サグラダ・ファミリア

見逃せない!スペイン「観光」のおすすめスポット30選 (MAP・モデルコース付き)

更新:2022/08/16

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スペインの観光地はバルセロナだけではありません!マドリード、トレド、グラナダなど…魅力ある都市がたくさん!そんなスペイン「6都市」のぜひ見てほしい観光スポットをご紹介します。

スペインの都市マップ

スペインの都市マップ

スペインのおすすめ観光ランキングTOP3

第1位 サグラダファミリア(バルセロナ)

サグラダファミリア

サグラダファミリアは建築家ガウディが手がけ、着工から130年以上経った現在も建築途中の教会です。2005年にはその歴史的価値が認められ、世界遺産に登録されました。聖堂内部は、ステンドグラスから差し込む光が柱や床を鮮やかに彩り、その美しさに圧倒されます。スペインで必ず訪れたい観光スポットの1つです。
チケットは時間指定制のため、事前に予約しておくことを強くおすすめします。

サグラダファミリア

料金大人:€26、11歳未満:無料(塔への入場は別チケット)、6歳未満:入場不可

URLhttps://sagradafamilia.org/en/home

第2位 アルハンブラ宮殿(グラナダ)

アルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿は、異国情緒あふれる華麗な建造物。精密な彫刻が施された「ナスル朝宮殿」は必見。敷地は広いので、見学所要時間はたっぷり3、4時間程度みておきましょう。歴史ある修道院は「パラドール・デ・グラナダ」というホテルとして改装され、宿泊することもできます。
入場制限があるため、チケットは事前購入しておきましょう。

アルハンブラ宮殿

料金大人:€14、12歳~15歳:€8、12歳未満:無料(大人以外は保護者などの付き添いが必要です。)

URLhttps://www.alhambradegranada.org/ja/

第3位 グエル公園(バルセロナ)

グエル公園

グエル公園は、ガウディの作品群の1つで1984年に世界遺産に登録されました。公園のランドマークとなっているトカゲのオブジェに、お菓子の家のようなかわいい建物がフォトジェニック。時間指定の入場チケットが必要なので、事前に購入しておきましょう。

グエル公園

料金大人:€10、7歳~12歳:€7、0歳~6歳:無料(6歳以下は大人の同伴が必要です。)

URLhttps://parkguell.barcelona/



6都市の観光名所をご紹介

バルセロナ

ガウディの奇抜な作品が町を彩るバルセロナ。サグラダ・ファミリアをはじめとする歴史ある建造物や、ピカソやダリ、ミロなどの作品を収蔵する美術館をもつ芸術の町です。カタルーニャ地方の独特な文化を、肌で感じることができるでしょう。

カサ・ミラ

カサ・ミラ

カサ・ミラは、ガウディが設計した実業家ペレ夫妻の邸宅で、賃貸物件として今も数世帯が居住しています。建物内部は直線が使用されず、曲線で構成された他に類を見ないデザイン。ガウディのこだわりが詰まった波打つ屋上も必見です。見学の所要時間は約90分程度みておきましょう。

カサ・ミラ

料金《日時指定券》大人:€25、子ども(7歳~12歳):€12.50、7歳未満:無料

URLhttps://www.lapedrera.com/es

グエル邸

グエル邸

グエル邸は、グエル別邸に続くガウディの代表作品です。豪華な装飾が施された階段を登ると、かつて多くの客人が招かれ、音楽などを楽しんだメインホールが現れます。屋上からは旧市街の景色を眺めることができます。見学所要時間は約1時間、チケットはインターネットで予約できます。

グエル邸

料金大人:€12、子ども(10歳~17歳):€5、10歳未満:無料

URLhttps://inici.palauguell.cat/

カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂

1905~1908年に建築されたカタルーニャ音楽堂は、ガウディと並ぶ建築家ムンタネーによって設計されたコンサートホールです。天井のステンドグラスや、優美な装飾など息をのむほど美しい館内に魅了されること間違いなし。フラメンコやオペラなどの公演が観賞できるツアーもあるので、時間に余裕がある方はぜひ参加してみましょう。

カタルーニャ音楽堂

料金《ガイド付きツアー》大人:€20、10歳未満:無料

URLhttps://www.palaumusica.cat/en

サッカー観戦

有名選手が活躍する、世界屈指のサッカーチーム「FCバルセロナ」の本拠地。ホームスタジアム「カンプ・ノウ」では、誰でも試合を観戦することができます。チケットは日本語対応の公式HPからの予約がおすすめ。試合が行われていない日には、ピッチや、選手達が使っているベンチ席に入れるツアーも開催されています。

