ロイヤルスイート

沖縄【星野リゾート】5つのホテルの魅力を解説「旅の目的から、おすすめホテルが分かる!」

更新:2021/10/13

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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。
※記事内で宿泊代金を明記しておりますが、宿泊日数や時期、お部屋のカテゴリーによって料金が変動します。あくまでも目安としてご覧ください。

日本全国で「星のや」や「リゾナーレ」といったブランド名で宿泊施設を展開する星野リゾート。その土地の雰囲気を感じられるサービスや居心地のよさ、きめ細やかなおもてなしで幅広い世代から人気を集めています。沖縄県内にある星野リゾートの施設数は、沖縄本島と沖縄離島に合わせて5つです。本記事では、それぞれの施設の特色や魅力を余すことなくご紹介します。

沖縄にある5つの星野リゾート「こんな人におすすめ!」

【星のや沖縄】
・ホテルステイを楽しみたい
・海をゆっくりと眺めたい
・グルメを自由に楽しみたい(ギャザリングサービス)
・海を望むインフィニティープールを一年中楽しみたい
・琉球文化を体験したい

【OMO5沖縄那覇】
・都市観光を楽しみたい
・那覇でディープな滞在を満喫したい
・カップル・お友達旅行におすすめ

【星のや竹富島】
・ホテルステイを楽しみたい
・琉球文化を体験したい
・グルメを楽しみたい(琉球ヌーヴェル)

【リゾナーレ小浜島】
・ビーチを満喫したい
・アクティブに過ごしたい
・ファミリー・カップルにおすすめ

【西表島ホテル】
・南国の豊かな自然を楽しみたい
・充実したアクティビティを体験したい
・小学生以上の子どもを持つファミリーやカップルにおすすめ

各ホテルを詳しく紹介します!

沖縄本島・読谷村【星のや沖縄】2020年7月1日にオープン!

宿泊代金(目安):132,000円~(税・サービス料込、1室あたり)※食事別

「星のや沖縄」は、沖縄本島の中部に位置する読谷村(よみたんそん)の海沿いにあります。コンセプトは、ずばり「グスクの居館」。グスクとは、沖縄県で昔から要人の住まいや聖地として大切にされてきた場所のことです。

星のや沖縄は「グスクウォール」と名づけられた壁と美しい自然海岸に囲まれていて、一歩足を踏み入れればそこかしこに南国の植物が生い茂り、フルーツが実を付けています。まるで常夏の楽園のような景色の中でゆったりと流れる時間と潮風を感じながら、心おだやかになれるひとときを楽しみましょう。

魅力①冬でも泳げる!夕陽も美しい西海岸の海と続いているかのような「インフィニティプール」

プール
プール夕焼け

海に面している「インフィニティプール」は視界をさえぎるものがなく、水面が海とつながる一体感を味わえるのが魅力。40℃まで加温可能で、一年中泳ぐことができます。冬でも水着になってリゾート感を楽しめるのは嬉しいですね。

プールはエリアによって深さが異なり、崖からせり出すように作られた部分は水深140cm。ぷかぷかと浮けば、地球に抱かれているような感覚を味わえますよ。目の前に広がる海は時間ごとに色を変え、特に空と海が夕焼けに染まるサンセットタイムは格別です。

魅力②すべての部屋がオーシャンフロント!五感で沖縄を感じられる「客室」

海からの客室外観
土間ダイニング
客室

星のや沖縄の客室は全室オーシャンフロントで、海を望む眺めの良さはいうまでもありません。大きなテーブルが置かれた土間ダイニングがあり、海を感じながら食事やおしゃべりをゆっくり楽しめるのが特徴。「南の島の海辺で暮らす」という夢を叶えてくれます。さらにベッドルームの壁紙には、伝統工芸である「琉球紅型(びんがた)」のデザインが用いられ、色彩鮮やかな沖縄の動植物に囲まれて眠りにつくことができます。

客室

「ティン(天)」は広さ64㎡、定員2名の部屋です。土間ダイニングと水平線まで見渡せるテラスリビングを備え、大切な人と特別な時間を過ごすのにぴったり。一番コンパクトなタイプだからこそ、沖縄の海をすぐそばに感じることができ、まるで隠れ家へやってきたような濃密なひとときを楽しめるでしょう。

