【必見!】和歌山観光のおすすめ25選♪名所からグルメ・温泉まで網羅ではじめての観光にも迷わない!

更新:2023/01/10

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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。

世界遺産の宝庫・和歌山県の観光スポットを総まとめ!自然と歴史に触れられるパワースポットや絶品ご当地グルメで元気をチャージしにいきましょう。帰りたくなくなる洞窟温泉や南国リゾート、リサーチしないと辿り着けない穴場スポットも紹介します。

世界遺産の宝庫!和歌山県のおすすめ観光スポット10選♪

「熊野那智大社」や「高野山」をはじめ、日本が誇る世界遺産が点在している和歌山県。近年は元気をチャージできるパワースポットも人気です。

和歌山を訪れたなら、ぜひ足を運びたいおすすめの観光スポット10選をお届けします。

【世界遺産】縁結びのパワースポット「熊野那智大社」

熊野那智大社
提供:熊野那智大社

原始的な自然崇拝を起源とする「熊野那智大社」は、縁結びの神様として有名です。那智大滝を有する那智山の中腹に位置し、熊野速玉大社、熊野本宮大社と共に「熊野三山」の1つに数えられています。

古くから信仰を集める熊野那智大社と、三山を詣でる熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」として【世界遺産】に登録されました。

ひとたび足を踏み入れれば、澄んだ空気と壮大な自然に出会えます。熊野が日本有数のパワースポットといわれる由縁を体感しにいきましょう。

熊野那智大社

住所〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

アクセス《車》那智勝浦ICから約25分《バス》JR「紀伊勝浦駅」から熊野御坊南海バスで約30分、バス停「那智山」から徒歩約15分

電話番号 0735-55-0321

URLhttps://kumanonachitaisha.or.jp/

 

【世界遺産】マイナスイオンでパワーチャージ「那智の滝」

那智の滝
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

「那智四十八滝」と称される多数の滝の中で、特に高い名瀑です。那智山の奥に位置する大雲取山の本流から、いくつもの流れが原生林を割るように落下し「那智の滝」となっています。

水柱の落差は133m、銚子口の幅は13m、滝壺の深さは約10mで、付近一帯は吉野熊野国立公園の特別地域であり、那智原始林として【国の天然記念物】に指定されています。

那智山信仰の根元であり、「延命長寿の水」として信仰される清流は、観覧舞台から飲用することもできますよ。

那智の滝

住所〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

アクセス《車》那智勝浦ICから約25分《バス》JR紀伊勝浦駅から熊野交通バスで約30分、バス停「那智の滝前」から徒歩約5分

料金大人:300円、小・中学生:200円

電話番号0735-55-0321

URLhttps://kumanonachitaisha.or.jp/pavilion/waterfall.html

 

天守閣とスイーツも楽しめる「和歌山城」

和歌山城
写真提供:和歌山市

虎伏山(とらふすやま)とその麓に築かれた風格ある平山城で、白亜に輝く天守閣が印象的な「和歌山城」は、天正13年(1585年)に豊臣秀吉が弟・秀長に築城させたものです。

秀長が大和郡山を居城としたため、桑山重晴が城代を勤め、その後は浅野幸長、徳川頼宣が入城し「紀州55万5千石の城」として名が知れ渡りました。

天守閣からは和歌山の街並みが一望可能。町娘、侍の衣装で接客してくれる「お天守茶屋」では、うどん、そばといった軽食、ソフトクリームなどを食べながら城下を見渡せます。

和歌山城

住所〒640-8146 和歌山県和歌山市一番丁3

アクセス《車》和歌山ICから約15分《電車》南海「和歌山市駅」から徒歩約10分《バス》JR「和歌山駅」から和歌山バスで約10分、バス停「公園前」からすぐ

料金大人:410円、小・中学生:200円、休み:12月29日~31日

電話番号073-422-8979

営業時間09:00~17:30

URLhttp://wakayamajo.jp/index.html

 

豪快な岩柱【天然記念物】「橋杭岩」(はしぐいいわ)

橋杭岩
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

吉野熊野国立公園内に位置する名勝「橋杭岩」。串本から大島へと続く海の中に、大小40余りの岩柱がそそり立っています。岩柱が規則的に並ぶ光景が橋の杭に見えることから「橋杭岩」と名付けられました。

