グランドキャニオン&アンテロープキャニオンを1泊で巡るおすすめルートプラン!
更新:2024/03/22
19,253views
アメリカの大自然といえばグランドキャニオンを最初に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?絶景の地、グランドキャニオンへ行く1泊2日のルートプランを紹介します!
1日目 ラスベガスから出発!
グランドキャニオンへ行くルートはたくさんありますが、ラスベガスから出発するのがおすすめ!
壮大な景色が広がるグランドキャニオンまでは、国際免許証を持っているなら、ラスベガス空港から車をレンタルするも良し、ツアーに参加するも良しです。
慣れないアメリカでの運転は不安だと思う方が多いと思いますが、ラスベガスからグランドキャニオンに向かう道はほぼ一本道なので、ロサンゼルスなどの都市を運転するよりも実は簡単です。今回は車で、自力で行くルートを紹介しようと思います!
グランドキャニオン半日観光
早朝ラスベガスを出発し4時間半、お昼頃にはグランドキャニオン国立公園に到着します。グランドキャニオン国立公園には、北のノースリム、南のサウスリムの入り口が2つあります。
冬シーズンはノースリムは閉鎖しているため、サウスリムのみからのエントリーとなるので要注意。4月頭でもグランドキャニオンでは雪が降ったりすることもあるので、服装も少し注意が必要です。今回はアクセスがしやすく手軽なサウスリムからの観光ルートです。
車1台30ドル(2018年現在)の入場料を払い、まず一番最初にサウスリム中心のマーサポイントに到着。サウスリムの中でも朝日がきれいに見られるスポットとして有名です。
もちろん、日中でも迫力満点のグランドキャニオンの景色が一望できます。駐車場から徒歩ですぐなので、現地では子どもや年配の方と一緒に来ているファミリーも多かったです。
マーサポイントのすぐ隣にあるヤバパイポントは、夕日で人気です。歩いて15分なので、軽いトレッキングにおすすめです。道も舗装されていて歩きやすいですよ。
ブライトエンジェル・トレイルヘッド
この絶景を目の前にハイキングをするならブライトエンジェルトレイルヘッドがオススメです。
普通のハイキングコースは、だいたい下から上に登って最後に景色がきれい!というコースが多いですが、このトレイルは地上からグランドキャニオンの谷底に降りていくコースです。
一番下まで降りる片道6マイル(9.6km)
途中で折り返せる片道1.5マイル(2.4km)
3マイル(4.8km)
4.5マイル(7.2km)
のコースがあります。
一番下の谷底まで行くにはかなりの体力と時間がいるので、日帰りの往復は禁止されています。安全上、復路は谷底でキャンプ場やロッジに1泊してから次の日以降に帰ってくることになります。
途中で引き返せる1.5マイルコースだと2~3時間で往復できるため、初心者でも安心です。常にグランドキャニオンの壮大な景色が横に広がるコースなのでぜひとも体験してほしい場所です。
グランドキャニオンを一望!デザートビューポイント
最後にサウスリムの東端にあるデザートビューポイントへ足を伸ばしてみましょう!サウスリムのビジターセンターから約30分のドライブです。
デザートビューポイントには先住民族の見張り塔を再現したウォッチタワーがあり、上まで登れてグランドキャニオンを一望できます。ウォッチタワーの中は壁画や昔の作りが再現されていておすすめスポットです!
この東側のビューポイントはコロラド川を見ることができ、また少し違ったグランドキャニオンの景色を堪能できます。
そして、運が良ければドライブ中にエルクに遭遇できるかもしれません!たまに道を塞いで、エルク渋滞が起こります(笑)。それもまたグランドキャニオンの見どころです。
ウィリアムズに宿泊
グランドキャニオンから約1時間南に下ると、アリゾナ州ウィリアムズという小さな町に着きます。グランドキャニオン周辺にもたくさんホテルや宿があるのですが、かなりハイコスト。
モーテルなど安宿でいける!という方はウィリアムズまで来るのがおすすめです。シーズンにもよりますが1泊部屋$50くらいから宿泊できます。
ウィリアムズはルート66に面していて、ネオンが輝くオールドアメリカンな街。おみやげ屋さんやカーボーイがいそうな革商品のお店が多く並んでいるので、オールドアメリカンな街並みを体験できます。
2日目 ナバホ居留地アンテロープキャニオン
グランドキャニオンから車で2時間半、ウィリアムズからは約3時間45分、誰もが一度は見てみたいと思うアンテロープキャニオン。隙間から光が差し込む光景がきれいなマーブル模様の岩場です。
アンテロープキャニオンは、ペイジという街にあるナバホ居留地。そのため、ほかの国立公園とは違い、ナバホ族の決めた入場料8ドルを支払う必要があります。加えて、アンテロープキャニオンに入るには、環境保全のためガイド付きツアーに参加する必要があります。
ハイシーズンはツアーに参加できない可能性があるので、事前にオンライン予約することをおすすめします。おすすめの時間帯はキャニオン内に日が差し込む正午ごろです。
アンテロープキャニオンは、アッパー・アンテロープとローワー・アンテロープに分かれています。アッパーは天井の高いスロットキャニオンで、天井から差し込む幻想的な日の光を見ることができるのが特徴。私調べでは、だいたいどのツアー会社も40ドルくらいです。
ローワーは階段を降りて地底の岩の間を歩けるコースなので、冒険気分を味わえます。こちらはだいたい25ドルくらいが多いです。
私はアッパーのツアーをチョイス。ナバホのツアーガイドさんがいろいろ説明してくれます。上手く写真を撮るために、iPhoneのカメラ設定もガイドさんが教えてくれますよ!
ツアーは約1時間半で終了します。運が良ければ、ガイドさんがナバホの伝統楽器を演奏してくれることもあるそうです!
ホーシューベンド
アンテロープキャニオンに訪れたならば、もうひとつ行っておきたいポイントホーシューベンド!アンテロープキャニオンからは車で約10分なので、気軽に立ち寄れます。駐車場に車を止めたら、ビューポイントまで約15分ほどのハイキング。
ホーシュー(馬の蹄鉄)の形をした岩をコロラド川が蛇行しています。柵などがないので、迫力満点の景色を間近で体験できます。ホーシューベンドの周辺も簡単に散策できるので、ぜひ写真映えスポットを探してみてくださいね。
今回はラスベガスから2日で行けるコースを紹介しました。ユタ州、アリゾナ州を中心とするグランドサークルには、この2つのキャニオンだけでなく、数多くのキャニオンと国立公園が存在しています。きっと人生が変わってしまうような景色に出会えますよ!
- 元木満里奈
- サンディエゴ州立大学に通う大学4年生。旅行とサーフィンを趣味とし、現在は語学留学でバリ島にてサーフィン共に修行中です!最近はサーフトリップ含め、いろんな場所に行っているので私の旅ブログもよかったらチェックしてみてください。 blog barefootertravel.com
AREA
地域
-
世界共通
-
国内
-
アジア
-
インド洋
-
ハワイ
-
ミクロネシア
-
ヨーロッパ
-
中南米
-
中近東
-
北アメリカ
-
南太平洋・オセアニア
-
カリブ海
-
クルーズ