【スウェーデン】ヨーテボリってどんな街?おすすめ観光スポット紹介します!
更新:2022/08/19
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もくじ
北欧旅は冬こそ楽しい!スウェーデン第2の都市ヨーテボリのおすすめ散策スポットをご紹介します!
ヨーテボリってどんな街?
ヨーテボリは、街の中心を走る大きな運河沿いに大学、美術館、植物園などが密集していて学園都市とも呼べる街。
1時間ほど離れたボラスという街では昔から繊維産業が盛んで、アパレル企業の繊維研究施設や布屋さんがそこかしこに点在しています。
ボラス
ヨーテボリを含む周辺一帯が教育や研究に熱心で、ストックホルムよりも落ち着いているのに、意外と教育者やビジネスマンの行き来が多いのが特徴です。
また、デンマークのオールボーやノルウェーのオスロも近く、近隣諸国から船で簡単に渡れます。
デンマークに比べると物価がだいぶ安いため、そのあたりの住民が日用品なんかを買いに来る場所としても人気の場所なんですよ。
テキスタイルファッションセンター®︎
テキスタイルファッションセンター®︎は、ヨーテボリから1時間ほどの街ボラスにあります。ボラスはヨーテボリとセットで回ることが多く、質のいいコットンをつくり出す街として世界的に知られています。
そんなボラスの中心地にあるセンターは、美術品展示からアパレル産業活動、ファッション教育までファッションに関する事業を幅広く行っている複合施設。
このセンターの一番の目玉は、実際に衣装を着て試せるという点。美術館は普通見て回るだけのところが多いですが、体験型なのでアミューズメントパーク感覚で楽しめます。
居心地のいいソファの置かれたカフェや、本物のお店のようなショッピングスペースがありますので、ファッション雑貨好きにはたまらない空間です。
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2019年12月27日
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Gothenburg Museum of Artヨーテボリ美術館
その土地を、簡単に知ることのできるアクティビティとしておすすめなのが美術館。
最近ではどの国でもウォールアートが盛んで、フォトジェニックスポットとして必ず挙がりますが、アートはその国特性がよく現れます。
ヨーテボリ美術館には北欧出身の作家が描く北欧絵画ノルディックアートがたくさん所蔵されていて、普段ノルディックアートに触れることのない日本人には、内容も分量も見応えがある美術館として評判です。
ノルディックアートは、全体的に暗い雰囲気ではありますが(笑)雪や光の様子がとても繊細に描かれています。2次元のはずなのに立体的に見えるような、不思議な感覚はぜひ体感してほしい!
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2020年02月02日
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BOTANISKAヨーテボリ植物園
ヨーテボリ植物園は、南米のサボテンから日本の桜まで全品種トータルで約22,000ほどの植物の取り扱いがあります。
園内の大半部分が自然保護区になっているため、ただ「展示されている」状態ではなく、滝や池など極力自然のままの姿に近い状態で植物を鑑賞することができます。
イギリス好きにはたまらない?イングリッシュガーデンコーナーなどもあり、見応えたっぷり。ただ歩いているだけで癒されます。
この植物園の特徴は、研究施設でもあるところ。たとえば、イースター島で絶滅してしまったとても貴重な木トロミロを種から集めて育て、イースター島に戻そうとする研究も進んでいるのだとか。
こんなふうに、きのこも何十種類も集められて研究室のように展示されると圧巻ですね。
ほかにも熱帯蘭や食虫植物など珍しいコレクションがあります。また「日本の空き地」「シャクナゲの谷」など、セクション名がとってもおもしろいのも見どころです。園内にはカフェもありますよ。
・温室営業時間:《5月~8月》10:00~17:00《9月~4月》10:00~16:00※12月24、31日はクローズ
・入場料:20SEK
住所Carl Skottsbergs Gata 22A, SE-413 19 Göteborg
営業時間09:00頃〜日の入りまで※レストランやショップは異なりますのでWEBサイトをよくご確認ください
お洒落スポットHAGA地区
大学が多ければ学生も多い、ということで発展するのは流行の発信スポット。洋服の店やお洒落カフェが集まるハーガ地区は、ヨーテボリ観光では立ち寄り必須です。
ベジフードからピザまでレストランも豊富なので、グループで訪れても1人で訪れても食事に困ることはありません。
石畳のメイン通りも素敵で、歩いているだけでも絵になります。石畳は雨の日はよく滑るので、冬訪れる場合は足元の危険対策を忘れずに。
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2020年03月11日
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アートビルRöda Sten Konsthall
Älvsborgsbronブリッジのたもとにある巨大なボイラーハウスをリノベしたアートスポット。ブルックリンさながらの雰囲気が若者に人気で、日々、新しいウォールアートやアートイベントが誕生しています。
基本的にはコンサートホールとして存在していますが、いくつかのセクションに分かれていて、コンサートが開催されていない場所はキッズのワークショップやサウンドアート展示などが行われています。
イベントが開催されていない時はこんなふうに人も少なく、がらーんとしていますが、よく見てみるとこの日は何やら映像の観賞会が行われていました。
建物の外側は、不定期でアーティストを呼んでウォールアートイベントなんかも開催されています。イベントがある時の夜のライトアップは、なんとなく不気味でスゴいです(笑)。
周辺はパークのようになっていて散策できますが、冬の場合はランニングしている人なども少なく静かです。
建物にはレストランやカフェがぽつぽつあって、人はそこに集中しています。とにかく冬は外が寒いので、どこに行ってもみんなあまり外に出ずにこうしてお茶を飲みながらおしゃべりするのがお約束。
ハーガ地区のあたりからは少し離れているので、ウォールアートを見たい時や少し郊外を歩いてみたい!という時に立ち寄るといいですよ。
入場料:40SEK※25歳までは無料
住所RödaSten Konsthall, RödaSten, 414 51Göteborg
入場料40SEK※25歳までは無料
電話番号031-12-08-16
営業時間祝日やアート展示の準備期間などでクローズ期間が多いためWEBサイトをよくご確認ください
URLhttp://rodastenkonsthall.se/index.php/sv/besoek/oeppettider-entreavgift
桟橋レストランTyska Bron
ヨーテボリ街中を流れる大きな運河、ぜひ運河を眺めながらゆったり食事を楽しんでみませんか?