約850mに及ぶ奇岩群は、海の浸食によって岩の硬い部分以外が削られたもの。弘法大師と天邪鬼が橋造りの速さを競い、一夜にして立てたという伝説も残っています。

現在は国の天然記念物であり、道の駅「くしもと橋杭岩」が設けられています。

橋杭岩

住所〒649-3500 和歌山県東牟婁郡串本町くじの川

アクセス《電車》JR「串本駅」から徒歩約25分《バス》JR「串本駅」から串本町コミュニティバスで約3分、バス停「橋杭岩」からすぐ

電話番号0735-62-5755(道の駅 くしもと橋杭岩)

URLhttps://kankou-kushimoto.jp/spots/%E6%A9%8B%E6%9D%AD%E5%B2%A9(一般社団法人南紀串本観光協会)

 

自然が織り成す絶景「千畳敷」(せんじょうしき)

千畳敷
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

「千畳敷」という名前の通り、広大な畳を思わせる大岩盤です。雄大な太平洋を背景に、瀬戸崎の先端から突きだした白い岩盤は、数千万年前から残る第3紀層の砂岩だと推測されています。

スロープ状になった大岩盤へ、荒々しい波が打ち寄せるダイナミックな光景に圧倒されること間違いなし!水平線に夕日が沈む絶景も見ごたえがあります。

段差が多いため、歩きやすい靴で観光しましょう。

千畳敷

住所〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町千畳

アクセス《車》白浜ICから約15分《バス》JR「白浜駅」から明光バスで約20分、バス停「千畳口」からすぐ

電話番号0739-43-5511(白浜観光協会)

URLhttps://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/134/(公益社団法人 和歌山県観光連盟)

 

【世界遺産】寺院に宿泊もできる「高野山」

高野山 壇上伽藍境内

真言密教の聖地として信仰を集める「高野山」。標高1,000mクラスの山々に囲まれた盆地に位置し、約1,200年前に弘法大師・空海が開山したことでも有名です。

山の全域が「総本山金剛峯寺」の境内というスケールの大きさも驚きのポイント。数ある名所の中でも、2大聖地として信仰されている「奥之院」と「壇上伽藍」は見逃せません。

117に及ぶ寺院のうち、52の寺院は宿坊として一般の参拝客に開かれています。興味がある人は修業体験にもチャレンジしてみましょう。

高野山

住所〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132

アクセス《電車》南海高野山ケーブル「高野山駅」からすぐ

電話番号0736-56-2011

URLhttps://www.koyasan.or.jp/

 

【世界遺産】体験事も豊富「金剛峯寺」(こんごうぶじ)

金剛峯寺

日本仏教の聖地として【世界遺産】に登録されている高野山真言宗の総本山です。「金剛峯寺」という名前は、弘法大師が唱えた「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経」というお経が由来となっています。

文久3年(1863年)に再建された壮大な主殿をはじめ【県指定文化財】となっている鐘楼(しょうろう)、幽玄な空間が広がる大広間・持仏間、国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」など見どころは尽きません。四季折々の風景を楽しめる中庭も魅力の1つです。

金剛峯寺

住所〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132

アクセス《バス》南海高野山ケーブル「高野山駅」から南海りんかんバスで約10分、バス停「本山前」からすぐ

料金大人(中学生以上):1,000円、子ども(小学生):300円

電話番号0736-56-2011

拝観時間08:30~17:00

URLhttps://www.koyasan.or.jp/

 

【世界遺産】ヤタガラスのマークでも有名「熊野本宮大社」(くまのほんぐうたいしゃ)

3つの大きな神社からなる熊野三山。三山の中でもひときわ厳かな雰囲気が漂っているのが「熊野本宮大社」です。

熊野参詣道に含まれる中辺路を歩いていくと、古代に神が降臨したと伝えられる本宮に辿り着きます。社殿は【国の重要文化財】に指定されていて、神社の至るところに「導きの神鳥」である「3本足の八咫烏(ヤタガラス)」が描かれています。

「八咫烏ポスト絵馬」を社務所で購入して、境内のポストに投函するのも旅の思い出になりますよ。

熊野本宮大社

住所〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮

アクセス《車》JR「新宮駅」から約45分《バス》きのくに線「紀伊田辺駅」から龍神バスで約2時間、バス停「本宮大社前」からすぐ

電話番号0735-42-0009

拝観時間08:00~17:00

URLhttp://www.hongutaisha.jp/

 

