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ヨーロッパの中のイスラム文化を堪能!世界遺産アルハンブラ宮殿とグラナダ観光

スペインにいながらイスラム文化を堪能できる世界遺産のアルハンブラ宮殿。離れの宮殿、メインの宮殿、装飾のある場所など、見どころがわかれているので初めての場合戸惑う人が多いかもしれません。

そこでアルハンブラに行ったら絶対に見るべき!と感じたスポットを私が見た順に紹介します!

【パルタル庭園】

アルハンブラ宮殿の隣にある広くて整備の行き届いた大きな庭園です。

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私が訪れたのは8月。街中はジリジリと太陽が照りつけていて到着まで「外での見学がメインなのに大丈夫かな!?」と思っていたのですが、あちこちに池があったり階段の手すり横に水が流れていたりと、暑さを忘れられる造りのおかげで涼をとったような気分になれます。

花壇の上のほうに見えるのはサンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会。

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たくさんの植物が植えられていて木陰が多く、植物に救われたね~と友人と話しながら歩きました。カレンダーの中に入ったようなかわいい色とりどりのお花にも癒されますよ。

【ナスル宮殿】ライオンの中庭

有名なライオンの間。ここは、教科書やガイドブックで誰もが必ず目にしたことのある場所だと思います。中庭の中央で12体のライオン像が噴水を支える画はカメラに収めるべき!

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この噴水、当時は時計の役割を果たしていたそうで、それぞれのライオンが1~12の時刻を表しているのだとか。写真ではすごーくわかりにくいのですが、実はライオンの口からは水が出ていて、水の出ているライオンの位置によって時間を見ていたそうです。

12匹のライオンというからにはとても大きな噴水で、ヨーロッパ各地で見られるような水しぶきが飛び散るダイナミックな造りなのだろうなとイメージを膨らませていたのですが、実際かなり小さめで像もライオンというよりはヤマネコのイメージ(笑)。噴水は水もチョロチョロで小便小僧のような可笑しさがありました。

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しかし、真っ白な大理石の床と上部に繊細な細工が施された柱が整列した様子には思わず息をのみます。ここのショットもまた人気なので、思い思いの場所で記念撮影をしたり休憩したりと、たくさんの観光客が集まっていました。やや混雑するのでカメラの扱いなど気をつけてくださいね。

アベンセラヘスの間の天井

ナスル宮殿内で1番私が感動したのがこのアベンセラヘスの間の天井です。鍾乳石で作られた装飾で埋め尽くされていて、その隙間からは太陽の光が優しく入りこみ、首の疲れも忘れていつまでも眺めていたいと感じさせます。

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側面には透かし細工を施された窓が設置されており、光だけでなく風が吹き抜ける構造です(これがスゴイ!)。外の暑さを忘れて天井の細工に見とれてしまいました。

天井の高さと細工の緻密さからなのか、真下から見ると天井に吸い込まれるような錯覚を起こします(写真ではわかりにくいのがとても残念です)。多くの観光客がその場で立ち止まり、言葉もなくただただ天井の装飾に見入っていました。

私が訪れた8月の中旬はスペインではほとんど雨が降らない時期なので、素晴らしい光と影のコントラストを楽しむことができました。冬場はどのような雰囲気になるのかまた訪れてみたいと感じました。

リンダラハのバルコニーと中庭 

ナスル宮を出た脇に整備された庭園があったので吸い込まれるように中へ。リンダラハのバルコニーです。

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ナスル宮がちょうど影を作っており、庭全体がとても涼しかったです。撮った写真を確認したりこれからどこに行こう調べたり、歩き疲れた観光客(私もしかり)の休憩スポットになっていました。

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地面の石畳はきれいに整備されており、ところどころにモザイク模様が組み込まれていてそれもまた見どころです。

ナスル宮殿から見たアルバイシン地区

ナスル宮殿からのアルバイシン地区。グラナダの旧市街として栄えており、ナスル宮殿の2階のバルコニーのような部分から一望できます。

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日が傾いて建物がかすかに赤く染まり、白い壁と屋根のコントラストがとてもきれいでした。気温がやっと下がってきて風が心地よく、とても気持ちがよかったです。

【コマレス宮】アラヤネスの中庭

アルハンブラ宮殿を代表する場所で、なかでも私がとても楽しみにしていた場所のひとつです。「ここだ~!」と少しはしゃいでしまいました。

四方を建物で囲まれているためか、風もなく池の水面には宮殿がきれいに映し出されています。シンメトリックな美しさを楽しめました。

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想像したよりもはるかに広く、大部分を池が占めているせいもあるのか強い日差しのわりにむっとする暑さは感じません。昔の王族が避暑地のように使用していたのかな?なんて想像をしながら池の周囲を一周。

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空の青さも相まって気分も爽やか。その肝心の空の青さがうまく撮れずもっといいカメラを持ってくるべきだったと後悔・・・。

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大使の間

壁一面にモザイク模様のタイル装飾と彫刻が施されています。どのお部屋よりも天井が高く、透かし窓の美しさは圧巻。ほかが有名すぎで意外と初見の人も多いかもしれませんがここは必見だと思います!

