札幌市中央卸売市場

北海道でおすすめの市場10選【札幌に小樽、函館も!】

更新:2022/06/15

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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。

北海道旅行での醍醐味のひとつが、市場で新鮮な海鮮を楽しむこと。市場で楽しめるカニやウニ、エビやホタテにイクラといった海の幸たっぷりの海鮮丼、お寿司にラーメン、自分で具材を選べる勝手丼などは外せません。北の大地や海でとれる食材は安いうえにおいしく、お腹いっぱい食べられます。そんな北海道の食を楽しみたい人におすすめなのが、海産物から農作物まで、とれたての食材を扱うお店が集まる市場です。北海道で食べ歩きを楽しめるおすすめの市場をご紹介します。

【札幌】札幌中央卸売市場 場外市場〜人情あふれる60店舗!〜

札幌市の中心部からほど近い場所にある「札幌中央卸売市場」は、北海道中から食材が集まる場所です。一般公開されている場外市場には、新鮮な食材を販売するお店や、市場めしを味わえる食堂がずらりと勢ぞろい。

丼や定食が魅力の「お食事処 菊水食堂」、バリエーション豊かな海鮮丼が魅力の「味の二幸」、豚骨と魚のアラでとるスープが絶品のラーメン店「あらとん」など、どこへ行こうか迷ってしまうほどです。

このほかにも海鮮焼きそばやにぎり寿司など、旬の食材をふんだんに使ったグルメはどれもほっぺが落ちそうになるようなおいしさ。朝早くから営業しているお店もあるので、お目当ての店舗の営業時間をチェックしておきましょう。お菓子や加工品を売っているお店もあるので、おみやげ選びも楽しめます。

札幌市中央卸売市場

札幌中央卸売市場 場外市場

住所〒060-0011 北海道札幌市中央区北11条西21-2-3

アクセス《電車》地下鉄「二十四軒駅」から徒歩約7分または、JR「桑園駅」から徒歩約9分《車》JR札幌駅・大通公園・すすきのから約10~15分または、札幌西ICから約10分

電話番号011-621-7044

営業時間06:00~17:00(飲食店は07:00〜、店舗により異なる)

URLhttps://www.jyogaishijyo.com/

 

12種類ものった海鮮丼が美味しい北のグルメ亭

「ホタテもイクラもエビも、おいしい海鮮を全部食べたい!」なんていうときは、「北のグルメ亭」がおすすめです。12種類の新鮮な海の幸がのった海鮮丼は、具材が丼からはみ出すようなビッグボリューム。お米は丼に合うように開発されたオリジナルブレンド米が使われているという、徹底的なこだわりぶりが魅力です。

北のグルメ亭

住所〒060-0011 北海道札幌市中央区北11条西22-4-1

アクセス《電車》地下鉄「二十四軒駅」から徒歩約5分または、JR「桑園駅」から徒歩約10分《車》JR札幌駅・大通公園・すすきのから約10~15分または、札幌西ICから約10分(札幌駅から無料送迎あり)

料金海鮮丼:3,270円

電話番号011-621-3545

営業時間07:00~15:00(ラストオーダー:14:30まで)

URLhttps://www.kitanogurume.co.jp/shokudo/

 

【札幌】札幌二条市場〜観光地の近くで便利!125年の歴史を誇る〜

札幌テレビ塔や札幌大通公園から徒歩5分ほどで行ける「札幌二条市場」は、明治初期に漁師が石狩浜でとれた魚を売っていたことがルーツとされる、歴史ある市場です。市場としての規模は「札幌中央卸売市場」のほうが大きいものの、こちらは街中散策のついでに気軽に立ち寄れる立地のよさが魅力。

観光を楽しんでお腹がすいたら、生ウニを敷き詰めたぜいたくな丼が食べられる「魚屋の台所」、舟盛り丼やソフトクリームが名物の「小熊商店」などの食堂に足を運んでみましょう。

アーケードに覆われた市場の中はレトロな雰囲気が漂い、商店の店先にはカニやホッケ、ウニにイクラといった名物が並び、北海道らしさを五感で感じられます。生の魚介類のほか、おみやげとして持って帰れる加工食品や農作物も取り扱っています。

二条市場
二条市場
札幌二条市場

住所〒060-0053 北海道中央区南3条東1

アクセス《電車》地下鉄「バスセンター前駅」・「大通駅」から徒歩約5分

電話番号011-222-5308

営業時間07:00頃~18:00頃(店舗により異なる)

URLhttps://nijomarket.com/

 

【小樽】小樽中央市場〜居酒屋やバーも!地元民に愛される市場〜

札幌から日帰り可能で、風光明媚な観光地として知られる小樽にも市場が建っています。戦後すぐに建てられたバラックの仮店舗から始まり、移転の危機を乗り越え現在まで続いている「小樽中央市場」は、市民の台所として親しまれているスポットです。かつては、小樽の水産物をかついで道内各地へ行商に出向く「ガンガン部隊」と呼ばれた女性たちでにぎわったという歴史があります。

