有馬温泉で行くべき「街中観光＋周辺スポット」22選（マップ有）グルメやお土産情報も【日帰りでも満足！】

日本三古泉の1つである有馬温泉の歴史は古く豊臣秀吉とも深い縁があります。1か所の温泉で7種類の異なる泉質が楽しめるのは、世界的にも珍しい特徴。湯煙情緒あふれる温泉街はぶらり散策しても楽しい魅力的な観光スポットが盛りだくさん。グルメやお土産情報など、有馬温泉の観光情報のほか、散策に便利なマップやモデルコース、周辺スポット情報もご紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。

有馬温泉で「行くべき」観光スポット

【観光】金の湯・銀の湯

©一般財団法人神戸観光局

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地元民にも人気の気軽に立ち寄れる2つの公衆浴場。「金の湯」では、鉄とナトリウムを含む塩化物強塩高温泉で濃い濁りの「金泉」が楽しめます。建物外にある「太閤の足湯」は無料で、15分程度つかるだけで体がポカポカに。さらに、温泉街から少し離れた場所にある「銀の湯」は、寺町界隈の和の雰囲気を感じさせる建物で、炭酸泉とラジウム泉の無色透明な「銀泉」を満喫できます。

【観光】ねね橋（ねね像）

©一般財団法人神戸観光局

温泉街の中心に位置し、赤い曲線的な欄干が目を引く「ねね橋」は、豊臣秀吉の正室・ねねにちなんで建てられた橋で、有馬温泉のシンボルの1つ。秀吉夫妻は別邸まで建ててしまうほど、頻繁に有馬温泉を訪れては、乱世の疲れを癒したとか。橋のたもとには、新谷英子作『ねね像』が、「湯けむり広場」に設置された秀吉像と向かい合うかたちでたたずんでいます。

【観光】炭酸泉源公園（炭酸泉源）

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極楽泉源から「タンサン坂」と呼ばれる坂道を登った先の高台に位置する公園。屋根で覆われた円形の井戸からは、低温の無色透明の炭酸水がこんこんと湧き出ています。荒削りの自然な炭酸水の味がどんなものか試してみたい人は、井戸の左手にある飲用専用の蛇口から飲泉ができます。有馬温泉名物の「炭酸せんべい」はこの水を利用して製造されたことが、名前の由来となっています。

【観光】湯泉神社

湯泉神社は、有馬温泉の氏神・守護神社。「有馬温泉に入って湯泉神社にお参りすれば子宝に恵まれる」との伝承があるほど、子宝・子授け祈願でも有名で、全国から人々が参拝に訪れます。祀られている三神のうち二神の大己貴命（大黒さま）と少彦名命（薬の神）が、薬草探しの旅の途中、3羽のカラスが赤い水で体の傷を癒しているのを発見したのが、有馬温泉の始まりといわれています。

【観光】有馬玩具博物館

子どもから大人まで、世代を超えて楽しめるおもちゃと遊びを伝えるミュージアムで、グリコのおもちゃデザイナーとして活躍した加藤裕三氏、オートマタ作家の西田明夫氏、老舗旅館主人の金井啓修氏の3人で設立。素朴さを感じさせるドイツの伝統的なおもちゃや、シンプルな造形が特徴の現代のおもちゃ、ユーモアあふれる動きの現代のからくりオートマタ、20世紀に大人気だった鉄道模型のブリキのおもちゃが展示されています。子どもも大人もゆっくりおもちゃ遊びを楽しめるプレイスペースもあります。

【観光】瑞宝寺公園／もみじ茶屋

©一般財団法人神戸観光局

兵庫県有数の紅葉の名所として知られる瑞宝寺公園。秋になると約2,500本のカエデが真っ赤に染まる様子は、豊臣秀吉も感嘆したとの伝承があります。紅葉の時期、ぜひ訪れたいのが、毎年期間限定でオープンする「もみじ茶屋」。真っ赤な番傘が立ち並ぶ下で、美しい秋の景色を楽しみながら、黒蜜だんご、甘酒、ぜんざい、抹茶や限定のもみじ天ぷらなどを堪能できます。

【観光】有馬ます池／鱒ます恋こい神社

©一般財団法人神戸観光局

有馬ます池は、六甲山から流れる清らかな滝川の水を利用した透明度の高い釣り堀です。餌を投げると、食いしん坊のニジマス（小マス）がすぐに寄ってくるので、子どもから大人まで、誰でも簡単にニジマス釣りが楽しめます。釣ったニジマスは、園内にある「ますの茶屋」ですぐにから揚げにして味わえます。園内にある「鱒ます恋こい神社」は、大黒さまを祀る、恋愛成就のパワースポットです。

【グルメ】あり釜めし くつろぎ家「くつろぎ釜飯」

「くつろぎ屋」は、古い古民家を改装した昔懐かしい雰囲気の食事どころ。淡路島直送の魚介類や山の幸を使った釜飯を、和の情緒あふれる座敷で味わえます。鯛やタコのうま味、厳選した山菜の香りがご飯に染み込んだ「くつろぎ釜飯」は、開店当初から人気No.1の看板メニュー。山海の旨味が口の中でじわりと広がります。釜飯以外のメニューも充実した「あり釜まんぷくコース」、シンプルな組み合わせの「あり釜いっぷくコース」もおすすめです。