【世界遺産】神秘的な自然の中を歩く「熊野古道」

熊野古道

古代から中世にかけて信仰が高まった熊野三山へと向かう参詣道です。かつては「蟻の熊野詣」と称されるほど、身分を問わず多くの人々が熊野を参詣しました。

熊野古道は、田辺から熊野本宮大社へ続く「中辺路(なかへち)」、田辺から那智・新宮へ続く「大辺路(おおへち)」、そして高野山から熊野本宮へ続く「小辺路(こへち)」で構成されています。

一帯の「熊野参詣道」は【世界遺産】にも登録され、近年はパワースポットとしても人気を集めています。

熊野古道

住所〒646-0004 和歌山県田辺市(中辺路町・本宮町・熊野川町・那智勝浦町)

電話番号0735-42-0735(熊野本宮観光協会)

URLhttps://www.hongu.jp/kumanokodo/

 

【世界遺産】「熊野速玉大社」(くまのはやたまたいしゃ)

熊野速玉大社

全国にある熊野神社の総本宮である熊野三山の一社。熊野三所大神が降臨された神倉神社の御神体「ゴトビキ岩」から真新しい初めての社殿を建ててお祀りしたことより、「新宮」とも呼ばれる古社です。

主祭神は熊野速玉大神と熊野夫須美大神の御夫婦の神さまをお祀りしており、夫婦円満や家内安全などの御神徳を授かれると言われています。

樹齢1000年の御神木の梛の大樹は国の天然記念物にも指定されており、その葉の葉脈が縦にしかないことから裂くことが難しく、縁結びや道中安全の御守りとして持ち帰られていました。

熊野速玉大社

住所〒647-0081 和歌山県新宮市新宮1

アクセス《電車》JR「新宮駅」から徒歩約15分

料金神宝館拝観:500円
※現在、修繕工事のため休館中です。

電話番号0735-22-2533

拝観時間日の出~日没

URLhttps://kumanohayatama.jp/

 

和歌山の観光マップ

和歌山の観光マップ

【見て・触れて・体験できる】テーマパーク&穴場スポット5選♪

和歌山県には歴史ある寺院や神社がたくさんありますが、羽を伸ばして楽しめるスポットも充実しています。

見て・触れて・体験できるテーマパークのほか、和歌山観光のリピーターにも人気の穴場スポットを紹介します。

広大な敷地のテーマパーク「アドベンチャーワールド」

アドベンチャーワールド©アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド©アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド©アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド©アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド©アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド©アドベンチャーワールド

●エリア:白浜・串本

陸・海・空の動物たちが暮らすテーマパーク。かわいらしいジャイアントパンダをはじめ、約140種1,400頭の動物が暮らしています。

マリンワールドでは、イルカやアシカたちによるライブを開催。ふれあい広場&サファリワールドでは、動物たちにおやつをあげることもできます。

遊戯機種でも楽しみたいなら、観覧車やジェットコースターなどが揃うプレイゾーンへ。レストランやギフトショップもあるので1日満喫できますよ。

アドベンチャーワールド

住所〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399

アクセス《車》南紀白浜ICから約10分《バス》JR「白浜駅」からバスで約10分、バス停「アドベンチャーワールド」からすぐ

料金大人:4,800円、12歳~17歳:3,800円、4歳~11歳:2,800円、65歳以上:4,300円

電話番号0570-06-4481(ナビダイヤル)

営業時間10:00~17:00 ※公式HPをご確認ください

URLhttps://www.aws-s.com/

 

フォトジェニックな街並みの遊園地「ポルトヨーロッパ(和歌山マリーナシティ)」

ポルトヨーロッパ
ポルトヨーロッパ
ポルトヨーロッパ
ポルトヨーロッパ
ポルトヨーロッパ

●エリア:和歌山市近郊

地中海の港街をイメージしたテーマパーク「ポルトヨーロッパ」は、和歌浦湾の人工島に広がるレジャー施設「和歌山マリーナシティ」内にあります。

パーク内はどこを歩いてもフォトジェニック!フランスの街並みやイタリアの港街、スペインの古城などが再現され、中世ヨーロッパにタイムスリップしたような気分が味わえます。