Tyska Bronは、浮島の上にテラスが設置された桟橋レストランです。
一見敷居が高そうに見えるのですが、メニューはカジュアルなので誰でも気軽に利用できます。
シートは2人がけの小さな席がほとんど。もちろん1人も大丈夫。
メニューも海鮮ボウルなど普段日本人が食べ慣れた感じです。カフェ感覚で気軽に立ち寄りましょう。
上写真は豆やビーツ、サーモン、アボカドなどがのったポケボウル(96SEK)。ビールは約50SEKほどです。
住所Tyska Bron1, Göteborg
電話番号031-16-09-09
営業時間09:00~遅くまで(金:16:00~20:00)※詳しくはWEBサイトをよくご確認ください
屋内マーケットSALUHALLEN
北欧諸国は物価が高いので、少しでも安く日用品を買い揃えるために都市間を渡り歩くのは当たり前の話。
サルハレンは有名な屋内マーケットで、食事をするにもお土産を買うにもおすすめのスポットです。
生鮮食品だけでなくすでに調理されたサンドイッチなんかもあるので、持ち帰って外で食べたり、ワインと一緒に買って帰ってパーティしたりなんてことも可能。
イートインスペースも充実しています。地元のマダムがおしゃべりしたり、小説を読んだり、みんな思い思いに過ごしています。
値段は日本円で、サンドイッチは1,000円くらい、お茶を飲むのに500〜600円くらいが相場です。
お土産は、お洒落な形の乾燥パスタやチョコレート、チーズ、プレッツェルなど種類も充実しています。
お土産の相場は、瓶の大きさやコーヒーの重さで決まるのでピンキリ。でも、マーケットなのでびっくりするような値段のアイテムはそんなにありません。物価の高い北欧にしては満足なお買い物ができるはず!
住所Stora Saluhallen, Kungstorget, 411 17 Göteborg
電話番号店舗により異なる
営業時間月~金:09:00~18:00、土:09:00~16:00、休み:日
名物映画館BioPalatset
ひとつの建物に10のサロンが一緒になっているという地元の名物映画館。パリのバーレスクかと思うほど、スウェーデンらしからぬド派手な外観はどこからでもすぐに見つけられます(特に夜は)。
一見なんのことはない映画館のように見えますが、全サロン車椅子対応可能という福祉国家のスウェーデンらしい面も持ち合わせています。
中は映画を見る人でなくても自由に出入りができるので、ぜひ見学してみてください。特にこのお菓子コーナーは必見!
大きなバケツに好きなお菓子取り放題(もちろん重さに準じて支払いは発生)で、まるで本屋さんのようにお菓子が並んでいる様子は夢のようです。
余談ですが、夜、ヨーテボリの若者があまり出歩いていない(ほとんどがマダムやムッシュばかり)のを不思議に思い、のちに聞いてみたところ、みんなお家でフィーカしながらまったり過ごすことが多いのだとか。
フィーカとは、ゆったりと時間や季節の流れを楽しむような概念。デンマークのヒュッゲととてもよく似ています。日本と同様、ヨーテボリでも家で好きに自分の時間を過ごしたい若者が多い?ということなのかも。
住所Kungstorget 2, 411 16 Göteborg
電話番号08-56-26-00-00
営業時間11:00~21:15(金土:~22:30)※祝日や祭日は変更の可能性があるためWEBサイトをよくご確認ください
スパサウナHagabadet Haga
北欧らしい体験といえばサウナ。サウナといっても、通常はフィットネスクラブとして運営されていてサウナも利用できるという複合施設です。たかがフィットネスクラブとあなどるなかれ。
なんと中は宮殿のような設備になっていてトルコのハマムのような印象なんです!※中が撮影できなかったためぜひ公式サイトをのぞいてみてください。
トレーニングジム施設、セラピストのいるスパ、ヨガクラスなどとにかく室内で楽しめるプランが充実しています。冬のヨーテボリにがっつり滞在したい人にはかなりおすすめのスポット!
料金は、月~金599SEK、金土日699SEK。日本円で8,000円ほどですが温浴施設複数利用可、プール、サウナバス、リラクゼーションルーム、ジム、タオルやスリッパなど全部セットでこの値段!リゾートでスパを1回受けるよりもはるかにお安いので、旅の最後にぜひ体験してみては♪
住所Södra Allégatan 3, 413 01 Göteborg※ハーガ地区に3店舗あり
電話番号031-600-600
営業時間月~木:06:30~22:00、金:06:30~21:00、土:08:00~20:00、日:09:00~20:00
URLhttps://www.hagabadet.se/veckokort-pa-hagabadet/visit-gothenburg/
冬は室内で過ごす時間がぐんと多くなる北欧ライフ。美術館やスパサウナ、巨大な屋内マーケットなら、何時間いても大丈夫!どんなに寒い日でも気候を気にせず観光を楽しめるスポット、ぜひうまく回ってくださいね。
- 旅Pocket 編集部
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