テラスリビング

「ハル(畑)」は広さ88~94㎡、定員4名のお部屋です。ずっと海を眺めて過ごしたい!という人におすすめの客室で、海辺のテラスリビングには大きなソファが置かれています。波音をBGMに本を読んだり、うたた寝をしたりと、ここでしかできない贅沢な過ごし方を見つけましょう。土間ダイニングからは畑が見え、生命力あふれる植物が心を癒やしてくれます。

客室はこのほかに「ティーダ(太陽)」と「フゥシ(星)」の全4タイプがあります。

魅力③沖縄がもっと好きになる!悠久の歴史と琉球文化を感じる「アクティビティ」

琉球空手
朝凪よんなー乗馬
泡盛酒造

星のや沖縄の敷地内には道場があり、伝統武術の「琉球空手」を習うことができます。開放的な空間で汗を流して、心と体を整えましょう。読谷村は、歩くリズムや馬の姿勢の優雅さを競う琉球競馬が盛んだった土地。歴史に想いを馳せながら、施設内の海岸を優雅に歩む乗馬体験「朝凪よんなー乗馬」もおすすめです。舌で沖縄を感じたい大人には、泡盛酒造の見学と試飲ができる「ゆんたんざ巡り~泡盛酒造~」が用意されています。

このほか琉球舞踊や乗馬、歌三線など、沖縄愛が深まるアクティビティにも注目です。

魅力④自分のリズムで海の恵みと山の幸をぜいたくに味わう「食事」

ギャザリングサービス

星のや沖縄の「ギャザリングサービス」は、シェフが下準備をしたメニューを客室の土間ダイニングで仕上げる、新しいスタイルの食事です。好きなタイミングで、できたての料理が味わえて、プライベート感とリゾート感のいいとこどりをできるのが魅力。周囲の目を気にする必要はないので、ゆっくりと時間をかけて料理を堪能できます。

琉球シチリアーナ

メインダイニングでは「琉球シチリアーナ」をコンセプトにしたコースが提供されています。世界的なリゾートとして知られるシチリア島の調理法と、沖縄の豊かな自然が育んだ食材を組み合わせた非日常のメニューは、味はもちろんのこと見た目も彩り鮮やか!シチリア料理でよく用いられるレモンの代わりにシークヮーサーが使われているなど、沖縄食材の新たな魅力を感じられますよ。

アクセス《車》那覇空港から約1時間

電話番号0570-073-066(星のや総合予約)

URLhttps://hoshinoya.com/okinawa/

沖縄本島・那覇市【OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート】2021年5月13日にオープン!

宿泊代金(目安):6,000円~(税込、2名1室利用時1名あたり)※食事別

外観

那覇市の中心部にオープンした「OMO5(おもふぁいぶ)沖縄那覇」は、那覇観光メインの人や沖縄が初めての人にも利用しやすい都市型のホテルです。

コンセプトは「バザールって、ちむどんどん♬」。「ちむどんどん」は胸がドキドキする、高鳴るという意味で、にぎやかな那覇そのものをバザール(市場)に見立て、那覇で過ごす楽しさを表現しています。世界遺産からグルメやショッピングまで、見どころ満載の那覇を遊び尽くしましょう。

魅力①ここから那覇観光に出発しよう!最新情報もチェックできる「OMOベース」

OMOベース

館内の「OMOベース」は、明るく開放的なフリーラウンジ。1階には誰でも利用できる「OMOカフェ」、2階には宿泊者限定の「ゆんたくライブラリー」があります。

ラウンジ内の「ご近所マップ」には、スタッフがオススメするお出かけスポットやお店の情報が満載!お出かけ前にぜひチェックしておきましょう。

ライブラリーでは沖縄の工芸品がディスプレイされた癒やしの空間で、のんびりとホテルステイを楽しめます。

魅力②寝るだけじゃもったいない、コンパクトながらくつろげる「客室」

やぐらルーム 

「やぐらルーム」は広さ19.74㎡、最大で4名まで宿泊できる部屋です。和紙畳の床にダブルベッドにもなるくつろぎソファが置かれ、その上にはロフトのようなやぐら寝台が備え付けられていて、まるで秘密の隠れ家のよう。家族や友人同士、仲良しグループなど、メンバーや人数に合わせて多彩に使えるスタイルが魅力です。