落差22mの激流を滑り落ちるウォーターライドなど、パーク内のアトラクションも魅力的です。

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ポルトヨーロッパ(和歌山マリーナシティ)

住所〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1527

アクセス《車》海南ICから約10分《バス》JR「海南駅」から和歌山バスで約9分、バス停「マリーナシティ」から徒歩すぐ

料金入園:無料|アトラクション遊び放題スタンダードパス 大人(中学生以上):3,800円、子ども(3歳以上):3,200円

電話番号0570-064-358

営業時間11:00~16:00※営業日によって異なる

URLhttps://www.marinacity.com/porto/

 

サンゴや熱帯魚が鑑賞できる「串本海中公園」

串本海中公園写真提供:串本海中公園センター
串本海中公園写真提供:串本海中公園センター
串本海中公園写真提供:串本海中公園センター
串本海中公園写真提供:串本海中公園センター
串本海中公園写真提供:串本海中公園センター

●エリア:白浜・串本

黒潮の影響を強く受ける「串本の海」は、世界最北限といわれるテーブルサンゴの群生地が広がっており、温帯と亜熱帯の生き物が入り混じって暮らす美しく独特な海中景観を保っています。

1970年に日本で最初の海中公園に指定され、2005年にはラムサール条約に登録されました。

串本海中公園内のセンターは、串本の海を伝えることをテーマにしており、水族館では生き物のことを楽しく学べ、海中展望塔や海中観光船を通して実際に自然の海の中を観察することができます。

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串本海中公園

住所〒649-3514 和歌山県東牟婁郡串本町有田1157

アクセス《車》すさみ南ICから約20分《バス》JR「串本駅」から無料送迎シャトルバスで約13分

料金入場券(水族館・海中展望塔のセット) 大人:1,800円、小・中学生:800円、3歳以上:200円
※海中観光船は平日運休、別途料金がかかります。

電話番号0735-62-1122

営業時間水族館・海中展望塔:09:00~16:30

URLhttp://kushimoto.co.jp/

 

【穴場!】オーガニックハーブでサシェ作り♪「は~ぶ工房もくもく」

は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく
は~ぶ工房もくもく

●エリア:和歌山市近郊

自然豊かな紀美野町で育てられたハーブを使用して、クラフト体験が楽しめるスポットです。60~70種類のハーブの心地よい香りに癒されながら、和歌山旅行のお土産作りを体験してみましょう。

ハーブとドライフラワー、塩で作るモイストポプリは、室内や車内に飾るのに最適!キャンドルのロウ(ワックス)(ミツロウ)でハーブを固めるワックスサシェは見た目も華やかなアイテム。やさしい色合いが生まれるハーブ染もおすすめです。

は~ぶ工房もくもく

住所〒640-1221 和歌山県海草郡紀美野町三尾川785

アクセス《車》海南東ICから約30分

Facebookhttps://www.facebook.com/herbmokumoku/

 

【穴場!】漁船でクルージング「和歌の浦 遊覧船」

和歌の浦 遊覧船
和歌の浦 遊覧船
和歌の浦 遊覧船

●エリア:和歌山市近郊

日本遺産である「和歌の浦湾」を巡る遊覧船。普段はしらす漁を行っている現役の漁船に乗って、本格的なクルージングが楽しめます。

風光明媚な和歌の浦は、万葉集にも詠まれた景勝地として知られています。船上から眺めるパノラマビューはまさに感動の一言。

地元の漁師さんがとっておきのビュースポットを案内してくれるだけでなく、カモメへの餌やりも体験できます。サンセットクルーズや花火クルーズもおすすめです!

和歌の浦 遊覧船

住所〒641-0023 和歌山県和歌山市新和歌浦1-1

アクセス《車》和歌山ICから約20分《バス》JR「和歌山駅」から和歌山市バスで約30分、バス停「新和歌浦」からすぐ

料金毎週土日運航 和歌浦湾周遊コース(40分) 大人:2,000円、子ども(3歳以上):1,000円

電話番号090-3165-3458

営業時間08:00~17:00、休み:水

URLhttps://wakanourabay.com/

 

