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【インドネシア】入国方法を解説!コロナによる制限は?いつから入国できる?

2021/09/30

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「インドネシアへ行くのに入国制限や規制はある?」「PCR検査の陰性証明は必要?」など、コロナ禍で気になるインドネシア入国の疑問をまとめました。さらに、いつから旅行や出張に行けるのか知りたい方に向けて、現在のインドネシアの感染状況も解説。必要なビザや渡航後・帰国後の隔離日数、検査の有無、宿泊費用などの重要な情報をまとめているので、入国方法や流れを押さえておきましょう!

現在のインドネシアの感染状況について

2020年3月から2021年8月現在まで、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、外務省発表のインドネシアの感染症危険情報は「レベル3」に位置づけられています。レベル3は「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」を意味する危険度で、滞在許可を持っていない方の入国は現在停止中です。

たとえ渡航許可があったとしても、特に基礎疾患があり重症化のリスクが高い方は滞在を控えたほうが望ましいでしょう。もしもこれから出張などの理由でインドネシアへの渡航を予定している方は、まずインドネシア大使館の公式サイトで最新の情報を仕入れることが大切です。そして現地の感染状況を見極めた上で、渡航するかどうかを慎重に決定する必要があります。

ウイルス
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観光旅行や短期出張での入国は可能?

残念ながら、2021年8月時点では、インドネシアへの観光旅行や短期出張は一部の例外を除き認められていません。入国できる対象者は、「滞在許可(ITAS)」または「定住許可(ITAP)」を取得している方のみです。

また「電子査証(e-Visa)」でも入国は認められていますが、感染状況によっては新しいビザの発行が行われず、入国ができない可能性があります。査証免除や到着ビザ(VOA)の発給が停止されていることを考えると、インドネシアでの滞在許可や定住許可がある方以外は基本的に入国できないと考えるべきでしょう。

感染状況は流動的に変わるため、インドネシアへの渡航を考えている方は公的な情報をこまめにチェックする必要があります。

検査
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どのような場合なら入国ができる?

インドネシアへ入国できるのは、滞在許可(ITAS)と定住許可(ITAP)、そして新規発行が行われている場合は電子査証(e-Visa)を取得している方です。を取得している方です。またAPECビジネストラベルカードを所有している方も、限定で認められています。

また感染状況によっては訪問査証が認められ、その場合は下記の理由に該当することが条件です。

1. 緊急及び急を要する業務を行うため
2. 商談を行うため
3. 物品購入のため
4. 外国人労働者候補の能力審査のため
5. 医療および食糧支援従事者
6. インドネシア国内にある輸送・交通機関に乗務するため

上記の訪問査証のほか、一時滞在査証が認められる例などは在インドネシア日本国大使館に記載されているので、気になる方はチェックしてみましょう。

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入国に必要なものや条件は?

インドネシアへ入国する前に、PCR検査陰性証明を準備しなければいけません。陰性証明書は最寄りの医療機関のほか、成田空港と羽田空港、関西空港にあるPCR検査センターで受けることが可能です。で受けることが可能です。

書式に決まりはありませんが、医療機関により英語で発行されていること、出発前の72時間以内に検体が採取されたことの記載が求められます。医師のサインがなければ証明書として認められないため、注意してください。またインドネシア到着後は、政府指定のホテルで8泊の隔離とPCR検査が求められます。このときのホテル滞在費用と検査費用は自己負担のため、忘れず覚えておきましょう。

インドネシア政府指定のホテルは、以下のリストで確認することができます。
https://www.id.emb-japan.go.jp/hotellist_20210811.pdf

注射器

日本に帰国するときはどうなる?

まず日本に帰国する72時間以内に、インドネシア国内でPCR検査を受け、陰性の証明書を取得しておく必要があります。証明書には、検体を採取した日時を医療機関で記載してもらってください。この陰性証明書を持っていない場合、検疫法で日本へ上陸できないため絶対に忘れないようにしましょう。

そして日本に帰国後は、自宅またはホテルなどの宿泊先で14日間の自己隔離を行い、その期間中は健康状態や位置情報の確認に応じる必要があります。事前に自宅やホテルまでの交通機関を明記したり、自己隔離中はビデオ通話で状況確認をしたりなどいろいろと決まりがあるので、帰国後のおおよその流れを外務省の公式サイトで調べておくと安心です。以下のインドネシア大使館のサイトも参考にしてみてください。
https://www.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

おかえりなさい

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旅Pocket 編集部
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