ハナウマ湾を徹底解説「シュノーケリング」は個人でも楽しめる?オプショナルツアー・施設・行き方まとめ
2021/12/28
2,504views
目次
ハナウマ湾は、ハワイの美しいビーチでリゾート気分を満喫したいという人に特に人気のスポットです。ハワイの中でも、眺望の美しさと海の透明度の高さで群をぬいているハナウマ湾は、全米のベストビーチに選ばれたこともあり、現地オプショナルツアーも色々あります。ハナウマ湾への行き方や、人気のシュノーケリングの楽しみ方、注意点まで徹底解説します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。
【ハナウマ湾】オアフ島屈指の透明度を誇る海
ハナウマ湾は、数々の人気ビーチを有するハワイの中でも、眺望の美しさと、海の透明度の高さは群を抜いており、絶好のシュノーケリング・スポットとしても知られています。ホノルル東部の南東端に位置し、ハワイ語で「カーブした湾」を意味するハナウマは、その名の通り馬蹄形の入り江です。白い砂浜と青い海、湾を囲むヤシなどの緑が美しく、全米のベストビーチランキングでも2004年、2016年の2度にわたって選ばれています。現在は海洋生物保護区域に指定され、生態系の保護活動が行われています。
ハナウマ湾には、バタフライフィッシュ、チョウチョウウオ、ハギなどのカラフルな熱帯魚をはじめ、ウツボやウミガメまで世界的にも貴重な海洋生物が生息しています。美しい海洋生物を間近に見ることができるシュノーケリングは、ハナウマ湾を訪れたからにはチャレンジしたいアクティビティです。入り江内でのシュノーケリングは、初心者でも楽しめます。
ハナウマ湾は火山活動により形成されたクレーターが、波や風雨で浸食されて現在のような湾になりました。先住民たちが生活の場として利用していましたが、1800年代にはハワイの王族の釣りや娯楽の場として愛されていました。
第二次世界大戦後はトイレやシャワーなどが設置されて観光スポットとして人気を集めるように。1967年には環境と生態系の保護のため、海洋生物保護区および水中公園に指定。1990年代には自然環境への影響を軽減するための措置が講じられ、2002年に海洋教育センターが開設されるなど、公園内の保護対策を強化。海洋動物を虐待したり、サンゴに触れたりすることは法律で禁じられています。
ハナウマ湾
営業時間06:00~18:00 休み:月、火
料金25ドル(地元住人、12歳以下:無料)
ハナウマ湾「到着後からの流れ」をわかりやすく解説
①オンラインで事前予約
2021年4月26日より、ハナウマ湾への入場にオンラインによる事前予約システムが導入されました。これまでは入場券の購入のために1時間程度の行列になることがありましたが、これにより混雑緩和が見込まれます。予約枠には人数制限があり、同時に予約できるのは1枠10人までとなっています。
②エントランスで料金を支払う
オンラインで事前予約をした後は、当日に受付で入場券を購入する必要があります。入場料は2021年7月1日から25ドルになりました。ただし、ハワイ在住者と12歳以下は無料です。予約に空きがある場合は当日受付も可能です。
③教育プログラムのビデオを観賞(約10分)
入場料を支払ったら、入場券に記載されているビデオ視聴時間まで湾の景色を眺めたり、海洋教育センターの展示を見たりして過ごしましょう。ハナウマ湾に入場する際はビデオ視聴が義務付けられています。ビデオの内容は、ハナウマベイ誕生の歴史や自然環境、生態系、海洋生物保護についてレクチャーする10分程度のものです。すべて英語ですが、日本語専用イヤホンもあります。ハナウマ湾に再来場する予定がある場合は、終了後に手続きを行うと、1回目の視聴から1年間はビデオ視聴が免除されます。
※オンラインによる事前予約システムの導入により、入場する際に必須となっているビデオの視聴時間を、来場の48時間前から予約できるようになりました。
④ビーチへ向かう
ビデオを視聴し終わったら、ビーチに入場できます。ビーチまでは200mほどの下り坂です。5分程度の坂道なので、美しい景色を眺めながら歩くのがおすすめですが、やや勾配がきついため、荷物が多い場合などはトラムサービスを利用しても良いでしょう。トラムは片道1ドル25セント、4歳以下は無料です。復路の上り坂のみ利用することもできます。
海といえばシュノーケリング!だけど個人でも楽しめるの?
ハナウマ湾のアクティビティといえば、やはりシュノーケリングです。リーフ内側には波の影響が少ない初心者向けのポイントがあり、また水深が1~2mほどの浅瀬もあるので、個人でも十分楽しめます。シュノーケリングセットはレンタルショップで借りられます。レンタル料はドライシュノーケル、水中マスク、フィン(足ひれ)の3点セットで20ドルです。セットでなく、必要なもののみレンタルすることも可能です。レンタルする際は料金のほかに身分証などのデポジット(保証)が必要です。
ハナウマ湾でのシュノーケリングは個人でも楽しめますが、英語に自信がない人や安全性に不安がある人はオプショナルツアーを利用するのが良いでしょう。ガイド付きもあれば送迎のみのツアーもあります。ただし、新型コロナウイルスの影響により、ツアーバスの出入りが禁止になったため、オプショナルツアーの催行については事前に確認しておくことをおすすめします。