ゆったりと過ごす癒しの旅!和歌山県の【温泉地】4選♪

和歌山県内には、温泉好きも納得の名湯が点在しています。宿泊地ではゆったりと過ごしたい人や癒し旅を過ごしたい人、リゾート気分を味わいたい人に向けて、一度は訪れたい和歌山のおすすめ温泉地4選をお届けします。

南国リゾートのような透き通る海「南紀白浜温泉」

南紀白浜温泉 白良浜

●エリア:白浜・串本

1,350年余りの歴史があり、文武天皇をはじめとする宮人たちも訪れた名湯です。飛鳥・奈良朝時代から「牟婁の湯(むろのゆ)」「紀の温湯」の名で知られ、有馬・道後と並ぶ三大温泉地に数えられています。

観光案内所などで配布中の「外湯めぐりパンフレット」を手に、波打ち際の露天風呂「崎の湯」や、2種類の温泉を持つ「牟婁の湯」を巡ってみましょう。「日本のハワイ」と称される「白良浜(しららはま)」の温泉露天風呂もおすすめです。

南紀白浜温泉

住所〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1650-1

アクセス《車》南紀白浜ICから約10分《電車》JR「白浜駅」から徒歩約10分

電話番号0739-42-2215(白浜温泉旅館共同組合)

URLhttp://www.nanki-shirahama.com/onsen/(白浜観光協会)

 

日本三大美人の湯「龍神温泉」

龍神温泉
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

●エリア:熊野

高野龍神国定公園内にある温泉郷で、島根県の「湯の川温泉」や群馬県の「川中温泉」と共に、日本三大美人の湯の1つに数えられています。

泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で、湯上りには肌がつるつる&しっとりとする上に、冷え性や神経痛などにも効果があるとされていいます。

おすすめの施設は、源泉掛け流しの共同浴場「元湯」。大勢が一度に入れる檜風呂と岩風呂は圧巻で、渓流を望む露天風呂も癒し効果抜群です。

龍神温泉

住所〒645-0525 和歌山県田辺市龍神村龍神37

アクセス《車》南紀白浜空港から約1時間20分《バス》JR「紀伊田辺駅」から龍神バスで約1時間20分、バス停「龍神温泉」からすぐ

電話番号0739-79-0726

URLhttp://www.ryujin-kanko.jp/contents/spa/index.html(公益社団法人 龍神観光協会)

 

天然の洞窟風呂は必見!「那智勝浦温泉」

●エリア:熊野

海沿いに位置し、200本以上の泉源を持つ「那智勝浦温泉」は、豊富な湧出量と、硫黄分を含んだ濃度の高い泉質が特徴です。

10本の源泉を有する「ホテル浦島」の洞窟風呂「忘帰洞(ぼうきどう)」は特に有名で、大正時代に紀州藩・徳川頼倫が訪れて「帰るのを忘れさせるほど心地よい」と称賛したそうです。

那智勝浦エリアには、「紀の松島」や「那智海水浴場」など風光明媚なスポットも充実しています。観光の際は、勝浦温泉の宿を選んでみてはいかがでしょうか。

那智勝浦温泉

住所〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦

アクセス《車》熊野大泊ICから約50分《電車》JR「紀伊勝浦駅」から徒歩約6分

電話番号0735-52-5311(那智勝浦観光機構)

URLhttps://nachikan.jp/spa/

 

古風な魅力あふれる「湯の峰温泉」

湯の峰温泉
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

●エリア:熊野

4世紀頃に熊野の国造・大阿刀足尼(おおあとのすくね)が発見したとされる「湯の峰温泉」は、開湯から1,800年以上もの歴史を誇ります。日本最古の湯として知られ、古くから熊野詣の途中に立ち寄る名湯として親しまれてきました。

日によって湯の色が変化する岩風呂「つぼ湯」は参詣道の一部に含まれ【世界遺産】にも登録されています。

昔懐かしい公衆浴場もあるので、熊野ならではの温泉情緒を心ゆくまで堪能してみましょう。

湯の峰温泉

住所〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮100-1

アクセス《車》南紀田辺ICから約1時間10分《バス》JR「紀伊田辺駅」から明光バス・龍神バスで約2時間、バス停「本宮大社前」からすぐ

電話番号0735-42-073

URLhttps://www.hongu.jp/onsen/yunomine/(熊野本宮観光協会)

 