FCバルセロナ

カタルーニャ美術館

カタルーニャ美術館

モンジュイックの丘に威風堂々とした姿で建つカタルーニャ美術館。ピレネー山間部の教会などにあった壁画を移送し、そのまま再現した部屋もあり、タウールが描いたロマネスク様式の壁画は美術館の目玉です。その他、ガウディが設計した木製の椅子や、ピカソやダリなど有名な作品もあるので、所要時間は2、3時間はみておきましょう。

カタルーニャ美術館

料金大人:€12、16歳未満:無料

URLhttps://www.museunacional.cat/en

サンタ・マリア・モンセラット修道院

サンタ・マリア・モンセラット修道院

バルセロナ郊外モンセラット山には、11世紀に建設された修道院があります。大聖堂に安置された黒いマリア像もぜひ見学しましょう。モンセラットへの行き方は、スペイン広場駅から電車でモンセラット駅下車、そこからロープウェイに乗り継ぎます。時間に余裕があれば、景色の良い山頂まで行くのもおすすめです。

サンタ・マリア・モンセラット修道院

バルセロナの都市情報

マドリード

スペインの中心に位置する首都・マドリードは、ピカソの『ゲルニカ』を始めとする、ゴッホやダリなど著名な作品を有する美術館が数多くあります。歴史ある建物に囲まれた絵本の世界のようなマヨール広場に、スペインの国技である闘牛を観戦することもできます。

プラド美術館

プラド美術館

プラド美術館は、歴代のスペイン王家のコレクションをもとにオープンした、広大な美術館です。中でも宮廷画家であるベラスケスが、マルガリータ王女と女官達を描いた『ラス・メニーナス』はこの美術館の目玉といってもいいでしょう。その他にも、ゴヤやルーベンス、エル・グレコなどの作品が展示されています。

プラド美術館

料金大人:€15

URLhttps://www.museodelprado.es/en

マドリード王宮

マドリード王宮

歴代のスペイン王家が居住していたマドリード王宮。「王座の間」は、真紅のビロードで覆われた壁に繊細な模様の絨毯、ため息が出るほど豪華絢爛です。床、壁、天井まで一体感のある装飾が施された「ガスパリーニの間」も絶対外せない見どころの1つ。マドリード王宮の所要時間は、2時間程度みておきましょう。

料金時期によって異なるため、公式サイトでご確認ください。

URLhttps://www.patrimonionacional.es/en

ラス・ベンタス闘牛場

ラス・ベンタス闘牛場

ラス・ベンダス闘牛場では、スペインの国技「闘牛」を観戦することができます。チケットは窓口でも購入できますが、インターネットでの事前予約がおすすめです。座席は日向、中間、日陰の3つに分かれていて、料金もそれぞれ異なります。生死をかけた迫力のある戦いは、ぜひ間近で体験したいエンターテイメントです。

ラス・ベンタス闘牛場

アルムデナ大聖堂

アルムデナ大聖堂

110年もの歳月をかけて、完成したアルムデナ大聖堂は、新旧の様式が入り混じった、美しいカテドラルです。イスラム占拠時代に隠され、370年ぶりに発見されたマリア像は、アラビア語で「城塞」という意味を持つ「アルムダイナ」と名付けられ、守護聖母として今もなお多くの人々の信仰を寄せています。

アルムデナ大聖堂

料金1人あたり€1の寄付が必要です。

URLhttps://catedraldelaalmudena.es/

エル・エスコリアル修道院

エル・エスコリアル修道院

マドリード郊外にあるエル・エスコリアル修道院。ここは修道院だけではなく、宮殿や大学、図書館なども有する巨大な複合施設です。1984年にはこれらの施設一帯が、世界遺産として登録されました。中でも数万点の蔵書を持つ図書館は、精密な聖画と古書が調和し、まるで映画のワンシーンのよう。たっぷり時間をとって鑑賞しましょう。

エル・エスコリアル修道院

料金大人(17歳~64歳):€15、子ども(5歳~16歳):€6(大人と同伴のみ可)、4歳以下:無料

URLhttps://el-escorial.com/

マヨール広場

マヨール広場

マヨール広場は15世紀の終わり、町で最も賑わっていた市場に建設されました。広場の中央には、スペイン芸術が躍進した黄金時代を築いた、フェリペ3世の銅像が鎮座します。広場への道を繋ぐ見事な9つの門も必見。隣のサンミゲル市場では食べ歩きも楽しめます。アクセス方法は地下鉄「ソル(Sol)駅」から徒歩5分です。