旅行の予定に合わせて、午前発・午後発が選べる!フリープラン

最大6人までの参加で、ガイドが1人1人しっかりサポート

ビーチとタウンどちらも1日で楽しめる欲張りプラン
ハナウマ湾にある施設
ハナウマ湾には海洋教育センターがあり、ビーチ入場に必須であるビデオ視聴室のほか、ハナウマ湾や海洋生物に関する資料を展示した展示室、ギフトショップなどがあります。また、スナックや飲み物を販売するスタンドもあります。ビーチには飲食店がないため、必要な場合はここで購入しましょう。ビーチへの持ち込みは可能ですが、ゴミは各自責任を持って処分しなければなりません。トイレ、更衣室、淡水シャワー、水飲み場、荷物保管用ロッカーはビーチにあります。さらに、ボランティアスタッフによる情報キオスクや、ライフガードも配置されています。
ハナウマ湾までの行き方
バス
ザ・バスのワイキキ始発、22番路線を利用すると、ハナウマ湾入り口まで行くことができます。ワイキキからの所要時間は40~50分です。土・日・祝日には30分間隔で運行されるものの、平日は運行本数が少なく、ハナウマ湾の定休日には停車しないため注意が必要です。運行経路は、カラカウア通りの海側にあるバス停を出発し、ダイヤモンドヘッド入り口やカハラモールなどを経由してハナウマ湾へと向かいます。運賃は片道2.75ドルです。
レンタカー
レンタカーを利用すると、往復の時間に縛られることがなく、ワイキキからも20分程度で到着できます。ただし、ハナウマ湾の駐車場は300台分しかなく、朝8時頃には満車になる場合もあるので注意が必要です。駐車料金は3ドルです。ハワイでは国際免許証の提示を求められることがなく、日本の免許証でレンタカーの手続きが可能です。あらかじめ日本で予約しておくと、現地の手続きがスムーズでしょう。
ハワイの関連情報
- 旅行会社 旅工房・旅Pocket編集部
- 旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!タイアップ・広告掲載のご依頼はこちらへ。
AREA
地域
-
世界共通
-
国内
-
アジア
-
インド洋
-
ハワイ
-
ミクロネシア
-
ヨーロッパ
-
中南米
-
中近東
-
北アメリカ
-
南太平洋・オセアニア
-
カリブ海
-
クルーズ
RANKING
ハワイのランキング
-
1
コロナ禍でハワイに行ってみた!2022年4月22日時点の入国や帰国時の状況はどうなっている?【体験レポ】
2022年05月03日
20,748views
-
2
ハワイ料理「日本人の口にも合う!!」ローカルフード・伝統料理18選!人気店も一緒に紹介
2021年10月08日
18,816views
-
3
【2020年】今人気!ハワイのお土産30選~喜ばれる雑貨、ばらまき用も~
2019年12月24日
118,039views
-
4
ダイヤモンドヘッド登山【初めてガイド】行き方・時間帯・服装と靴・周辺グルメをまとめて紹介
2019年12月19日
16,204views
-
5
ハワイの綺麗な海まとめ(MAP付き)目的別おすすめビーチにグルメ、海の持ち物もチェック!
2019年09月19日
30,787views