【グルメ】有馬十八番「明石焼き」

「本場よりも美味しい」と評判の、有馬温泉で食べる明石焼。お店こだわりのカツオと昆布の出汁、ふわとろの生地が奏でる絶妙なハーモニーをご堪能ください。出汁につけたり、出汁にゆず粉を加えたりなどの食べ方が楽しめるとの声もあります。さらに、看板メニューの明石焼とは別の有馬十八番オリジナルメニュー「有馬焼」は、山椒のピリッとした味わいがくせになるという人も！

【グルメ】竹中肉店「コロッケ」

1日1,000個が飛ぶように売れるという、お肉屋さんのコロッケ。これだけでも十分美味しそうな響きですが、職人が直接買い付けた厳選の神戸ビーフを取り扱うお肉屋さんのコロッケともなれば、期待を裏切らない美味しさです。一口食べると、カラッと揚がった衣の食感、柔らかくマッシュされたホクホクのじゃがいも、そしてビーフの旨みが広がるとの声も！温泉街を散策中、小腹がすいたときのおやつにいかがでしょうか。

【グルメ】芸妓カフェ 一糸（いと）「お抹茶と和菓子のセット」

現役の芸妓さんが常駐しているカフェです。お茶やお酒を楽しみながら、有馬芸妓の踊りやお座敷遊び（貸切時のみ）を体験できます。提供メニューにはすべて踊り観覧席料・写真撮影料が含まれていて、本来なら敷居が高いお座敷遊びを、驚くほどリーズナブルに楽しめます。数量限定の「お抹茶と和菓子のセット」を味わいながら、芸妓さんたちが精進して磨き上げた芸を鑑賞しませんか？

【グルメ】カフェ・ド・ボウ／パン・ド・ボウ「黒丸御所（丹波黒豆タルト）」

写真提供：（有）カフェドオロ

写真提供：（有）カフェドオロ

写真提供：（有）カフェドオロ

有馬温泉街の一角、「金の湯」正面に佇む白いお屋敷の中にある、ベーカリー「パン・ド・ボウ」、カフェと洋菓子「カフェ・ド・ボウ」の店舗です。数あるメニューの中で人気なのが、地元産・丹波黒豆を盛り込んだ「黒豆御所（丹波黒豆タルト）」。しっとり・さっくりの生地と、1粒1粒が大きくてほくほくの黒豆の食感が美味しいスイーツです。昔懐かしい雰囲気の店内で、散策の疲れもほっと癒されますよ。

【グルメ】アリマ・ジェラテリア・スタジオーネ「ジェラート」

ジェラートの日本一を競う「ジェラートワールドツアー ジャパン2019日本大会」優勝など、輝かしい栄誉を持つジェラートの名店。ジェラートは、六甲山麓の酪農家が生産する濃厚な牛乳だけを使用して、毎日店内の工房で手作りされています。1番人気の「六甲プレミアムミルク」や、ご当地メニューの「ありまサイダー」のほか、季節ごとに、いちごや桃、安納芋、かぼちゃなどの旬の味が楽しめます。

【お土産】元祖 三津森本舗「炭酸せんべい」

有馬温泉のお土産なら、言わずと知れた「炭酸せんべい」。泉質が異なる複数の温泉のうち、炭酸泉を利用してつくられたのが始まりです。三津森本舗は、最初にこの炭酸せんべいを製造・販売し始めた老舗の菓子舗。バターや卵、添加物を一切使用していないこだわりで、職人が1枚ずつ手で焼き上げたパリッと薄い生地の食感と、体に優しい自然な甘みが楽しめます。

【お土産】湯の花堂本舗「一枚焼き炭酸せんべい」

新しい味の創造にチャレンジし続けながらも、昔ながらの味も大切に受け継いでいる「湯の花堂」の「一枚焼き炭酸せんべい」。職人が1枚ずつ丁寧に手焼きしています。1枚焼き型を使用することで一気に水分が抜け、よりサクッとした食感に焼き上がり、味が濃厚になります。機械で焼き上げた炭酸せんべいとはまた異なる味わいの炭酸せんべいは、特別なお土産として喜ばれること間違いなしです。

【お土産】きんせん堂本店「金泉焼（きんせん焼き）」

有馬温泉に足繁く通い、繁栄をもたらした太閤秀吉にあやかって生まれた有馬温泉の新名物で、有馬温泉の「金泉」をイメージして作られた生菓子。あっさりした十勝小豆の餡と、熊本・佐賀産の餅米を使用した柔らかい口当たりのお餅、美しい金泉色に焼き上がった表面のお醤油が、絶妙なハーモニーを奏でます。フライパンで温めたり、電子レンジでチンしたり、冷菓とし冷やしたりと、それぞれ違った食感が楽しめます。

