赤い大地「モニュメントバレー」の絶景を徹底解説~行き方は?見どころまとめ~

アメリカの西南部にある「モニュメントバレー」。大地の力強さを感じるこの場所は、アメリカでも有名な観光スポットとなっています。今の地形がどうやってできたのか?どんな歴史を歩んできたのか?見どころ・行き方まで徹底解説します。

 

モニュメントバレーとは?

アメリカの原風景とも言える景観を持つモニュメントバレーは、アメリカ合衆国の南西部、ユタ州南端とアリゾナ州北端が接する辺り、ラスベガスの東約700kmに位置する地域一帯の名称です。フランス語で小さな丘を意味し約120~300mの岩山「ビュート」や、スペイン語でテーブルを意味する大地「メサ」が点在しているのが特徴です。

モニュメントバレー
モニュメントバレー

この地形はどうやってできたの?

岩山「ビュート」や大地「メサ」が点在しているこの地形は、堆積した硬い砂岩層とやわらかい頁岩(けつがん)層が、5,000万年の時をかけて水や風の侵食を受けたことで形成されたと言われています。

モニュメントバレーの地形

 

モニュメントバレーの歴史は?

モニュメントバレー一帯には、14世紀頃までにアメリカ先住民であるナバホ族が定住するようになったと考えられています。ナバホ族は1863~66年にアメリカ政府による強制収容を受けてこの地を追われましたが、1868年に保留地として認められ、帰還。現在は、東北地方とほぼ同じ広さの準自治領「ナバホネイション」の一部にモニュメントバレーがあります。

 

ベストシーズン

雨の少ないモニュメントバレーには年間を通じて訪れることができますが、夏は最高気温35度以上になることが多く、冬は最低気温が零下になるため、ベストシーズンは3月下旬から5月までの春先と9月下旬から11月初旬までの秋。ただし標高およそ1,600mのため昼夜の気温差が15度以上開くこともあり、夜の寒さに注意が必要です。

 

 

 

モニュメントバレーの見どころをご紹介

ビジター・センター

モニュメントバレー観光の入り口であり、拠点となるビジター・センター。その展望台からは、有名な景観、2つのミトン・ビュートと、メリック・ビュートが並ぶ姿を一望できます。また、ナバホ族の歴史や独特の地質に関する情報、先住民の工芸品を購入できるショップなども併設されています。

ビジター・センター

 

スリー・シスターズ

3つの高く細く切り立った岩が並ぶポイント。侵食が進みスピアと呼ばれる尖塔状になったもので、ナバホ族のガイドによると、このシスターズは姉妹ではなくカトリック教会の修道女を指しているのだそう。言われてみればヴェールをかぶった3人の女性の姿に見えてきます。

スリー・シスターズ

 

フォレストガンプポイント

1994年公開の映画『フォレスト・ガンプ』の撮影に使われたポイント。アメリカを何度も横断してひたすら走りつづけたトム・ハンクス演じる主人公フォレストが、突然足を止めた場面で使われたことで一躍有名になりました。モニュメントバレーへとまっすぐ伸びる163号線の道中に見ることができます。

フォレストガンプポイント

 

モニュメントバレーから見るサンセットとサンライズ

赤茶色の広大な大地と岩々が、夕陽や朝陽が織りなす薄いピンクやバイオレットのグラデーションに染まる時間帯は、モニュメントバレーのハイライトのひとつ。岩やアーチがシルエットで浮かび上がる姿も美しく、必見です。サンライズは、細長い柱状の岩が並ぶトーテム・ポールの間から昇る太陽の光がこぼれる眺めがおすすめ。

サンライズ
サンセット

バレードライブ

ナバホ族が管理する「モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク」内で唯一、公認ガイドなしで見てまわることができるのが、全長約27kmの未舗装道路バレードライブ。ミトン・ビュートやスリー・シスターズのほか、エレファント・ビュートなど11の見事な景観を道路沿いのビューポイントから楽しめます。

バレードライブ

 

 

モニュメントバレーまでの行き方と移動時間

行き方

公共交通機関が通っていないモニュメントバレーへの行き方は、2通りあります。

①車(レンタカー)で行く
②オプショナルツアーに参加する

レンタカーで行く最大のメリットは、自分の興味のあるスポットで自由に時間を過ごせること。ただし、移動には想像以上に時間がかかりますので、時間には余裕を持って計画を。また、バレードライブは未舗装のダートロードのため、運転には注意してください。

オプショナルツアーは、短時間で効率よくまわることができます。行きたいポイントでどれだけ時間が取れるかをしっかりチェックして、自分に合った日程のものを選ぶといいでしょう。
海外の運転になれていない方はこちらがおすすめです。

 

モニュメントバレーに行くオプショナルツアーはこちら(※外部サイトに移動します。)


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周辺地域からモニュメントバレーまでの移動時間

ラスベガス      :約7時間半
グランドキャニオン  :約4時間
アンテロープキャニオン:約3時間

モニュメントバレー周辺マップ

モニュメントバレーは、先住民の準自治領「ナバホネイション」内にある「モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク」としてナバホ族が管理しているため、パークへの入場料が必要です。アメリカの国立公園年間パスでは入場できません。なお、ラスベガス発などのツアーに参加した場合は、入場料が旅行代金に含まれるケースが多いものの、事前に確認することをおすすめします。

住所P.O. Box 360289 Monument Valley, Utah 84536

入場料徒歩、自転車、バイクの場合:1人10ドル
車の場合(非商用):乗客4人まで20ドル、追加1人ごとに6ドル

営業時間ピークシーズン(4月1日〜9月30日):06:00〜20:00
オフシーズン(10月1日~3月31日):08:00〜17:00
休日:感謝祭(サンクスギビングデー)、クリスマス、元日

URLhttps://navajonationparks.org/tribal-parks/monument-valley/

 

 

モニュメントバレーで撮影された名作映画

1900年代以降、モニュメントバレーは様々な映画の舞台となったことで広く知られるようになりました。
なかでも、ジョン・フォード監督による『駅馬車』(1939年)や『黄色いリボン』(1949年)、『捜索者』(1956年)などの西部劇は有名です。『捜索者』でジョン・ウェイン演じる主人公が娘をさらった先住民を追いかける場面など、ジョン・フォードが好んで撮影に使った場所は、いまや「ジョン・フォード・ポイント」の名で呼ばれる人気撮影スポットになっています。

ジョン・フォード・ポイント

ほかにも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』(1990年)で、マイケル・J・フォックス演じるマーティが1885年に到着するなり先住民に追いかけられる場面では、背後にスリー・シスターズを見ることができます。20世紀半ばの人気テレビシリーズをリメイクした『ローン・レンジャー』(2013年)で、ジョニー・デップ演じる先住民が岩山の間を歩き去るラストシーンは、ノースウィンドウと呼ばれるポイントで撮影されていたりと、多くの映画に登場しています。

 

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伊藤音々

伊藤音々
旅が生き甲斐。これまでに渡航した国は30か国以上、回数は100回超。人懐こさとTOEIC900点の英語力で、現地の方からおすすめを聞き出すことが得意です。英文ガイド&サイトからの幅広い情報収集力も強み。その土地ならではの美味しいものとお酒のためなら努力を惜しみません。自然遺産が特に好きで、趣味はカメラ。

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