第1棟から第3棟まである市場の建物は、懐かしさを感じさせる外観が特徴。中には市場でおなじみの鮮魚店や精肉店だけでなく、居酒屋やバー、カフェといった個性豊かなお店が並び、小樽の雰囲気を味わいながらゆったり過ごせます。毎週火・金にはお買い物金額に応じてクジが引ける棒引抽選会が開催されているので、お得に楽しみましょう。

小樽中央市場

小樽中央市場

住所〒047-0032 北海道小樽市稲穂3-11-2

アクセス《電車》JR「小樽駅」から徒歩約3分

電話番号0134-22-5384

営業時間09:00〜18:00(店舗により異なる)、休み:日・祝

URLhttp://otaru-market.com/

 

【小樽】小樽三角市場〜安ウマがウリ!三角屋根の市場〜

「小樽三角市場」は、幅2mほどの細長い路地の両側に店舗が並ぶこぢんまりとした規模の市場です。三角市場という名前は、土地と屋根が三角形をしていることに由来しています。

戦後間もない1948年頃、駅前で商っていた露天商から始まり、現在は16店舗が軒を連ねています。昭和の時代から営業を続ける老舗もあれば、2010年代にオープンした新店舗もあり、アットホームで活気ある雰囲気が魅力。

とにかく安くておいしい北海道グルメが味わえます。長年にわたって名物の海鮮丼を提供し続けている「味処たけだ」や、3代続く老舗の「北のどんぶり屋」で海の幸を堪能しましょう。小樽駅のすぐ近くなので、行き帰りの途中に立ち寄って食事や買い物をするのもおすすめです。

小樽三角市場

小樽三角市場

住所〒047-0032 北海道小樽市稲穂3-10-162

アクセス《電車》JR「小樽駅」から徒歩約1分

電話番号0134-23-2446

営業時間06:00~17:00(飲食店は07:00~、店舗によって異なる)

URLhttp://otaru-sankaku.com/

 

【小樽】新南樽市場〜小樽で最も新しい総合市場!〜

「新南樽市場」は小樽で一番新しい市場です。市内に古くからある「南樽市場」が人気を集め、利用者が増えたことに対応するために1999年に新設されました。駐車場も店舗もかなり広く、地元の人が日常の買い物に訪れるのはもちろんのこと、観光客も大勢やってくるスポットとしても知られています。

20以上の店舗が並びますが、お食事処は少ないので、お買い物をメインに楽しみましょう。カニやサーモン、ホッケといった北海道名物が産地直送の価格で販売されていて、贈答用の高級品から日常的に楽しめるリーズナブルな一品まで、何でも手に入ります。魚のみそ漬けや一夜干し、といったお店ごとのオリジナル商品も要チェック。

徒歩圏内には複合商業施設「ウイングベイ小樽」もあり、ショッピングにぴったりのスポットです。

新南樽市場

新南樽市場

住所〒047-0008 北海道小樽市築港8-11

アクセス《電車》JR「小樽築港駅」から徒歩約15分《車》小樽ICから約3分《バス》バス停「小樽駅前」から北海道中央バスで約13分、バス停「新南樽市場前」からすぐ

電話番号0134-27-5068

営業時間09:00~18:00、休み:水

URLhttps://www.shin-nantaru.com/




 

【小樽】南樽市場〜小樽市民の台所!食材がなんでもそろう〜

小樽市に昭和初期に存在した「高砂市場」が太平洋戦争の影響で廃業し、終戦後に高砂市場の関係者が新たな市場創設のために尽力。その結果、1949年に誕生したのがこの「南樽市場」です。現在の建物は1968年に建てられたもので、昭和の面影を色濃く残しています。

昔懐かしい雰囲気の市場内には、鮮魚店や海産物店、青果店のほかに雑貨店や衣料品店が並び、何でもそろう雑多な雰囲気が魅力。

お食事処は新鮮なネタを使った握りが名物の「寿司処わさび」や、ラーメンや海鮮丼を楽しめる「まんまる食堂」、おいしいコーヒーでホッとひと息付けるコーヒーショップがあります。すぐに食べられるカマボコやお惣菜も販売されているので、小腹が空いたときに立ち寄るのもおすすめです。

南樽市場

南樽市場

住所〒047-0004 北海道小樽市新富町12-1

アクセス《電車》JR「南小樽駅」から徒歩約5分《車》小樽ICから約3分《バス》バス停「小樽駅前」から北海道中央バスで約8分、バス停「奥沢口」から徒歩約1分

電話番号0134-23-0722

営業時間09:00~18:30、休み:日

URLhttp://www.nantaruichiba.or.jp/

 

【函館】函館朝市〜食のワンダーランド!250店が集まる朝市〜

「函館朝市」の歴史は、戦後の立ち売りや露店にさかのぼります。もののない時代に人々の暮らしを支えた朝市はいつしか函館名物となり、日本各地のみならず海外からも観光客が訪れる人気スポットになりました。一番の魅力はそのスケールの大きさで、現在は複数のエリアに約250店舗が集結。