ダブルルームの写真

「ダブルルーム」は広さ19.8㎡、最大で3名まで宿泊できるお部屋です。窓際に設置されたくつろぎソファは、大人が足を伸ばしてゆったりできるビッグサイズ。3名で利用するときにはベッドに早変わりします。ダブルベッドが幅160cmと大きめなのもうれしいポイントですね。ゆったりと体を預けて旅の疲れを存分に癒やしましょう。

このほかツインルームも用意されていて、客室は全3タイプとなっています。

魅力③街歩きこそ旅の醍醐味!新しい那覇に出会えるサービス「Go-KINJO(ゴーキンジョ)」

OMOレンジャー「裏国際通りさんぽ」
OMOレンジャーツアー(スーパーマーケット)

「Go-KINJO」のサービスは、「ご近所マップ」と「ご近所ガイド OMOレンジャー」の2本柱。「ご近所マップ」の情報を元にお出かけするのも楽しいものですが、那覇という街を120%満喫したいなら、「OMOレンジャー」と一緒に街歩きしてみましょう。

たとえば「裏国際通りさんぽ」のツアーでは、OMOレンジャーのガイドつきで誰もが知っている那覇のメインストリート「国際通り」の裏側を散策できます。地元の人に愛される老舗店やレトロな風景に出会えますよ。

アクセス《モノレール》ゆいレール「県庁前駅」から徒歩6分、ゆいレール「美栄橋駅」から徒歩8分《車》那覇空港から約10分(国道58号沿い)

電話番号0570-073-022(統合予約)

URLhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/

沖縄離島・竹富島【星のや竹富島】

宿泊代金(目安):91,000円~(税・サービス料込、1室あたり)※食事別

星のや竹富島

竹富島は、石垣島から船で10分~15分の海に浮かぶ離島です。水牛がのんびりと車を引く水牛車が名物の島で、ここにある4つ目の集落「星のや竹富島」のコンセプトは「ウツグミの島に楽土」。ウツグミとは力を合わせて助け合うという意味の言葉で、現在まで島民が大切にしてきたこと、そして竹富島を訪れる旅人が大切にすべきことをそっと教えてくれます。

ゆったりと流れる時間の中で、星の砂で知られるビーチや沖縄の原風景を堪能しましょう。

魅力①暮らすように旅をしよう!伝統の町並みに合わせて誕生した「4つ目の集落」

施設内の白砂の小路

竹富島には、現在「東」「西」「仲筋」という3つの集落があります。集落の景観は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていて、星のや竹富島も「竹富島景観形成マニュアル」に基づいてデザインされました。

敷地内にあるのは、木造平屋造りの伝統的な外観を備えた48棟の独立型客室。屋根にはシーサーがちょこんと乗り、まるで島の民家を訪れたような感覚を覚えます。これが「4つ目の集落」といわれる理由であり、星のや竹富島の最大の魅力です。

魅力②屋根の上には個性たっぷりのシーサー!気持ちのいい南風が吹き込む「客室」

外観写真

「キャンギ」とは、竹富島の言葉でイヌマキの木のことです。こちらのタイプは客室の広さが53㎡で、2名で宿泊できます。唯一の和室タイプの客室で、床には琉球畳が敷き詰められ、畳敷きの広い空間は思わず寝転がりたくなる心地よさ。窓からはサンゴ石の石垣や南国の花々が見えて、自宅にいるかのようなくつろぎとリゾート感を同時に楽しめます。

ズーキ

「ズーキ」とは竹富島の言葉でデイゴの木のことです。こちらのタイプは客室の広さが最大66㎡で、定員は2~3名となっています。洋室タイプの最も広い客室で、素足になりたくなるフローリングの床や大きなソファが魅力。家族や大切な人と語り合うもよし、それぞれのペースで思い思いの時間を過ごすもよしの、いつまでも滞在したくなる部屋です。

