働く女子におくるご褒美旅行！クアラルンプールのおすすめリトリートスポット5選♪

リトリートとは、日常を離れて自分に向き合い元気をチャージすること。アジアらしい活気の中にも癒やしの場所が点在するクアラルンプールで刺激溢れるリトリート旅を始めよう！

マレーシア始まりの地ムルデカスクエア周辺をお散歩

1957年にイギリスからの独立を宣言した大きな広場がムルデカスクエアで、現在でもマレーシアの象徴的な場所となっています。

実際に行って見ると、ムルデカスクエアは広大な広場に整備された芝生が広がっているだけなのですが、このムルデカスクエアの周りには統治時代の建築物が集まっているため散策観光の中心地となっています。

自分の考えを整理したり、ぼーっとしたいときは歩く！という方も多いはず。

ムルデカスクエア周辺は、街歩き用にしっかりと遊歩道が整備されており、お散歩にぴったりです。昼過ぎからは日差しが強烈になってくるので朝～午前中に訪れるのがおすすめ。

カメラ女子は訪れたい！統治時代の最高建築Sultan Abdul Samad Building

イギリス統治時代の1897年に建てられたこのスルタン・アブド・サマドビルはマレーシアのローカルカルチャーを表すため、イギリスのスタイルにイスラムの雰囲気を加えてつくられました。

現在は裁判所として使われているため内部の見学はできませんが、夜間はライトアップされたりとその壮観だけで十分に楽しませてくれます。

南国らしいパームツリーやドームとがイギリスらしい時計台に重なる様子は、一見合わないようでしっかりと調和されているからなんだか不思議です。どこもかしこも絵になるフォトスポットだらけ！どれを被写体にするか迷ってしまいます。

ここまでは定番の観光ルートなのですが、とっておきの落ち着く場所がこの噴水のある中庭です。

隣のモスクから流れるアザーン(お祈りの合図)を聞きながら日陰のベンチで一休みするのが私のお気に入りの過ごし方。

ここはビルの裏側、川のほうからしか入ることができないためあまり人がおらずとても静かで心が休まるんです。私のとっておきですが、みなさんにもおすそ分けしちゃいますのでぜひ実際に来て試してみてください♪

地面は幾何学模様がタイルで表現され、大きな噴水があったりと、水を重要視するイスラムの雰囲気を感じます。

もう少し進むと、クアラルンプール最古のモスクであるマスジット・ジャメやクアラルンプールの名前の由来にもなっているクラン川とゴンパック川の合流地点などがあります。

クアラルンプールの名前の由来

クアラルンプールとはマレー語で「泥の川が合流する場所」の意味。クアラルンプールが発展するきっかけとなった錫(スズ)の採掘でこの２つの川は常に泥水が流れていたためその名が付けられたそうです。

歴史と照らし合わせながら歩いていくと、どんどん愛着が湧いてくるムルデカスクエア周辺。当時の立ち上がった人々へ思いを馳せながら元気がもらえるようなそんな場所です。

人生相談はマレーシア占い界の重鎮へ。Master CHIN

ちょっと変わった刺激的な旅にしたい方へおすすめなのがマスターチンでの占い体験。

占い師のマスターチンさんは一見普通の中華系おじいちゃんなのですがきっぱりと言い切るのに当たると評判なんです！

過去にはマレーシアで大人気の首相マハティールさんも占ったことがあるのだとか！

以前お土産の記事で紹介したセントラルマーケットにあるお店です。ムルデカスクエアのあたりからは歩いて5分ほど。場所は華人街の一角にひっそりとあります。

どのような占いなのか尋ねると、総合的に判断するために生年月日や名前、手相や顔相、タロットカード、易占を通して見てくれるとのこと。

基本の鑑定料は100RM(約2600円)で聞きたい内容を一つ決めます。恋愛や勉強、人間関係、金運などリストも用意されていました。

そこから追加で聞きたいことがある場合は追加料金(私が訪れた際は20RMと言われました)で聞けるようです。

帰国後人生が変わるかも！？的中率はいかに！

まずは手相から。前世がどのような人物でどんな人生だったのか、それが今の自分にどんな影響があるのかなどを話し始めました。

かなりハイペースに話していくので、分からなければ一旦ストップして紙に書いてもらうなどして進めていくのがおすすめです。

友人が見てもらっている際に、急にマスターチンに「何故海に行くことを辞めたんだ？あなたは海に生かされ海に生きる人間なのに、行かないからエネルギーを失っているんだよ」と言われ、私たちは驚いて一瞬静まり返ってしまいました。