【お土産】吉高屋「美肌石鹸」

明治元年創業の老舗土産物店・吉高屋発売の洗顔石鹸。有馬温泉水を配合し、天然成分を損なわないよう「枠練自然熟成方法」でじっくりと時間をかけて仕上げています。温泉水、水溶性コラーゲン、グリセリンなどの保湿成分を豊富に含み、お肌に優しく、洗顔やハンドケア、全身洗いなどいろいろな用途に適しています。炭酸泉配合の四角い「カメ印美肌石鹸」と、金泉配合の丸い「カメ印金泉美肌石鹸」の2種類があります。

有馬温泉「周辺」の観光スポット～温泉街から近い順に紹介～

六甲ガーデンテラス／六甲有馬ロープウェー

©一般財団法人神戸観光局

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六甲山頂上にあり、京阪神の大パノラマ、夜は1,000万ドルの夜景と、絶景を満喫できます。敷地内には、六甲山上で最も標高の高い展望台「自然体感展望台 六甲枝垂れ」や複数のレストラン、四季折々の花を楽しめるイングリッシュガーデンなどがあり、子どもから大人までいろいろな楽しみ方ができます。有馬温泉方面からは、「六甲有馬ロープウェー」で、ゴンドラに乗って約12分間の空中散歩を味わいながらアクセスも可能です。

六甲山アスレチックパークGREENIA

©一般財団法人神戸観光局

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2021年に六甲山にオープンした、日本最大級のアスレチック施設。「バラエティアスレチック」「水上アスレチック」「マッスルアスレチック」など全7エリアに分かれた園内に、全164種類のアスレチックスポットが点在。未就学児も楽しめるスポットなど、難易度もいろいろ揃い、丸1日かけても遊び尽くせないほど充実した時間が過ごせます。汚れてもよい動きやすい服装と運動靴がおすすめです。

道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

直売所やレストラン、遊園地、温泉、バーベキュー、ドッグランなどの施設が充実した「滞在型」の道の駅。地元神戸産の新鮮な野菜や果物、加工品などが手に入る直売所でショッピングを楽しむほか、園内を散策する、レストランで地元の食材を利用したグルメを堪能する、遊園地で遊ぶ、温泉にゆっくり浸かるなど、1日あってもたりないほど、あらゆる世代を満足させる楽しみがいっぱい。秋にはぶどう・なし・りんご狩りや、冬季のイルミネーションなど、四季を通じて様々なイベントも実施しています。

神戸布引ハーブ園／ロープウェイ

©一般財団法人神戸観光局

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テーマの異なる12のガーデンで、約200種75,000株の花やハーブが四季折々に咲き集う、日本最大級のハーブ園です。京阪神の夜景や、園内のイルミネーションも楽しめます。カフェやレストラン、四季折々の各種イベント、ハーブを用いた各種体験プログラムなど、楽しみ方はいろいろ。ロープウェイでのみアクセスが可能で、全長1,460m、標高400mにわたる山麓と山頂の間を移動する約10分間、京阪神の壮大な景色を眺めながら空中散歩を満喫できます。

神戸三田プレミアム・アウトレット

Ⓒ三菱地所・サイモン

Ⓒ三菱地所・サイモン

約210店舗の有名ブランドが集結。ロサンゼルス市郊外の高級住宅地パサディナをイメージして造られた、開放感あふれる大人な雰囲気のショッピングモールです。対象の宿に宿泊された方は、アウトレットでのショッピングがお得に楽しめる「クーポンシート」の特典を受けられるほか、対象の物販店舗にて一定金額以上買い物をされた方は、「オリジナルノベルティ」がもらえます。

キャンペーンの詳細はこちら

日帰りで楽しむ1日モデルコース

①「ねね橋」で、この地を愛した秀吉夫妻に想いを馳せながら記念撮影。

↓徒歩約2分

②「金の湯」で立ち寄り湯。赤茶色の「金泉」で身も心も温まります。

↓徒歩すぐ

③「カフェ・ド・ボゥ」で名物の「丹波黒豆タルト」に舌鼓を打ちながらほっと一息。

↓徒歩約1分

④「有馬玩具博物館」でおもちゃと遊びの世界に触れる。

↓徒歩約4分

⑤「炭酸泉源公園」で、有馬名物・炭酸せんべいの由来になった炭酸源泉を見学。

↓徒歩約4分

⑥「くつろぎ屋」でランチタイム。山海の旨味が詰まった「あり釜めし」を堪能。

↓徒歩約11分

⑦「瑞宝寺公園」を散策。紅葉シーズン中は期間限定「もみじ茶屋」のお抹茶とお菓子でまったりと。

↓徒歩約10分

⑧有馬温泉中心部を散策。「竹中肉店」の「コロッケ」や、「アリマ・ジェラテリア・スタジオーネ」の「ジェラート」などの有馬グルメを堪能するほか、「三津森本舗」や「湯の花堂本舗」「きんせん堂本店」の有馬スイーツ、「吉高屋」の「美肌石鹸」などのお土産を物色。

体力がある人は有馬温泉中心部を散策した後、六甲有馬ロープウェイで「六甲ガーデンテラス」まで足を伸ばして、六甲山からの大パノラマを楽しみましょう。

散策の締めにもう1度、今度は「銀の湯」で「銀泉」に入って冷えた体を温めるのもおすすめです。

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