このほかにキングサイズベッドと大きなお風呂がある「ガジョーニ(ガジュマル)」、1室限定の「トーナチ(ハスノハギリ)」という客室も設けられています。

魅力③島の食材とフレンチ技法の出会いが見事なハーモニーとなった「食事」

琉球ヌーヴェル
琉球ヌーヴェル

本州ではお目にかかれない魚介類や、島で育つハーブの数々など、離島ならではの食材を生かすべく取り入れられたのはフランス料理の調理法でした。独創的な料理は、フランス語で「新しい」を意味するnouvelleという言葉を取り入れて「琉球ヌーヴェル」と名づけられ、唯一無二の味わいをもたらしてくれます。

ここで味わえるのは、地元で古くから育てられている薬草やジビエも取り入れた新しい沖縄のグルメです。食器には、沖縄の陶芸家である大嶺實清氏が手がけた色鮮やかな、やむちん(焼きもの)が使われています。

魅力④ゆったり、のんびりの「島時間」を満喫!水牛車にも乗れる「アクティビティ」

織りあそび
シーサー作り

竹富島を訪れたら、ゆるゆると流れる島時間に身を任せましょう。伝統のミンサー織りと同じく、島の草木で染めた糸でつくる「織りあそび」や、沖縄の魔除けとして知られるシーサーを手作りできる「シーサー作り体験」に打ち込めば、手を動かしているうちに心まで穏やかになれるでしょう。名物の水牛車に乗るなら、さわやかな朝日を感じながら島内の集落を巡る「朝の静けさ 水牛車散歩」がおすすめです。

アクセス《車》石垣島「石垣港離島ターミナル」から船で10分~15分、竹富港から車で約7分(送迎あり)

電話番号0570-73-066(星のや総合予約)

URLhttps://hoshinoya.com/taketomijima/

沖縄離島・小浜島【星野リゾート リゾナーレ小浜島】

宿泊代金(目安):24,000円~(税・サービス料込、2名1室利用時1名あたり)※朝食付

ホテル全体像

小浜島は、石垣島から船で約25分のところに位置する沖縄県の離島です。NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台にもなったこの島に建つ星野リゾートは「リゾナーレ小浜島」。島東部の約36万坪という広大な敷地にわずか60室のオールスイートタイプの客室が立ち並び、プライベート感あふれるリゾートステイを堪能できます。周囲には生命力あふれる植物が生い茂り、透き通る海もすぐそこにあるので、離島の大自然からパワーをもらいましょう。

魅力①海と空に囲まれて深呼吸!離島の大自然を素肌で感じる「アクティビティ」

朝焼け海上ラウンジ
モビリティヘブン

専用ラウンジに乗り込み、波間を漂いながら朝を迎えられる「朝焼け海上ラウンジ」は、東側に太平洋を望むリゾナーレ小浜島だからこそ楽しめるアクティビティです。
海一面が朝焼けに染まる幻想的な景色を堪能しつつ、フレッシュな果物とフルーツジュースで体を目覚めさせましょう。広大な敷地で電動モビリティをダイナミックに楽しむ「モビリティ・ヘブン」のうちのひとつである電動キックボードでの散策もおすすめです。

魅力②全室がスイートルーム!ラグジュアリーな空間で特別なひとときを過ごせる「客室」

ロイヤルスイート屋外

リゾナーレ小浜島の客室はヴィラタイプで、しかもオールスイート。といっても華美に飾り立てているわけではなく、小浜島の自然と調和したシンプルな美しさを備えています。ホワイトを基調とした内装は決して他人行儀ではなく、ぬくもりや自然の美を感じさせてくれるもの。特別な人とのリゾートステイや、記念日を過ごすのにもおすすめです。

デラックススイート

「デラックススイート」は広さ64㎡、4名まで利用可能なお部屋です。ラグーンに面していて、水面を吹き抜ける風がリゾート感を高めてくれるのが魅力。日本にいることを忘れてしまいそうですよね。ハリウッドツインのベッドに、シャワーブースつきの広々としたバスルームと、機能面でも申し分ありません。

ロイヤルスイート

「ロイヤルスイート」は広さ95㎡、4名まで利用できるお部屋です。リゾナーレ小浜島で1番広い客室で、テラスにはプライベートプールとジェットバスが備えつけられています。プライベート感と開放感が同居する空間は、憧れの高級リゾートそのもの。一生の思い出を作りましょう。