その中心となるのは、2014年にオープンした「函館朝市ひろば」で、各店の店先には山海の幸や珍味、北海道名物のお菓子などが並んでいます。飲食店やフードコートも併設されているので、腹ごしらえもバッチリ。

海鮮丼や魚介料理のお食事処が集まる「どんぶり横丁市場」、大人も子どもも楽しめるイカ釣堀が名物の「えきに市場」にも足を向けて、にぎわいを堪能しましょう。

函館朝市

函館朝市

住所〒040-0063 北海道函館市若松町9-19

アクセス《電車》JR「函館駅」から徒歩約1分

電話番号0138-22-7981

営業時間1月~4月:06:00~14:00過ぎ、5月~12月:05:00~14:00過ぎ(店舗により異なる)

URLhttp://www.hakodate-asaichi.com/

 

【函館】はこだて自由市場〜住宅地の中央にある市民の市場!〜

函館の住宅地に建つ「はこだて自由市場」は、1945年から営業を続けている函館市民の台所。鮮魚店や乾物店、珍味店が並び、購入したものをすぐに食べられる休憩所が設けられています。さらに2020年には「炭火焼きコーナー」が登場し、海の幸を市場の中で焼いて楽しむことができるようになりました。

お店で購入する際にその場で食べたいと伝えれば、さばいてもらえますよ。ご飯やお味噌汁も販売されているので、お手軽に自分好みのメニューが楽しめます。

イカ好きな人なら、釣りたての新鮮なイカを食べられるイカ釣堀にチャレンジしてみるのもおすすめ。毎月8日と18日の特売日には様々な商品がお得に買えるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

はこだて自由市場
はこだて自由市場
はこだて自由市場

住所〒040-0032 北海道函館市新川町1-2

アクセス《電車》JR「函館駅」から徒歩約10分《車》函館空港から約20分

電話番号0138-27-2200

営業時間08:00~17:30(店舗により異なる)、休み:日

URLhttp://hakodate-jiyuichiba.com/

 

【釧路】釧路和商市場〜好きなネタを好きなだけ!勝手丼が楽しめる〜

北海道の東部に位置する釧路の地で、釧路駅のすぐ近くに建つ「釧路和商市場」。リヤカーの露店から始まったこの市場の名前には、「わっしょい」というかけ声と「和して商う」という意味が込められています。ここの名物は、自分で好みの具を購入して作る「勝手丼」です。

お惣菜屋さんで白いご飯を買い、新鮮なネタを扱う鮮魚店で好きな具材を好きなだけ購入して盛り付ける自由なスタイルが評判を呼び、これを目当てに訪れる人も多数。好みの海鮮をたっぷり味わいましょう。

店舗数はおよそ50店舗で、海の幸をはじめ青果やお惣菜、お菓子なども取り扱っています。食事には軽食やお弁当を販売する「喫茶ポラリス」や、定食を食べられる「市場亭」もおすすめです。

釧路和商市場

釧路和商市場

住所〒085-0018 北海道釧路市黒金町13-25

アクセス《電車》JR「釧路駅」から徒歩約5分

電話番号0154-22-3226

営業時間1月~3月:08:00~17:00、4月~12月:08:00~18:00、休み:日(1月~3月)
※日曜営業の場合:08:00~16:00、12月の日曜:08:00~18:00

URLhttps://www.washoichiba.com/

 

【稚内】稚内副港市場〜レトロな内装がおしゃれ!〜

北海道の最北部、宗谷湾を望む稚内港に建つ「稚内副港市場」は2007年に開業した新しいショッピング&グルメスポットです。2021年4月3日には市場棟が新装オープンし、とれたての海の幸がずらりと並ぶ鮮魚店をはじめ、海を眺めながら海鮮料理が味わえるレストラン、くつろげるカフェが営業中。

ここへ行ったら、昭和の雰囲気が漂うレトロな内装もチェックしておきましょう。かつての稚内港駅舎を再現したエリアや、ダイヤル式の公衆電話が設置されたたばこ店の風景などは映画のセットのようで、写真映え間違いなし。さらに無料で入れる資料館「稚内市樺太記念館」も併設されていて、稚内の歴史を学びつつ観光を楽しめるスポットです。

稚内副港市場

稚内副港市場

住所〒097-0021 北海道稚内市港1-6-28

アクセス《電車》JR「稚内駅」から徒歩約13分《車》豊富北ICから約30分または、稚内空港から約20分《バス》バス停「稚内駅前バスターミナル」から宗谷バスで約5分、バス停「港2丁目」から徒歩約1分

電話番号0162-29-0829

営業時間魚常明田鮮魚店:08:00~18:00(冬期:09:00~17:00)、てっぺん食堂:06:30~09:00(夏季のみ)および11:00~15:00、海鮮丼専門店 魚常:11:00~15:00、カフェ Potto:08:00~17:00(冬季:09:00~16:00)、稚内市樺太記念館:10:00~17:00

URLhttps://fukkoichiba.hokkaido.jp/

 

北海道にある市場マップ

 




旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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