和歌山で食べたい!【ご当地グルメ】6選♪

海の幸にも山の幸にも恵まれた和歌山県。旅行で訪れたならば、ぜひとも味わいたいご当地グルメをチェックしておきましょう。

お寿司、お好み焼き、ラーメン、魚料理など、イチオシの和歌山グルメ6選を紹介します。

南紀のおにぎり「めはり寿司」

めはり寿司
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

紀州・熊野地方の郷土料理「めはり寿司」は、高菜の漬物でごはんを包んだシンプルなご当地グルメです。「南紀のおにぎり」として、地元の人はもちろん観光客からも人気を集めています。

数百年前には労働者のお弁当として親しまれ、もともとは麦飯が使用されていました。ソフトボールほどのサイズだったことから食べる時には大きな口を開け、目を張る寿司ということで、「めはり寿司」と呼ばれるようになったと伝えられています。

 

和歌山風のお好み焼き!?「せち焼き」

せち焼き

和歌山県御坊市のご当地名物「せち焼き」は、焼そばを卵で固めたグルメです。

見た目はお好み焼きのようですが、小麦粉は使用しないのがポイント。発祥の店は、地元で愛されるお好み焼き屋「せち焼きの店やました」です。

当時は、鉄板焼きを提供する駄菓子屋であり、お客さんのリクエストから生まれた奇跡のグルメです。料理の名前は、「無茶苦茶にする」「いじめる」といった意味を持つ御坊弁の「せちがう」に由来しています。

 

学校給食にも出てくるソウルフード「鯨の竜田揚げ」

鯨の竜田揚げ

和歌山県の郷土料理として知られる「鯨の竜田揚げ」は、ひと口大にカットした鯨肉に片栗粉をまぶし、カラッと揚げたものです。

戦後には貴重なタンパク源として親しまれたメニューであり、生姜汁と醤油で付けられた下味がポイントとなっています。

本格的な国内捕鯨は、江戸時代に和歌山県太地町で始まったそうですが、「鯨の竜田揚げ」のルーツはなんと1,000年以上も前に遡るといわれています。和歌山県内では今でも給食の定番メニューです。

 

注目度上昇中♪「和歌山ラーメン」

和歌山ラーメン
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

地元では「中華そば」と呼ばれている「和歌山ラーメン」。その特徴は、なんといっても3パターンに分けられるスープです。

醤油系スープは、和歌山市内を走る路面電車の停車場にズラッと軒を連ねていた屋台が発祥の味。見た目に反して、あっさりとした後味です。全国的な「和歌山ラーメン」のイメージに近い豚骨醤油系スープは、深いコクとまろやかな舌触りが魅力。

さらに、どちらにも当てはまらない3つ目のスープを扱うラーメン店も登場しているので、お気に入りの一杯を見つけてみましょう。

 

名物!紀州の梅を挟んだ「たなべぇサンド」

たなべぇサンド

梅の風味が決め手の「たなべぇサンド」は、紀州田辺の名物サンドイッチです。

梅の王様である「紀州南高梅」を使用した名物サンドは、伝統調味料「梅びしお」と「紀州うめどり」を使用することがルール。サンドイッチ、ハンバーガーなどお店によってアレンジがされているので、気になるお店のサンドを食べてみましょう。

「梅干はご飯のお供」という常識を覆す新感覚グルメを、ぜひご賞味あれ。

 

絶品♪高級魚「クエ料理」

クエ料理
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟

クエは九州地方では「アラ」、関東地方では「モロコ」と呼ばれている魚です。

高級魚として知られるクエを味わうならば、本場である和歌山県は外せません。特に、日高町ではクエが冬の名物となっていて、クエ鍋、薄造り、刺身、天ぷら、押し寿司など、様々なクエ料理が楽しめます。

クエの白身はほど良く脂が乗っていて、ちょっと怖い顔つきからは想像できない上品な味わい。冬の魚というイメージがありますが、実は産卵前となる夏も脂が増して絶品です。

 

世界遺産・温泉・グルメに大充実の和歌山観光を楽しもう♪

ダイナミックな自然や歴史ある寺社が魅力の和歌山県。世界遺産を巡るだけでなく、日本最古といわれる温泉や、和歌山発祥のご当地グルメなど楽しみは尽きません。

和歌山の観光情報をしっかりとリサーチして、大充実の旅に出かけましょう。

旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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