客室はこのほかに「アンバサダースイート」と「スーペリアスイート」があり、全部で4タイプです。

魅力③視界いっぱいのエメラルドグリーン!南の島らしさ100%の「ビーチ」

ビーチプール

島の東端にあるリゾナーレ小浜島はビーチに囲まれているので、少し歩けばそこが絶景ポイント。透き通る海はネガティブな気持ちを吹き飛ばしてくれるほど美しく、エメラルドグリーンをふち取るように白い砂浜がどこまでも続いています。

パノラマの海を眺めているのに飽きたら、シュノーケリングや電動SUPボードで飛び込んでみても楽しいですよ。日が落ちて夜になれば、都会では絶対に見られない満天の星が頭上に広がり、昼間とは違った一面を見せてくれます。

魅力④ナイスショット!日本の最南端・最西端のコースでプレイする「ゴルフ」

小浜島カントリークラブ

小浜島には、日本最南端と日本最西端のティーグランドを備えたゴルフ場「小浜島カントリークラブ」があります。冬でも温暖でプレイしやすいうえ、鮮やかな緑をたたえる芝生と原生林の向こうには海が広がり、眺望はばつぐん。青い海や空めがけてナイスショットを狙いましょう。アメリカンスタイルのコースはバンカーや池が絶妙に配置されているので、ゴルフ熟練者も十分楽しめます。

アクセス《車》石垣島「石垣港離島ターミナル」から船で約25分、小浜港から車で約10分(送迎あり)

電話番号0570-073-055

URLhttps://risonare.com/kohamajima/

沖縄離島・西表島【星野リゾート 西表島ホテル】

宿泊代金(目安):14,000円~(税込、2名1室利用時1名あたり)※朝食付

石垣島から船で約45分の西表島(いりおもてじま)は、島の大部分がうっそうとした亜熱帯林のジャングルに覆われている離島です。島の西部にある「西表島ホテル」は、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指しているホテルで、自然との共生や自然保護に力を入れているのが特徴です。

ここで堪能できるのは、野性味あふれる西表島の自然を全身で感じられ、冒険心を呼び起こすアクティビティ。ホテルの取り組みに触れることで、自分の生き方や考えを見つめ直すきっかけになるかもしれません。

魅力①1WAYプラスチックの消費を減らし、使い捨てのグッズを扱わない「エコロジカルなホテル運営」

ウォーターサーバー
ゴミにならない歯ブラシ(イメージ)
レンタルボトル

ホテル西表島では、ペットボトルの飲料が販売されていません。その代わり館内にはウォーターサーバーがあり、マイボトルを持っていけば無料で利用できます。マイボトルをお持ちでない方には、マイボトルレンタルを実施しています。さらに、ホテルには定番ともいわれるアメニティも提供されず、持参することが推奨されています。忘れたときはショップで購入できますが、そちらも使い捨てではありません。

魅力②2021年7月、世界自然遺産に登録!希少な自然を観察できる「ネイチャーツアー」

ネイチャーツアー

2021年7月、西表島は奄美大島、徳之島、沖縄島北部とあわせて世界自然遺産に登録されました。これは、広大な原生林にイリオモテヤマネコやカンムリワシといった固有種や希少種が暮らしているこの島が、人間の開発によって荒らされておらず、本来の自然のままの姿を保っているということ。「ネイチャーツアー」では、知識を持ったナチュラリストガイドの案内で西表島の自然に足を踏み入れ、珍しい植物や生きものを観察することができます。

魅力③国の特別天然記念物を悲しいロードキルから救おう!「イリオモテヤマネコの保護活動」

イリオモテヤマネコの学校

ロードキルとは、野生生物が道路を走る自動車と衝突し、命を落としてしまうことです。高速で走る自動車は、絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコにとって危険そのものです。

西表島ホテルでは、軽井沢で人とクマとの共存のために活動している「ピッキオ」の指揮のもと、イリオモテヤマネコの保護を目的としたロードキル防止に取り組んでいます。イリオモテヤマネコや島の自然についての理解が深まる「イリオモテヤマネコの学校」にもぜひ参加してみましょう。悲しい事故を防ぐためにどうすべきなのか、ドライブ前に確認してみてください。

魅力④自然を堪能したらお部屋で一休み!快適に過ごせる広々とした「客室」

客室(ロフトルーム)

