え、白羊宮(おひつじ座)に入るタイミングを祝うものです。もともとは仏塔や仏像などに水をかけるという風習がありましたが、近年では通行人同士が水を掛け合う「水掛け祭り」として親しまれています。毎年4月13〜15日に開催されていて、地方によっては前後長く水掛けが行われているところもあります。

バンコクやアユタヤをはじめタイ全土で行われるこのお祭りは、観光客も地元の人々と一緒に楽しむことができます。濡れてはいけないものの防水対策は必須!中に水着を着用して参加する人もいます。タイが一番盛り上がる「ソンクラーン」は、タイが好きな人なら一度は体験しておくとよいでしょう。

【行事】チェンマイ・イーペン祭り

チェンマイ・イーペン祭り
写真提供:タイ国政府観光庁

旧暦12月の満月の夜、タイ各地では線香やロウソク、花などで美しく装飾された灯籠(クラトン)を川に流し、川の女神に感謝を捧げるお祭り「ロイクラトン」が開催されます。特に注目を集めているのが「イーペン祭り」と呼ばれるチェンマイのロイクラトン。

灯籠の美しさはもちろん、仏陀に敬意を払うという意味で空に上げられるたくさんのランタンが夜空を舞う様子も一生に一度は見ておきたい絶景です。2022年は11月8日が満月にあたります。

情報・写真提供:タイ国政府観光庁

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