マヨール広場

マドリードの都市情報

トレド

「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドへ行け」という格言があるほど、人々を魅了する古都トレド。川に囲まれた高台に広がる美しい旧市街は、かつての華やかな文化が偲ばれます。

ミラドール(展望台)

ミラドール(展望台)

トレドでまず訪れたい場所が、世界遺産にも登録された旧市街を一望できるミラドール(展望台)。ミラドールへの行き方は、市バス、観光バス、タクシーの3通りあり、市バスは1時間に1本、観光バスは他の場所にも立ち寄るので、時間に余裕のある方におすすめです。タクシーは行きはすぐに乗車できますが、帰りは徒歩になるので早めに出発しましょう。

ミラドール(展望台)

トレド大聖堂

トレド大聖堂

1493年に完成した、ゴシック様式のトレド大聖堂。新約聖書の20場面がきらびやかに描かれた金色の主祭壇に、緻密な彫刻に囲まれた聖歌隊席など、多くの見どころがあります。「聖具室」にはエルグレコの「聖衣剥奪」や「十二使徒」を始めとする、著名な画家の絵画が多く展示されています。

トレド大聖堂

料金大人:€10、子ども( 12歳未満):無料(大人の同伴が必要)

URLhttps://www.catedralprimada.es/

サント・トメ教会

サント・トメ教会

サント・トメ教会は、アルフォンソ6世が建造したキリスト教会。こじんまりとした小さな建物ですが、飾り窓と埋め込まれたタイルが美しい「モサラベの塔」は、トレドの重要な文化財となっています。また、この地を愛した画家、エル・グレコの傑作とも言われる「オルガス伯爵の埋葬」も観ることができます。

サント・トメ教会

アルカサル(軍事博物館)

アルカサル(軍事博物館)

アルカサルはトレドの丘の上にあり、街のシンボル的存在でもあります。かつては要塞や絹や織物の工場でしたが現在は、軍事博物館・図書館として利用されています。中世の剣や鎧などが展示され、当時の歴史を学ぶことができます。見学の所要時間は1時間程度みておくといいでしょう。

アルカサル(軍事博物館)

料金€5(一部無料)

URLhttps://ejercito.defensa.gob.es/museo/



グラナダ

スペイン南海岸のアンダルシア州に位置するグラナダは、イスラム文化が色濃く残るエキゾチックな町です。栄枯盛衰を物語る壮麗なアルハンブラ宮殿や、独自の文化を残す城下町など、他の都市とは違った魅力を楽しめます。

グラナダ大聖堂(カテドラル)

グラナダ大聖堂(カテドラル)

イザベル女王の命令により、モスク跡地で建設が始まったグラナダ大聖堂は、約180年の歳月を経て完成しました。町の中央に鎮座する大聖堂は、遠くからでもその堂々たる佇まいに圧倒されます。エレガントなルネサンス様式の礼拝堂は、ステンドグラスから差し込む優しい光で照らされます。

グラナダ大聖堂(カテドラル)

料金大人:€5、子ども(12歳以下):無料

URLhttps://catedraldegranada.com/

王室礼拝堂(ロイヤルチャペル)

王室礼拝堂(ロイヤルチャペル)

グラナダ大聖堂に繋がる王室礼拝堂には、グラナダをイスラム教徒から奪還し、その支配を終わらせたイザベル女王と、夫のフェルナンド2世の墓があります。今なお市民から愛される両王の墓がある地下室は、静かに見学しましょう。ゴシック様式の美しい入り口の門や、イザベル女王の芸術作品コレクションも必見です。

王室礼拝堂(ロイヤルチャペル)

料金大人:€5、子ども(12歳以下):無料

URLhttps://capillarealgranada.com/

アルバイシン地区

アルバイシン地区

アルバイシン地区は、アルハンブラ宮殿からダーロ川を挟んだ向かいにあります。かつてはアラブ人の居住区だった歴史あるこの地は、世界遺産にも登録されています。白壁と石畳が続く細い路地、ベランダに飾られた花や美しい陶器。「カルメン」と呼ばれる美しい中庭をもつ家があるのも、魅力のひとつです。

アルバイシン地区

サン・ニコラス展望台

サン・ニコラス展望台では、アルハンブラ宮殿と町並みを一望できます。目の前に緑あふれる丘の上に建つ宮殿が広がり、サンセットの時間にはその姿が夕陽で赤く染まります。展望台までのアクセスは徒歩かバスを利用します。