「スーペリアロフト」は広さ42㎡で、3名または4名まで利用できる最上階の部屋です。ロフト部分にもベッドが設置されているので、家族やグループでの旅行にぴったり。大きな窓の外には西表島の自然と空が広がり、身も心も包み込んでくれるやさしい南風が吹き込んで、都会の喧噪を忘れさせてくれます。

客室(デラックスツイン)

「デラックスツイン」は広さ54㎡、最大4名まで利用できるお部屋です。広々としたテラスと、日差しが降り注ぐデイベッドつきなので、ホテルでゆっくりとくつろぎたい人にぴったり。自然の音に耳を澄ましながら本を読んだりまどろんだりと、ただ時間の流れに身を任せて過ごせます。

アクセス《車》石垣島「石垣港離島ターミナル」から船で約45分、上原港から約10分(送迎あり)

電話番号0570-073-022(宿泊予約)

URLhttps://iriomotehotel.com/

沖縄本島・読谷村【星野リゾート バンタカフェ】

バンタカフェの全体像

読谷村の「星野リゾート バンタカフェ」は、海まで徒歩0分のリゾートカフェです。「星のや沖縄」に隣接し、面積は1,600㎡と、海カフェとして日本最大級の規模を誇ります。

「バンタ」とは、沖縄の言葉で崖や絶壁のこと。海を見渡す崖の上に建つことからこの名がつけられました。入り口を抜けると、目の前にはうっとりするほどの絶景が広がります。お腹がすいたときや休憩に立ち寄ってみてください。

魅力①どこで過ごすかは心のおもむくままに!気分で選べる特徴的な「4つのエリア」

バンタカフェには、開けた視界が魅力の「大屋根デッキ」、海へと続く道すがらにある「海辺のテラス」、自然の中で涼める「岩場のテラス」、ソファが用意された「ごろごろラウンジ」の4エリアがあります。好きな場所でくつろぐことができて、移動も自由。各エリアからの景観は時間帯や天気によっても変わるので、一期一会の景色を楽しみましょう。

大屋根デッキ夕景

「大屋根デッキ」は、まるで大きな船のデッキに上っているかのような開放的な景色が魅力のエリアです。照りつける太陽を防いでくれるひさしもあって、リゾート感たっぷり。流れていく雲や刻一刻と色を変える空を眺めていたら、時間がたつのも忘れてしまいそうですね。

海辺のテラス

崖からビーチへ向かう小径にあるのが「海辺のテラス」です。琉球畳を模した床には座布団が置かれ、沖縄らしい穏やかな雰囲気が漂います。海にも近く、波の音をBGMにおしゃべりに興じるもよし、1人で海風を感じるのもよし。ほっとくつろげるエリアです。

岩場のテラス

「岩場のテラス」では、植物や大きな岩が心地よい空間を作り出しています。自然の邪魔にならない場所にウッドデッキやロッキングチェアが用意されていて、気分はキャンプに来たかのよう。特に岩陰のテーブルは、日陰と太陽のコントラストをワイルドに感じられ、冒険心をくすぐられますよ。

ごろごろラウンジ

「ごろごろラウンジ」は、ソファに寝そべりながら大きな窓越しに海や空を楽しめるリラックスエリアです。足を伸ばしてくつろぎながらおいしいスイーツをほおばれば、旅の疲れも忘れられるに違いありません。

魅力②スイーツもドリンクも軽食も!沖縄らしさがギュッとつまった「カフェメニュー」

ぶくぶくジュレソーダ

沖縄の伝統的な飲みもので、ふわふわの泡を味わう「ぶくぶく茶」からインスピレーションを得たのが「ぶくぶくジュレソーダ」です。透き通るソーダの上には雲のような泡がもこもこと立ち上がり、ソーダの中に浮かぶカラフルなジュレがリゾート感を演出します。

ちゅらーと コーン

「ちゅら」とは沖縄で「美しい」という意味の言葉です。こちらはマンゴーやグァバ、黒糖といった沖縄の名産品を使ったジェラートに、紅芋やゴーヤのチップスをトッピングして楽しむメニュー。照りつける太陽の熱さを忘れさせてくれるひんやり感と、沖縄ならではの味を堪能してください。

アクセス《車》那覇空港から約1時間

電話番号098-921-6810

URLhttps://banta-cafe.com/

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旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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