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繊細な彫刻が施された乳白色の壁面と天井の木枠のこげ茶がマッチして、イスラム建築なんだけれどしっかりヨーロッパ感も漂っています。

そして何より感動したのはこの窓から入る日差し。やわらかく室内に広がり、影によって床に模様が作り出されています。さらにその光が壁のタイルに反射してタイルがキラキラ輝いているように見えるんです!本当に美しくて、イスラム人の美的感覚のすごさを実感しました。

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アルハンブラ宮殿の見学システムは複雑!

アルハンブラ宮殿は世界遺産。やはり混雑を予想していましたが、平日の午後7時と遅めの入場枠だったせいか観光客が少なくゆっくりと見学を楽しめて、いい写真もたくさん撮れました。

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しかし実はアルハンブラ宮殿のチケット&入場システムは複雑なので注意!

チケットごとに入れる場所が決まっている

たとえば「メスアール宮/コマレス宮/レオネス宮/ナスル宮に入れるチケット」「アルハンブラ宮殿に入らず周辺を巡るチケット」というふうにチケットごとに入れる場所が決まっています

それぞれ値段も異なりますが、値段で決めず自分が見たい場所をあらかじめ決めてその場所が必ず含まれているチケットを選びましょう。

「ナスル宮などアルハンブラ宮殿の敷地内すべての場所を訪れることができるチケット」もありますのでよく見て購入しましょう。

入れる時間帯が決まっている

チケットは基本的にガイドがつく見学ツアーになっていて、入場時間を設定されます。夜21時以降のツアーに当たると時間の都合により庭園などはその日中に回らない場合があります。

その場合、見学できなかった場所は次の日にガイドなしでの自由見学となることもあるようです(チケット購入画面注意記載より)。

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アルハンブラ宮殿は1日の入場者数が制限されていることもあり、予約ページを開くと月の半分くらいは満席です。公式にもひと月以上前の事前予約を強くおすすめしています!

また、これから夏のシーズンは1年でもっとも混雑が予想されます。注意記載を見た限りでは1日程度余裕のある旅プランを組むのがおすすめです。

グラナダ市内

アルハンブラ宮殿の周辺は、アルバイシン地区をはじめとして街のいたるところにイスラム文化の名残が残っています。まるで映画『アラジン』の世界に入り込んだような気分になります。

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アラブ風のお土産屋さんが密集する小道に入ると、かわいいランプやアラビックな服が売られているお店がたくさんあります。お土産探しにもいいのでぜひ立ち寄ってみてください。

かなり狭い小道なので入るのに勇気がいりますが(笑)、入ってみると異国情緒に引き寄せられたたくさんの観光客で賑わっていました。

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またほかの通りではバルが軒を連ね、テラス席ではビールやワインを片手にローカルがのんびり語らっていました。私もそのあたりのお店にふらっと入ってみたのですが、個人旅行で来るアジア人が珍しいのか店員の質問攻めにあうことに。

スペインではあまり英語が通じないと聞いていましたが、観光地なだけありみんな英語が堪能で一番心配だった注文もスイスイできました♪グラナダ全体で英語は通じやすいと思います。

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グラナダはスペインの中でも南に位置しているのでこれからのシーズンは直射日光が強いです。常に水分補給が必要なので絶対に水分を持ち歩くのを忘れずに。

また、アルハンブラ宮殿見学だけでも最低2時間は歩き通しです。道はきれいに整備されていますが坂が多いのでヒールは無謀!スペイン旅中に購入したエスパドリーユがとっても重宝したので、みなさんもぜひエスパドリーユでグラナダ観光してみてはいかがでしょうか!

ALHAMBRA OF GRANADA

住所C/ SAN ANTON, 72 , Ed. Real Center, 1º Izquierda - LOCAL 39. 18005 Granada Spain

電話番号+34-958-918-029/+34-677-417-790(問い合わせは月~金9:00~14:00, 17:00~20:00)

営業時間下記参照

URLhttps://www.alhambra.org/en/

※4月1日~10月14日
昼入場:月~日8:30~20:00(チケットオフィスは8:00~20:00)
夜入場:火~土22:00~23:30(チケットオフィスは21:00~22:45)
※10月15日~3月31日
昼入場:月~日8:30~18:00(チケットオフィスは8:00~18:00)
夜入場:金土22:00~23:30(チケットオフィスは21:00~22:45)

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MAYUMI.T

MAYUMI.T
都内で勤務する30代の女医。年に数回の女友達との海外旅行と、フランス人の彼とのバックパック旅行での体験談についてブログ更新中。

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