サン・ニコラス展望台

グラナダの都市情報

バレンシア

スペイン第3の都市バレンシアは、地中海に面した温暖な気候で、オレンジやパエリアが美味しいことで有名です。毎年3月に開催される、スペイン3大祭りのひとつ「サン・ホセの火祭り」は、国内外問わず多くの観光客で賑わいます。

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

世界遺産「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」は、バレンシアが経済的に大きく発展した15世紀後半に建てられた絹の商品取引所です。スペインを代表するゴシック様式の建物は、まるでお城のような外観。建物内部の見どころは、螺旋状の柱が珍しい「契約の間」や、天井の木工彫刻が素晴らしい「海洋領事の広間」などがあります。

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

バレンシア中央市場

バレンシア中央市場

バレンシア中心部、ラ・ロンハの向かいにあるのがバレンシア中央市場です。観光客だけではなく、新鮮な食材を求める地元の人にも人気の市場。新鮮なオリーブオイルや、海外らしいパッケージの缶詰は、お土産にもぴったりです。一流シェフが腕をふるう「セントラル・バル」で食事をするのであれば、時間に余裕をもって訪れましょう。

バレンシア中央市場

バレンシア大聖堂(カテドラル)

バレンシア大聖堂

バレンシア大聖堂は、13世紀からモスク跡に建設されました。度重なる改修工事によりゴシック、バロックなど様々な要素を含む、歴史的価値の高い建造物です。巨匠ゴヤが描いたフランシスコ・デ・ボルハの絵画2点はぜひ見ておきましょう。キリストが最後の晩餐で使ったとされる、ミステリアスな聖杯も必見です。

バレンシア大聖堂(カテドラル)

料金《大聖堂・博物館》大人:€8、子ども(8歳~17歳):€5.5

URLhttps://catedraldevalencia.es/

芸術・科学都市

芸術・科学都市

バレンシア芸術科学都市は、科学教育と芸術活動普及のために造られた複合施設。巨大な魚の骨や、貝殻のようにも見える奇抜なデザインの建物が5つあり、それぞれ巨大スクリーンのあるシアターや、オペラハウス、水族館などに分かれています。チケットは公式ホームページでも購入できます。

芸術・科学都市

料金《3つの芸術科学都市への入場料》€31.3~

URLhttps://www.cac.es/en/home.html

コルドバ

コルドバはスペイン南部アンダルシア州に位置する、イスラム文化を色濃く残す町。メスキータ、アルカサル、ユダヤ人街を含む「コルドバ歴史地区」は世界遺産に登録されています。

メスキータ(コルドバ大聖堂)

メスキータ

「メスキータ」とは、スペイン語でイスラム教の礼拝堂であるモスクを意味します。コルドバのメスキータは、モスクの中にキリスト教のカテドラルがある珍しい建物。白と赤の二重アーチの部屋はメスキータのシンボルです。チケットはオンライン予約もできますが、月曜日から土曜日の08:30から09:30までの間は無料で開放しています。

メスキータ(コルドバ大聖堂)

料金大人:€11、10歳~14歳:€6、10歳未満:無料

URLhttps://mezquita-catedraldecordoba.es/en/

花の小道

花の小道

迷路のような細い路地が広がる旧ユダヤ人街には、白い壁に美しい花が飾られた「花の小道」があります。毎年5月に開催される、最も美しいパティオ(中庭)を決定する「パティオ・コンクール」は、観光客にも人気のお祭り。アルカサルやメスキータからのアクセスは徒歩10分程度なので、気軽に散策できます。

花の小道

アルカサル

アルカサル

コルドバのアルカサルは、かつて裁判所や刑務所など様々な役目を果たし、1931年に歴史的建造物に指定されました。美しく手入れされた庭木が並ぶ広大な庭園は、王宮の見どころの1つ。城壁の塔からはローマ橋とカラオーラの塔も望めます。見学の所要時間は1、2時間程度みておきましょう。

アルカサル

料金大人:€4.5、子ども(14歳未満):無料

URLhttps://cultura.cordoba.es/equipamientos/alcazar-de-los-reyes-cristianos

コルドバの都市情報

スペイン周遊のおすすめモデルコース

5泊7日モデルコース
 1日目 23:50頃 日本出発 
 2日目 14:00頃 マドリード着、自由行動
 3日目 14:40 マドリード発、 18:00 グラナダ着、自由行動
4日目 19:15 グラナダ発、 20:45 バルセロナ着
5日目 終日 自由行動
 6日目 21:40 バルセロナ発
7日目 23:00頃日本着

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旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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