なんと友人はインストラクターのライセンスを持つほどのダイビング好き！しかし結婚や育児に追われるうち、ここ数年ダイビングができていなかったのです。

事前にそんな話はもちろんしていません！本当に驚きました。

顔相からは主に性格、タロットカードでは将来のことについて話があり、生年月日や名前からは計算をしながらラッキーナンバーや色、日にちを導いて紙に書いて渡してくれます。

かなり盛りだくさんな内容でズバズバと言い当てて行くので整理が大変ですが、これからの人生を前向きにチェンジできるような気分になれるアドバイスを貰えますよ！

飛び込みでも入れますが、マスターチンがお店にいないこともよくあるそうなので念のため電話で予約を取るのがおすすめです。

散策で疲れた身体をスピードリフレッシュ！URoot SPA

リトリート旅に欠かせないのはもちろんスパ。お手軽な街スパがたくさんあるクアラルンプールなら、毎日気が向いたらすぐにリフレッシュができちゃいます！

モスク観光の後にも行きやすい、高級住宅地にひっそりと佇むおしゃれなスパURootは、クアラルンプールで大人気のマッサージブランドの一つ。熟練されたセラピストの質に定評があり街スパとは思えない丁寧なケアが魅力です。

Whatsapp(LINEのようなアプリ)で簡単にコンタクトが取れるので行く前に予約するのがおすすめ。

メニューは最短20分から用意されていますが、おすすめは75分の各コース。

基本のフットマッサージに加えて、背中、スカルプとフェイシャル、など疲れや悩みに合わせて選べる内容が用意されています。

今回はフット＋ヘッド＋肩のマッサージが含まれたROOT OF VITALITY MASSAGE 99RM(約2500円)をチョイスしました。

足を洗ってもらったら、フットマッサージルームへ。隣の席との間隔が広めにとってあり、カーテンがあるので気にならないよう配慮されています。

ソファはとっても寝心地がよく、施述に合わせて首用のクッションも置いてくれるのでリラックスできます。

壁に書かれた「TIME TO RETURN TO YOUR ROOTS」の文字。

「URoot」はマレーシア語でマッサージという意味の「urut」と根という意味の「root」を合わせてお店につけられた言葉で「疲れをとって自分らしさ、自分の根源となるものを掘り起こしてほしい」という意味があるようです。

自分と向き合うリトリート旅にはぴったりのコンセプト！

マッサージの最初は、セラピストさんの誘導でゆったりとした深呼吸をしていきます。リラックスできるアロマの香りを楽しみながら深く呼吸をすると、リラックスモードがスイッチオン！普段はマッサージ中あまり寝る事がないのですが、ここに来ると毎回熟睡できるのはこの深呼吸のお陰かな？と思っています。

こちらのマッサージはマレーシアの手法を用いたゆったりとした深いストロークが特徴。また、マレーシアらしく中国流の足裏指圧やインド流のヘッドマッサージを取り入れています。

頭皮から肩～足裏～膝下と色々なタイプのマッサージが全身をほぐしてくれるのでとっても満足感があります。

終わる頃には疲れは綺麗さっぱり吹き飛んで、新しい身体に生まれ変わった気分に。リラックスしながら浮かんだクリエイティブなアイディアは即戦力になるかも？！

身体に優しいハーブティーを飲みながら、新たな自分を愛する準備を始めましょう♡

旅のシメはガイドブックに載らない美しすぎるモスクMasjid Wilayah Persekutuanで

観光地化されて入るモスクだけでなく「モスクとムスリムの関係やその生活を覗いてみたい」という方にぜひ訪れて欲しいのがこちらのモスク。

マレーシアのマハティール首相の計画で2000年に建てられたこのモスクは、トルコやモロッコ、インドなど世界中のモスクの特徴を集めて作られた珍しいモスク。モスク中にあるタイプの違う繊細なイスラム模様に心を奪われます。

美しく飾られたモスクで、神や己と真摯に向き合う敬虔なムスリムたちから自分自身と向き合えるヒントを探してみましょう。

礼拝中も中に入って見学ができる世界でも珍しいモスクです。ガイドツアーがあるので、礼拝のルールやお祈りのスタイルの背景にある意味、モスクの本当の役割などを解説してもらいながら見学するのがおすすめですよ。

ホテルスパやビーチでなく、街歩きしながらリトリートができるクアラルンプール。3日あれば十分に楽しめるのでぜひ次の連休はクアラルンプールで過ごしてみてはいかがでしょうか♡